「ブラック・ジャック・キッド」久保寺健彦 2007新潮社
第19回日本ファンタジーノベル大賞(優秀賞)
これくらいの作品はいくらでもありそうな気がしたけど、まあ、それなりに楽しく読みました。
ファンタジーはとってつけたような感じで、「なぜこんなのが?」という疑問が拭えません。
ああ、そうだ。「鉄塔 武蔵野線」と同じ臭いがするんだ。
ドラマ原作大賞、パピルス新人賞を同年に受賞している作家ということで、裏で力が働いていたのかな~。
作品は楽しく読めるんですよ。
すごく読みやすい。
『対決』なんて、「うらやましー」って悦んじゃったし。