神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

いつか必ず

2011-03-19 23:09:36 | Weblog
みなさん、いかがお過ごしですか。

ご家族は無事でしたか? 知人と連絡はとれましたか?
情報が入るたびに心が痛みます。


ワタシは昨日ようやくパソコンの電源を入れ、
愛読していたブログやHPをチェックし、みなさまの様子を見たところです。
山梨も無事のようなので安心しました。


今週、お店は薄やみの中で営業をしておりました。


つねに楽しく呑む店でありたい、と思っていたので
こんな時に営業なんてできない、とも考えましたが

自分にできることが「極力、いつもと変わらない自分でいる」ことしかなく。。。
それに一人暮らしのお客さんたちは心細いだろう、みんなで励まし合おう、と思ったので。


でも

街を歩いて、挨拶しているうちに元気でてきました。


日が経つに連れて、ひとり、ふたりと常連さんが顔を見せてくれると
本当に安心したし、嬉しく、気持ちの満ちるのを感じました。

お越しくださったお客さんに、本当に感謝します。

また心配してくださった方々、まだ顔を見せていない常連さんたち

無事であれば充分です。落ち着いた時、ゆっくり呑みに来てください。
いまは無理せずに。ね。




いま、震災や津波、原発の事故などで辛苦を重ねている人たちに

なにもできないけれど

すこしでも復興の兆しが見えた時には

食材を紹介したり、お酒を紹介したり、何かしら企画しようと心に決めました。

おいしかったよ って言いたい。 必ず、言える日が来ると信じています。





現在、交通機関の状況を考えると
ワインやお酒の発注をかけるのが心苦しいので
しばらくは在庫のモノだけで営業していきます

ご希望に添えない部分もあると思いますがご了承ください

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする