えーっと、新年早々仕事しかしていないので、いきなりネタが無い・・。
と言う事で、今日はカメラの思い出などを。
俺は、元々メカ好きである。
小さい頃から機械物が大好きで、当然のようにカメラも大好き。
家族で出かけた時は、親父のレンジファインダーカメラを借りて、写真を撮ったりしていた。
中学生になったある日、親がカメラを買ってくれた。
今にして思えば、たいしたカメラでは無く、絞りは手動でスリットを切り替えるタイプの二段式。
パンフォーカスレンズで、ピント合わせさえ無く、当然シャッタースピードは固定式。
今で言う”レンズ付きフィルム”に毛が生えた程度の物だったのだが、当時、あまり裕福では無かった我が家にしてみれば、結構な買い物だったろうと思う。
いや、実際とてもうれしかった事を今でも覚えている。
それに、おもちゃみたいな物とは言っても、ちゃんとアクセサリーシューは付いていたし、シンクロターミナルも付いていた。
写りも結構良くって、少ない小遣いを貯めて買った小型のストロボと一緒に、あちこち持ち歩いた。
まあ、ホントに少ない小遣いだった為、フィルム代、現像焼き増し代などが非常に重く、そうそう沢山は撮れなかったのだが・・。
それでも、高校を卒業する頃まで、現役で働き続けてくれた。
ま、この頃は、撮す事が楽しくて、構図も何もあったモノじゃ無かったんだけどね。
高校を卒業し、一人暮らしを始めて、ドタバタと時が流れる中、写真と無縁の日々が続いていた。
地元に帰ってからは、しばらくして友人たちとチームを立ち上げ、”ジムカーナ”を始めた事もあり、走行記録を取る為、ビデオに傾倒していた時期である。
その後、チームの中心だった友人の転勤と、他の友人 (チームのメンバーでもあった・・。) 達が (俺も含めて) 、半年ほどの間にバタバタと結婚してしまい、有耶無耶のうちに、チームは自然消滅。
子供が生まれ、結婚生活が落ち着いた頃、また写真熱が再発。
かみさんを説得して、あこがれの一眼レフカメラをゲット。
モノは、安売りをしていたPENTAXのMZ-10という、ペンタミラーの入門機であった。
本を買い込み、色々と勉強しながら、小遣いの続く限り撮りまくった。
撮りまくったのだが・・・・、うまく行かない。
いくら撮っても、満足できる写真が撮れない。
撮っても撮っても、コンパクトカメラで撮ったのと大差無い写真しか撮れないのである。
「一眼レフの写りって、こんなモノ?」と、自分の腕の無さを棚に上げ、カメラのせいに・・・。
で、その前から一目惚れして、価格の高さに諦めていたF100を購入する事を決意。
・・・・、馬鹿である。
でも、F100で撮った写真は違った。
試し撮りで撮ったかみさんの写真の写りに感動・・。
今まで何枚撮っても、気に入った写真は一枚も撮れなかったのに、F100では、チラホラと撮れるようになった。
こうなると、どんどん写真にはまっていく。
ちなみに、この時同時に買ったレンズは、AFAi 28-105mm F3.5-5.6D と AFAi 70-300mm ED F3.5-5.6D 、AFAi 50mm F1.4D 。
AFAi 50mm F1.4D は未だに活躍中・・・、名玉である。
この頃、気合いを入れて撮るF100とは別に、気軽に撮れるカメラが欲しくなり、コンデジに手を出す。
”HI-LOWミックス構想”と名付けられたこの計画に登場したのが、COOLPIX-880である。
こいつもめちゃめちゃ良いカメラだったなぁ。
マニュアルモードは充実していたし、写りは抜群。
F100とこいつのおかげで、すっかりニコン教の信者に・・・。
と、言う所で続きは明日・・・。