フォルクスワーゲン・アウディーを中心に車に魅せられた中澤寛のホンネワールド!
僕の心の中をちょっと見せちゃう?!
横浜のノンビリ社長ブログ---My private time(Blog)
自動クラッチの調整

【40,920km+4,866km=45,786km】
<サマリー>
-自動クラッチを調整
-専用コンピューターでチェックして学習
-適正レベルのクラッチになりスムーズに
-この車特有の遅いシフトは健在
<遂にプロの手を仰ぐ>
大きな問題は無かったものの、
以前から気になっていた
「クラッチのリセット」。
スマートの場合、
実際にクラッチを踏むのではなく、
電動で勝手にクラッチを入れてくれるので、
この調整が必要になります。
フォルクスワーゲンのDSGで
色々経験している身としては、
気になる作業です。
ドイツ情報もヤナセ情報も、
「10万キロまで無調整で大丈夫」
との事ですが、
先人達の話や、日本のネット情報を読んでいると
都内のストップ&ゴーや、坂道など
クラッチ使用頻度の多い日本では、
10万キロより早い時期に
定期的に調整してあげる方が良いようです。
(※使用方法によりかなり違うようです)
我がスマート君もここ1ヶ月、
ATモードでもマニュアルモードでも、
発進時や追い越し加速時のクラッチミートが、
やや乱暴な気がしていました。
でも、エンジンマウントかなぁ~
とも思っていましたので、
確認する良いチャンスです。

今回は、僕の数少ない
スマートフレンドSさんのご紹介で
東神奈川にある「プアマンズ パーツ ストアー」
で作業して頂きました。

クラッチ調整と言っても、
実は2種類の事を行わなければなりません。
それは、
「クラッチの断続位置」
「ミートポイントの学習」
です。
しかし、最近の車ですので、
コンピューターで診断して、
調整して貰うだけ。
とっても簡単!
まっ、文章にして書くのは簡単だけど、
その機材が無いと、何も出来ません。
<作業内容>
1、XENTRY(DAS=Star Diagnosis System)診断
2、クラッチリセット
3、ミッションアダプション
4、過去にあったエラーログをリセット
<作業開始>

助手席下にあるヒューズボックス内の
OBD2ポートに配線を繋ぎます。

メルセデスベンツ車専用の
コーディングツール
XENTRY(DAS)を接続。

メニューでクラッチ学習をクリックすると
スタートします。

コンピューターの作業だから音がしないと思うなかれ
クラッチのアクチュエーター作動音がカチャカチャ
しています。

過去にあったエラーログのリセットをして終了です。
その時間、数分。
でも大変重要な数分なのです。

お店を出る時、
クラッチがスムースに繋がりました。
まるで今までの発進ショックが
全く無い事に驚きます。
そこから約3kmは、
ATモードで走りましたが、
コンピューターが僕の運転を学習するまで
少しギクシャクしたシフトアップが
感じられたものの、
それもいつの間にか収まり、
購入した当時のスムーズな感覚へ。
別にシフトが早くなった訳でないので、
驚く事はありませんが、
スタート時の急激なクラッチミートや
ギクシャク感が無くなった事に、
安心感を覚えました。
これで、エンジンマウントと
デフオイルを替えれば、
かなり新車近くまで戻せるでしょう。
急な電話にも関わらず対応して下さった
プアマンズ パーツ ストアーの皆様に感謝。
<店舗紹介>
プアマンズ パーツ ストアー
〒221-0044 神奈川県横浜市神奈川区東神奈川2-50-3
TEL 045-594-7912 FAX 045-594-7913
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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ものすごく興味深いお話いずれお願いします。
コンピューターのみで調整可能です。
最近のシングルクラッチは、自動車本体で調整してくれるので、もっと楽ですね。