神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

夏休みの宿題

2010-08-13 13:53:54 | Weblog
お盆になりましたが、なんだか勢いで営業してます。笑。


毎年、14.15日は必ずお休みなんですけど
今年はそこが土日なので、なんとなく、いつ休もうか?と考えていたら
14日に予約も入ったので、そのまま営業することにしました。


もしかしたら
16日に「やっぱ、休もう」って気になるかもしれません。。。



さて、そんなワタシですが、夏の宿題がありまして。


常連さんのUさん、某大学のワンダーフォーゲル部OBで、
毎月10日に総会があって、その前にお店に来てくれています。

たぶん、30年位は来てるんじゃないかな? という特A級です。


今年の初めに
そのOB会で、お世話になった人に表彰したい、という企画があり
賞状書きの人を捜している、と話していました。

最近はパソコンでも印字できるけど、やっぱり味がないだろう?って話で、
文房具屋のおやじに聞いたら一文字いくらで書いてくれるらしいんだ~とね。
結構、高いんだよ~とお悩みのご様子。


なんとな~~く、半分冗談なカンジで、



「ワタシ、書こうか?」って言っちゃったんですよね。



始めのうちは店の中の張り紙をみて「これじゃちょっとな」と引きぎみだったUさんだったのですが、毎月来るたびに気持ちが変わったのか「じゅんちゃん書いてくれる」ってカンジになっちゃって、多分予算があまり出なかったんでしょうね。つい、引き受けてしましたした。




実はワタシ、幼少の頃からお習字を習い
中学からは書道になって高校卒業するまでお稽古してました。

筆を持つのはとてもスキで、ずっと続けたいな、とも思ったのですが
書道はとは、掛かる経費がバカにならないのです。

用紙は一枚100円、月に最低100枚は稽古しないとならない
墨は上質のモノを使わないといけない、一個5,000円など。

紙へのにじみやバランスをみる書道では何枚も書かなければ話にならんのです。
書道家になりたい訳ではないので高校卒業と同時にお稽古も卒業しました。

さらに数年前
会社を辞めるときに「教育給付金」がある事をしり
せっかくだから、と実用書道の講座へ通いました。

書道は和紙に書きますが、実用書道は専門の知識を学び、
祝儀袋やはがき表彰状の書き方なども教わったのです。。。




そういう経緯もあって、引き受けたのですが、

ちゃんと書いたの、すんごく久しぶりで、、、、思い通りに書けないではないか



いっぱい練習しちゃった。





でも、本番用紙に向かうと手が震えてしまって。。。小心者なんだなぁ、と改めて思うジブン


そしてなんとか、書き上げました。
夏休みしてないけど、夏休みの宿題は終わらせた感、満載です。







これでなんとか許して欲しい。

書く前までは「セミプロだから」と言ってましたが
書き上がってみると「半分素人だな」とジブンのランクを下げたくなりました




どうか、これで、お気に召して欲しいです
コメント
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