おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

M2の専門実習報告会が終わったようですね。

2012-06-21 21:27:49 | Weblog
あとは、教採の壁をよじ登り
修論の堀を乗り越えるだけですね。
もう、あっという間に院生生活は
終焉を迎えますよ。

>久しぶりに先生のブログを見て「お~!」となりました。
>実習での学びとブログの内容が一致している(笑)

なんてメールもいただきました。(笑)
その中にあった二つの質問を少し考えてみます。

>少人数教室に、休み時間算数のプリントが分からない子が
>集まってきます。「先生わからん攻撃」を受け、3,4人でも順番に回っていると時間は足りない、説明がゆっくりできない、
「もっともっと一人ひとりに丁寧に教えてあげたい」と思ってしまう私は過保護なのでしょうか?

「センセイ攻撃ですか」などと答えようとしている自分にちょっと自制をかけて
休み時間や放課後における補習学習での単元補習等における学習支援者の姿勢ととしては
過保護でも何でもないと思いますよ。

ただ、担任の先生なら、自分の授業への振り返りがまず必要なのではないでしょうか?
机間指導っていうか、教師が発問をして指示を出し個々の子どもたちにおける、その進行状況を
自分の目で確かめた上で、次のステップ(次の学習活動の指示や発問)につなげているかとか、
自分の発した発問の意味を、子どもたちが自分たちの持っている語彙力の中でしっかり理解しているかどうかとか
僕の見てきた院生の授業の流し方で気になっていたことですが、
一問一答になって、自分のイメージする授業を作りたいという思いが強すぎて
ひとりの子の答えでどんどん授業を進めていくというパターンになっていないかとか
いろいろ授業を検証した方がいいと思いますよ。

>最近子どもに「意味分かる?言ってる意味わかる?」と口癖のように聞いてしまうのですが、
これはあまりよくないのでしょうか?

学年やあなたとの関係にもよりますが
基本的にあなたの期待している答えは「わかった」という答えだと予測して
わかっていようがいまいが「わかっている」というのが素直な子の答えではないでしょうか?
それを確かめるのは「意味分かる?言ってる意味わかる?」とみんなに一斉に声をかけることではなく
ひとりひとりのノートやプリントを見ながら見つけていくのが
教師の仕事だと思うのですが・・。
コメント
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