壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

『はじめての行政法』(2)

2011年09月26日 | 読書(ノンフィクション、実用)

『はじめての行政法』を読んだ。その2。

ぼくは、自転車を撤去されたことに怒り心頭でした。つまり行政の、私人に対する権力的な面です。しかし、行政には、私人に対して良い面もあります。前者は、規制行政、後者は給付行政というそうです。

たしかに、公道を自転車で走れるのも、区立図書館で本を借りられるのも、給付行政です。自分が納める税金額と比しても、格段に良いサービスを受けているわけで、ありがたいことです。

先日、多摩川河川敷(登戸)でバーベキューをしました。すると、おじさんがやってきて、「川原で直に火を焚くのは禁止だ」という。下に鉄板なりを敷いて、その上で火を使えというのです。(幸い、鉄板を借り、対処しました)

誰にも邪魔されず、バーベキューをしたい。これは、憲法が認める自由です。だけど、みんなが自由を言い出し始めると、私人の自由同士が衝突する。オーバーユース(使い過ぎ)になると、自然環境を壊す。ここに私人の自由の制限や調整が必要となるわけです。

ところで、「あるくみるきく」読者の皆さん、「創造」の反対語は、なんだと思いますか?


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