神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

さよなら師匠

2021-06-23 13:23:00 | おうち時間
毎年、2月の節分に神楽坂では奉納獅子舞があって
商店街を獅子舞が厄を祓ってくれてました。

獅子舞は大神楽師さんが舞ってくれるのですが
今年の1月に師匠の鏡味仙三郎さんがお亡くなりに。
新聞に遺品の記事が出ていたので紹介させてください。


ガンで亡くなったとのことですが
ご家族は、お弟子さんは
ちゃんとお別れ出来ただろうか? とか心配してしまいます。
病院はコロナ禍で面会もできないと聞いています。

↓2020年の節分の写真


右で太鼓を叩いてるのが仙三郎師匠です。
この時はお元気そうだったのに。
ご冥福をお祈りします。

節分の獅子舞はすごく雰囲気も良くて
神楽坂らしくて好きです。
今年は中止でした。来年はやれるといいなぁ。

+++++++++++++++++

ここからまた私の愚痴になります。
長いのでスルーしてもいいですよ。


6月21日から7月11日まで
まん延防止等重点措置期間はお店を休業しています。

ですが先日、様子見でお店に行くと
ぐるなびの営業さんが立寄ってくれました。

少し世間話をしたのですが、
担当地域である池袋周辺なんかは
今回のまん延には従わない店が多い、とのこと。
神楽坂は従うお店が多いです、と言ってました。

たしかに私が見た感じでも
約三分の一が終日休業してて、他は営業してました。
何軒かはまん延完全無視営業もあったり。。。

営業している店の多くは
従業員の生活が成り立たない、のが理由だと思います。
それもワカル。


で、ウチは休業してますが

他のお店がお客さんでいっぱいだった、なんて話を聴くと
(やっぱり営業すべきなのか?)って悩むことも。
自分が元気なだけに、サボってるのか?って感じになる。
凹むのよ、それなりに。。。



今の世間は「赤信号、みんなで渡れば怖くない」みたいです。

でも、私は怖い。変異株暴走中らしいし。
せめてワクチン接種が
ヘルメットほどの防具になってくれたらいいけど。



私が新型コロナを怖がる一因に
以前、家族が肺炎で苦しんでいた姿を
ずっと見ていたのがあります。

肺炎、本当にあっという間に悪化します。

前にも書きましたが
晩御飯時には、平気で食べて話していたのに
朝になったら、呼吸困難で死にそうになるんです。
それが肺炎。

しかも、もし新型コロナに罹患したら隔離。
病気の時にベットにずっとひとり、なのも嫌。

自分が以前に入院した時、
人が来てくれるの、すっごく安心したんです。
それで乗り越えられた気がします。
それが出来ないの、すっごく怖いし、やっぱ嫌。

家族や友人知人、お客さん達にも
できれば、そんな思いはして欲しくないんです。



ウチの主人(経理担当)が言うには
協力金があればご飯は食べていける、とのこと。
ならばもう少し、我慢しようと決めたのです。

疫病退散、家内安全、健康第一。
早く気楽に働けますように。祈。


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