気まぐれ猫の徒然の日々

気楽に、時々思いついたことなどを書きつづっていきたいと思います・・・。って、最近すっかり写真ブログになってるけど・・。

E-P1 TEST・雑感

2009-07-08 22:34:26 | カメラ

ではでは、今日も予告通り外で撮った写真と、操作感等の雑感総括である。  ああ、なんて上から目線な言い方なんだ。




露出時間 : 1/400秒
レンズF値 : F3.2
レンズの焦点距離 : 42mm
レンズ情報 : ZUIKO 17mm f2.8




露出時間 : 1/25秒
レンズF値 : F5.6
レンズの焦点距離 : 42mm
レンズ情報 : ZUIKO 14-42mm f3.5-5.6




露出時間 : 1/40秒
レンズF値 : F4.4
レンズの焦点距離 : 25mm
レンズ情報 : ZUIKO 14-42mm f3.5-5.6




露出時間 : 1/50秒
レンズF値 : F4.0
レンズの焦点距離 : 14mm
レンズ情報 : ZUIKO 17mm f2.8


共通データ

メーカー名 : OLYMPUS IMAGING CORP.
機種 : E-P1
ソフトウェア : OLYMPUS Master 2.20W
露出制御モード : 絞り優先AE
ISO感度 : 100
自動露出測光モード : 分割測光


天気が悪かったんで、シャッタースピードが稼げなかった。
ついでに、コンデジでの撮り方と同じく、腕を伸ばして撮るので、微妙に手ぶれをしている。
うーむ、下手くそ・・・・。
手ぶれ防止モードはONにしているのだが、感覚的にNikonのVRより効きが悪い気がする。
慣れて無いせいかなぁ。

シャッターは良い感じ、シャキッとした感じのシャッター音もなかなか良い。
ちょっとキヤノン機のシャッター音に似てるかも。
ミラーレスのおかげで、振動も少ないし、撮っていて楽しくなるカメラだと思うぞ。


写真を見ての感想としては、周辺部の収差が結構ある。
像も多少流れているし、色収差も出ている気がする。
ただ、今回は何の補正もかけてないんで結構眠い画像になっているが、ちょっといじってやればいい感じになりそうではある。


操作性に関しては、気になった点がいくつか有った。

まず一つ目。
FnとINFOボタンだが、メインダイヤルの盛り上がりからあまり離れてない位置に有るため、指が突起に引っかかっていまいち押しにくい。
FNボタンはもう少し上に、INFOボタンはほんの少し左に寄せてくれると押しやすくなると思うのだが。

二つ目。
各操作系がかなり軽く設定されていて、ちょっと触れただけで動いてしまい、予期せぬ動きをする事がある。
フォーカスリングの重さは良い感じなんだけどね。

三つ目。
俺は、フォーカスモードをAF+MFにして使っている。
で、E-P1は、このモードの時、フォーカスリングを触ると、自動的にフォーカス位置を拡大表示するようになっている。
ズームレンズの使用中、ズームリングの操作時に、フォーカスリングに触ってしまい、いきなり表示が切り替わってしまう事が再々あった。
それと、使う度いちいちアンロックスイッチを押しながらレンズを繰り出さなければならないのは結構面倒。

最後。
メニューがわかりにくい。
と言うか、その設定を変えるとどう変わるのかが、メニューを見ただけでは判らないのだ。
それに、フォーカス位置の変更の仕方がものすごく分かり難い上に、一発で出来ない。
自動では思ったところにフォーカスを合わせてくれない事が多く、マニュアルで位置を設定する事が頻繁にあるだけに、かなり使い辛い。

色々書いてみたけど、これらの不満は 「慣れていない。」 事もかなり関係していると思う。
慣れれば不満もだいぶ緩和されそうな気はするなぁ。


ただ、一つだけ完全にNG出しをしたいのが、17mmパンケーキレンズ用の 「ビュー・ファインダー」 の出来の悪さである。
これは、うちの個体だけの話かもしれないけど、ファインダー像が、樽型にひどく歪んでいる上、ぼやけて見える。
度の合っていない歪んだ眼鏡をかけている感じと言えばわかりやすいだろうか。
覗いていると吐き気がしてきそうなくらいひどい出来である。

サービスでの同梱品なので、「使えね~。」で済んでいるが、これで希望小売価格が一万円以上とは・・・、詐欺に近いと思うぞ。


このカメラ、ネット上で賛否両論が渦巻いているのは知っている。
見ていて面白いのは、このカメラを “コンパクトな一眼” と見るか、 “コンデジの進化版” と見るかで正反対の評価になっている事だ。

俺個人としては、こいつは “コンデジ” だと思ってる。
なぜなら、こいつとコンデジとの違いって、シャッターが 「フォーカルプレーンシャッター」 になっている事くらいだからだ。
レンズ交換式のレンジファインダー機って言うのは普通に存在するし、撮影方法に関しても、コンデジと何ら変わらない。

フォーカスに関しても一眼レフの “位相差検出” では無く、コンデジと同じ “コントラスト検出” である。 (メーカーは「ハイスピードイメージャAF」と呼んでいるが・・・。)

「これのどこが一眼なんだ  」、と思うのだけれど。
たとえメーカーが 「マイクロ一眼」 と呼んでいてもね。

実際の立ち位置として、コンデジ以上、一眼以下って所だと思う。
実際の写りもそんなところだしね。
ま、 “コンデジの進化版” と見るのが正当かと・・・。

で、 “コンデジの進化版” としてみれば、とても良い出来だと思うぞ。
なんだかんだ言いつつ、結構気に入っているし。
「こいつ一本で良い  」とは行かないが、気軽に持ち出して撮るのに最適だなと思っている。
長く、ゆっくりと付き合っていこうかなって気にさせるやつである。

ただ、小型で良いから、ストロボは付けてほしかったなぁ。
出来ればコマンドモード付きのやつ。
あと、135mm換算で、60~90mm位のマクロレンズが欲しいなぁ。


P.S.

と、言ってる側から本体交換になってしまった。
縮小無しの写真を見て気が付いた方もいると思うが、Live MOSセンサーの “白点不良“ である。

うーん、色々とデジカメを買ってきたが、いきなり不良品ってのは初めてだなぁ。
「OLYMPUSの商品管理が甘い。」 のが原因かどうかは判断の付けようもないし、たまたま、今まで運良く不良品に当たらなかっただけって可能性が高いと思う。
それに、すぐに新品交換って話になったから問題は無いし。
もっとも、在庫が無いんで、入荷待ちになってんだけど。

コメント
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