2007 名古屋 ダリ展

2007-06-29 | ◆Photo Diary


正直言ってちょっと期待はずれでした。
こちらの期待が大きかった分、展示物の内容に
ちょっとがっかりでした。
大リーグの試合を観に行ったら、
マイナーリーグの知らない選手が沢山出ていて、
肩透かしをくったような気分でした。

一美術館の所蔵作品を中心にと言うことですから、
世界中に散らばっている大作までは、そうそう簡単に
集まってくるなんて期待はしていませんでしたが、
それでもミ-ハ-的にそれなりのメジャー作品は、
もう少しあるんじゃないかと思っていた自分が×でした…
でも、何で“パン籠”が名古屋には無いんだ?!
東京では出ていたんじゃないでしょうか???
ガラを描いた作品ももっともっと見たかったですね~
せめて福岡美術館のガラがここで見られていたら
こんなに失望しなかったかも…ワガママ?


▲館内の窓から見る木立。ダリの絵を見ていると、
 鳥怪獣の顔に見えてきます(笑)。

とりあえず感じたことを箇条書きにしておきます。
●あのダリでもデビュー当時は、印象派の影響をモロに
 受けた作品を描いていた(なんだか少しホッとする-笑)。
●展示物はアートに限らず、イラストレーションや
 舞台美術・衣装・インダストリアルデザイン・著書等、
 ダリを広く知りたい方には魅力的な展示かも。
●だまし絵的なダブルイメージの絵は、個人的には
 あまり好きになれない。
●しかし、それもこの人の好奇心の旺盛さの入り口で、
 後の作品もこういう作品があればこそか…
 好奇心の強さ、表現法方が結構POPだ(笑)と思う!
●若い頃は色男過ぎるぞ!
●晩年のダリの目は「芸術は爆発だっ!!」の
 岡本太郎と同じ目だ。



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2 コメント

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ダリ (かの)
2007-06-29 05:47:56
“パン籠”ありましたよ。
この絵はダリの作品の中でも群を抜いた傑作でしたよね?
なぜないのでしょう?
主催者は同じなのでしょうか?
国内を回る展示会は同じ絵画だと思っていたのですが。。。

ダリってものすごく好奇心が強くて行動的なタイプみたいですよね。
確かには映画に出てきてもいいようなハンサムでした(笑)
自由人ですよね~。
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確かに名作 (ndo)
2007-06-29 16:05:51
まさか見落としてはいないと思いますが…?
展覧会の期間が長い場合、前期・後期で一部差し替えという
ケースはありますけど…

同じ作品で巡回してはいますけど、
会場の広さとか諸事情で構成が変わるケースもあるでしょうが、
外すような作品では無いはずです。

理由は分かりませんが、複製画と差し替わっていた
作品もあって、 ちょっと悔しかったです。
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