壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

ギャンブル学

2010年05月26日 | 街ネタ
昨日、爆笑問題のNHK番組、『爆問学問』を見ました。講師は、ギャンブル学者の谷岡一郎さんです。

競馬の場合、テラ銭として、JRAが25%持って行きます。つまり、掛け金総額が100万円とすると、25万円は端っから差っ引かれ、馬券を買った人は残り75万円の分け前にあずかります。人によっては、1万円の馬券が10万円に化ける人もいるかもしれないし、10万円突っ込んで回収はゼロかもしれません。全員をトータルすると75%だというわけです。

谷岡先生が、予想のプロとされる人たちの1年半の購入馬券を調べたところ、どの人も75%プラスマイナス1%程度だった、とおっしゃっていました。す、すごい。

以前、読んだ本に、こんな例が載っていました。
「友達5人を集め、こんな提案をする。一人1万円ずつ出してくれ。そしてクジをして、当たった人、一人に4万円あげる。1万円はオレの手数料だ、と。誰もクジには参加してくれないだろう。この母数が5人でなく、1000人になり1万人と大きくなるから、判断力が麻痺してしまう」

谷岡先生は、こうした統計のからくりを知った上で、1万円で銀座でディナーを楽しむのと同じように、1万円で楽しくカジノで過ごせばいいのでは、とおっしゃっていました。しごく名言です。

ギャンブルには、運が100%のものと、実力が加味されるものの2種類があります。もうこうなれば、実力7部、運3部とされる麻雀に掛けるしかありません。

区分変更

2010年05月26日 | 考えたこと・調べたこと
雑記を、街ネタと考えたことに、
読書を、読書(ノンフィクション、実用)と読書(フィクション)に、
それぞれ二分しました。

自分の記録整理のためであり、「あるく みる きく」読者皆様の閲覧のしやすさを狙ったものです。今後とも「あるく みる きく」をよろしくお願いします。