壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

ヤジロベエ理論、続き

2011年09月10日 | 考えたこと・調べたこと

ヤジロベエは、錘の重さと腕の長さによって、バランスが取れます。片方をプラス、片方をマイナスとすると、両者は均衡する、というのが前回の話でした。

もう二つ、観点があります。

1)両腕がなく、軸だけだと、立たない。こけてしまう。錘がいくら軽くとも、腕がいくら短くとも、それはバランスを取るのに必要だ、ということです。どんなに平凡な人生でも、小さいながらも喜びと悲しみがありますよね。

2)腕の強度。あまりにプラスが大きく、かつマイナスも大きければ、腕が折れてしまいます。強いショックを受けて心的外傷後ストレスになるのは、一時的に腕が折れた状態とも言える。両腕に重い錘を抱えて耐えている人は、包容力のある人をイメージします。

なお、基本的なことですが、腕は2本とは限りません。いろんな方向に、多くの腕が出ている。喜怒哀楽だけでも4本の腕がある。経験は置かれた境遇によって異なるし、経験から得る教訓や感情は、人それぞれ、さまざまです。それらを単純化すると、プラスとマイナスの2本になるということです。



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