神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

ラベルならべて

2011-04-23 15:16:14 | Weblog
今年は桜が散るの早かったですね。
一週間が過ぎるのってハヤイ。。。

ブログの更新がなかなかできずに、お客さんから「大丈夫」と心配されてしまった。笑。
書くネタはたくさんあるんですが、ありすぎてまとめられない、というのが実情です

どうも、携帯の文字をチキチキ打つのが苦手(古い人間ですね)
パソコンのキーボード派なんで、更新が遅くて申し訳ない

こんなワタシですが、今後ともよろしく!!!



さて、先週。


グレイスワインの船橋さんと金子さんがダブルで来店!


右から船橋さん、ワタシ、金子さんです。
いつも記念写真?を撮り忘れて凹んでますが、今回はバッチリです。達成感があります。

おふたりはひと仕事終わった後らしく、かなりリラックスしてのご来店。ですが仕事の反省会のノリもあって、いわゆる「会社の裏話」的な内容を聞き耳ずきんをしていたワタシはニヤニヤです。笑。

大丈夫、約束ですからココには書きません( 知りたい人は直接ワタシにお尋ねください )



金子さんが面白いモノを持っていたので紹介しましょう。



グレイスワインの歴代ボトルラベル! 日本ワインの歴史?も感じます。
右が古くて、左が現在のモノになってます。


ハイ、一番右のラベル。ワインのボトルのはずなのに「Wine」も「ワイン」も表記無し。
かなりマイナーなお酒のイメージです。



右から2番目のラベル。ようやくイラストでぶどうが書かれて、ワイン?? って感じ
うっかり外国のワインと間違って買っちゃうカモ? と期待されていたようです。
金のラインが泣かせます。



真ん中。これは名刺ですね。この頃、金子さん船橋さん、グレイスワインに入社。
当時、山梨のワインといえばサドヤかルミエール。ネームバリューの低さに苦労したとのこと。



左から2番目。ようやく「甲州」にチカラが入っているワイナリーだと感じてきました!



左が現在の「グレイス甲州」 原研哉氏のデザイン で洗練された和洋のイメージに。

当時、原研哉といえば日本のトップデザイナーのひとりですよ。
そういう人にデザインを依頼しよう!と決めたところがスゴいです。エライ!
自分たちのワインを世界レベルにしよう、という意気込みがなくちゃ依頼できないよ。

以前にも書きましたが

ワタシがグレイスワインを訪ねるきっかけは「ラベルのキレイで美味いワインだな~」と思ったからなので、そういう切り口でボトルを手に取る人は多いハズですよ。原氏でしたらデザイン本のなかでも紹介されているから、ワインとは違う方面からの発信ができたでしょうね。
(ちなみに。新宿の無印良品で「グレイス甲州」売ってました。これだけでも購入層が変わるよね。)



ボトルに貼られた状態です。


ワタシがお店を手伝いはじめて、まだ数年ですが
その間の日本のワインの急成長には驚くべきモノがありますよ。素人目ですが。

田崎真也さんも言ってましたが、大切なのは業界全体の底上げなんだそうです。

酔えればいい酒 から 楽しく味わうワイン へ



金子さんがラベルを持っていたのはセミナーに使ったからだそうですが
こんな風に、ラベルから日本のワインの歴史に絡めてセミナーをしてみたり
なんていう展開も楽しいですよね。なにせ今は「 歴女ブーム 」ですし。

いろんな工夫で興味を引くって、大切ですね。勉強になりました

みんなで頑張って、いきましょうね




そうそう、グレイス茅が岳(赤)入荷しました
カベルネソーヴィニオン・マスカットベリーA・カベルネフランのブレンド。バランスの良い赤ワインです。

6月にはニューリリースされるワインもあるそうですので、お楽しみに!



スタッフさんが来店してくれると
引き寄せられて? お客さんがいっぱい来てくれます。相乗効果ですよ!

ワタシ的には、また裏話が聞きた~い
ぜひ、またのお越しを、お待ちしております


コメント
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