昨日の夕方、6時過ぎから走った。
久々に12.6キロを走ったばかりで、脚に疲れが残っているのではないかと思ったのだが、走り始めるとそれはまったくの杞憂だった。
不思議なものだ。
自然にストライドが伸びて、むしろ快調そのもの。
ここでまた調子に乗ってはまずいと、むしろ押さえ気味に走った。
スタートの時間が少し遅かったので、不忍池は1周半で帰路に向った。
上野公園、芸大を抜けて、三崎坂を下ると、団子坂の急坂が待っている。
しかし、いつもとちがってこの上りもさして苦にならない。
最後の保健所通りも、ほとんど疲れがない。
結局、タイムは60分ちょうど。
おそらくこれまでで一番早いタイムだろう。
とはいえ、仮にこのスピードでフルマラソンを走れたとしても4時間を超えるのだ。
なんという世界だろう。
身の丈にあった世界を生きるしかない。
六十路を楽しんでゆっくりと走ろう。
それでいい。
改めてそう思う。
そうは言っても、こうして普段走っていれば足腰もそれなりに鍛えられる。
9年前に、義弟のツンちゃんの故郷、北海道のルスツで生まれて初めてスキーをした。
ボーゲンを覚えるのに一日かかったが、カービングスキー板とルスツのパウダースノー、それにスキーの名手ツンちゃんのコーチよろしきを得て、たちまち上級者コースまで滑れるようになった。
また滑りたいと思いながら、それからとうとう今まで一度もそのチャンスがなかった。
が、ついにそのチャンスがやってきた。
明日から2泊3日で、湯沢に出かける。
ヒロちゃん・ツンちゃん夫婦が連れて行ってくれるのだ。
このジョギングの成果が、どうか明日からのスキーにも活かされていますように。