壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

『成功はゴミ箱の中に』、断じて行えば……

2010年12月05日 | 読書(ノンフィクション、実用)
『成功はゴミ箱の中に』(レイ・クロック、ロバートアンダーソン著、野地秩嘉構成、プレジデント)を読書中。

レイ・クロックは、マクドナルド兄弟の始めたハンバーガー店からフランチャイズ権を買い受け、巨大チェーン網へと育て上げた人物。副題は「世界一、億万長者を生んだ男―マクドナルド創業者自伝」。多くのフランチャイザーを儲けさせた、という意味ですね。

「ゴミ箱」とは、もちろん比ゆ。では、何の比ゆか? 僕は勝手に「現場」だと想定し、読み始めました。

「ゴミ箱」とは「執念」のことでした。ライバル店のゴミ箱をあされば、どんなメニューが、どれだけ売れているか分かる。他社研究ができる。それほどの執念を持って事業に取り組んだ、ということです。断じて行えば鬼神もこれを避く、ですね。

一般的に読みにくい翻訳モノですが、平易な表現で、まるで活劇のようにハラハラしながら読み進められます。ただ、誰がどういう役回りかはメモしながら読むことをお勧めします。横文字の名前は、なかなか覚えづらいですから。後半も楽しみです。

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1 コメント

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Unknown (ぐるぐる)
2010-12-05 17:59:02
フランチャイザーを儲けさせた、は誤りで、
フランチャイジーを儲けさせた、が正しい表現でした。訂正します。
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