気まぐれ猫の徒然の日々

気楽に、時々思いついたことなどを書きつづっていきたいと思います・・・。
諸般の事情で絶賛引きこもり中。

D300・・その2

2007-12-09 11:56:39 | カメラ

ええっと、D300のレビューである。


ピクチャースタイル"スタンダード"でRaw撮りをした絵を見た第一印象は、「D200より派手になったなぁ。」だった。
解像度は非常に高いし、色の乗りも良い感じ。
実際、ファインダーの良さも手伝って、すばらしい解像度である。

ただ、暗部にノイズが乗りやすいようで、全体に"ザラッ"とした絵になっている。
D200でも似たような傾向があったのだが、それともちょっと違う。
暗部のノイズ自体は、D200より少ないのだが、出ている範囲が広いのだ。
これはちょっと嬉しくない。
で、対応を考えているのだが、試しに減感撮影をやってみると、ノイズが大分減っている。

これが、ISO200のピクセル等倍の画像。


そのヒストグラム。 (切り取り前の元画像の物。)



こっちが、-0.7の減感撮影。


これもヒストグラム。


ISO200の方がノイジーなのと、減感撮影の方のヒストグラムがやや詰まっているのが判ると思う。
つまり、この方法だと、ノイズの少なさと、ダイナミックレンジがやや狭くなる事 (これは、Nikonも言っている。) がバーターになっている。
まあ、ヒストグラムについては、誤差範囲と言えば、そんな気もするが・・。

で、もう一つの方法。
デフォルトで掛かっている"輪郭強調"をしない事。
ただ、この方法だと、解像感と引き換えになっていく。

これが、ISO200でピクチャースタイル"スタンダード"ストレート現像のピクセル等倍画像。


こっちが、-0.7の減感撮影。


で、これが"輪郭強調"をしないで現像したISO200の画像。


ノイズの出方はこんな感じ。


同じく、-0.7の減感撮影画像。





ついでに、"輪郭強調"をしないで現像した画像に、アンシャープマスクで処理を行ってみた。

ISO200。


-0.7の減感撮影。



因みに、全て14bitのRawで撮影している。


うーん、画の立体感というか、自然な感じはISO200の方が上なんだよなぁ。
何となくってレベルだけど・・。
取り敢えずケースバイケースで使い分けるしかないのかな。
もうちょっと研究してみよう・・。


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