「クロニカ-太陽と死者の記録-」粕谷知世(ちせ) 2001新潮社
第12回ファンタジーノベル大賞受賞作
インカ、16世紀、ミイラからの口伝
言葉、文字、存在、神
作者の方から「楽しんで書きますので、一生懸命読んでね」って言われている感じ。
360ページ余りなのですが、他の小説なら1500ページ分の内容が詰まってますね。
読むのもそれに見合った時間がかかりました。
最終章、「おまいら、こんな本(文字)を読んでないで仲間と遊べ(話せ)」
文字奴隷
マンコ
この本の中では、マンコ・インカ皇帝が語られる部分がそれなり(百回以上?)にあって、「マンコ」と書かれているたびに反応してしまう中学36年生でした。
P133「そう、私はマンコでもある」
パパ汁・・・パパってジャガイモですけどね。