フォルクスワーゲン・アウディーを中心に車に魅せられた中澤寛のホンネワールド!
僕の心の中をちょっと見せちゃう?!
横浜のノンビリ社長ブログ---My private time(Blog)
新型ゴルフ オールトラック

パリ モーターショー、2014 年10月
新型ゴルフ オールトラック、ワールドプレミア

Golf Alltrack
新型ゴルフ オールトラック、パリで世界初公開:
ワゴンとSUV のクロスオーバーは、オンロードとオフロードをひとつの世界に
すべての路面に対応:ゴルフ オールトラックは、オフロードルックの4WD モデル
4 種類のパワフルなエンジン:180PS の新TSI エンジンと3 種類のTDI エンジン、最大出力は184PS
新型ゴルフ オールトラックの10 の注目ポイント:
1. 乗用車とSUV をひとつに:新型ゴルフ オールトラックは、技術的にも視覚的にもオンロードとオフロードをひとつの世界に融合するクルマ。
2. パサート オールトラックと同様、多面性を持つゴルフ オールトラックは、ワゴンの多目的ボディがベース。
3. フルタイム4WD システム4MOTION を標準装備。
4. オフロード ドライブビング プロファイルと最大20mm 高くなった最低地上高により未舗装路走行が可能なゴルフ オールトラックのキャラクターにマッチ。
5. 4 種類のエンジンの最高出力は、81kW/110PS(TDI)、110kW/150PS(TDI)、132kW/180PS(TSI)、135kW/184PS(TDI)。
6. 180PS 仕様と184PS 仕様には、6 速DSG を標準装備。
7. フロントとリヤに独自のデザイン。張り出したホイールアーチとサイドシルがサイドビューの特徴。
8. ユニークな素材とアクセントによる洗練されたハイエンドインテリアがスポーティなキャラクターと融合。
9. ゴルフ オールトラックは、2015 年春に市場デビュー予定。
10. ゴルフ オールトラックは、フォルクスワーゲンの製品攻勢の一環。新型ゴルフ登場から24 ヶ月の間に発表された12 番目のバリエーション。

ウォルフスブルク/パリ、2014 年10 月
フォルクスワーゲンは、パサート オールトラックでオンロードとオフロードの世界のギャップを埋めました。フォルクスワーゲンは、このコンセプトを別のクラスにも応用し、新型ゴルフ オールトラックを完成させました。ヨーロッパ最大の自動車メーカーであるフォルクスワーゲンは、パリで10 月2 日~19 日に開催されるパリモーターショーを、この4WD モデルのワールドプレミアの場に選びました。4MOTION フルタイム4WD システム、より高いグランドクリアランス、ホイールアーチモールド、ボディを保護する張り出したサイドシル、新設計のバンパーなど、専用デザインのエクステリア/インテリアを採用し、技術的にも視覚的にも独自のポジショニングをアピールしています。パワーユニットには、1 基のガソリンエンジン(TSI)と3 基のディーゼルエンジン(TDI)が設定されます。これらは、すべてパワフルな直噴ターボユニットです。
132kW/180PS の1.8 TSI がゴルフシリーズに搭載されるのは、今回が初めてです。TDI バージョンのパワーは、81kW/110PS(1.6 TDI)、110kW/150PS(2.0 TDI)、135kW/184PS(2.0 TDI)の3 種類です。
180PS 仕様と184PS 仕様には、6 速デュアルクラッチ ギアボックス(DSG)が標準装備され、4WDシステムに効率的に駆動力を伝達します。
フルタイム4WD システム
4MOTION。新型ゴルフ オールトラックは、舗装路でも、軽いオフロードでも優れたパフォーマンスを発揮するようデザインされています。技術的な基礎をなすのは、フルタイム4WD システムの4MOTION です。このシステムは、最新世代ハルデックスカップリングと先進のコントロールシステムによって瞬時に運転状況に対応、スリップが始まる前から作動を開始し、トラクションロスをほぼ完璧に防止します。エンジン負荷が比較的低い場合や、惰性走行中には、リヤアクスルは駆動系から切り離され、推進力はフロントアクスルのみに伝達されます。この基本の駆動レイアウトが燃料消費量を抑えます。しかしながら、必要に応じて、コンマ数秒単位でリヤアクスルが接続され、4輪すべてにパワーとトルクが伝達されます。この瞬間的な切り替えを担当するのが、電動油圧オイルポンプで制御されるハルデックス5 カップリングです。コントロールユニットは、リヤアクスルに配分される駆動トルクを常時理想的に制御するだけでなく、オイルポンプを介して多板クラッチを精妙にコントロールします。必要な場合には、駆動力のすべてをリヤアクスルに分配することも可能です。
EDS とXDS。前後方向のロック機構として働くハルデックス カップリングに加えて、エレクトロニック スタビリティ コントロール システム(ESC)に一体化されたエレクトロニック ディファレンシャル ロックとして機能する4 輪EDS システムが、フロント/リヤアクスルのディファレンシャル ロックの役割を果たします。
ゴルフ オールトラックのフロント/リヤアクスルには、XDS も装備されます。このシステムは、高速走行中にコーナーに差し掛かると、コーナー内側のホイールに個別の制動をかけ、ステアリングレスポンスを最適化します。コーナー内側のいずれかのホイールの荷重が著しく低下すると、エレクトロニクスがこれを感知し、ESC システムの油圧ユニットがこのホイールの制動圧を高めて、トラクションを回復させます。
オフロード ドライビング プロフィールとオフロード サスペンション。最大で20mm 高い最低地上高、「オフロード」ドライビングプロファイルとフルタイム4WDシステム4MOTIONとの組み合わせにより、最新のゴルフは、SUV に匹敵するオフロード走破性を獲得しました。「オフロード」ドライビングプロファイルは、ヒルディセント機能(下り坂で自動的に制動をかける機能)を作動させるとともに、スロットル特性を変更し、さらにABS もオフロードセットアップに切り替えます(制御インターバルを調整し、グラベルでタイヤ前方にある程度土や砂が溜まるようにする)。ゴルフ オールトラックは、秀逸なオフロード特性を発揮すると同時に、高レベルのアクティブセーフティを提供します。けん引ニーズも考慮に入れられ、最大2,000kg のけん引負荷にも耐えられるよう設計されています(斜度12%の坂での制動)。
直噴ターボエンジン
1 基のTSI と3 基のTDI エンジン。前述のとおり、新型ゴルフ オールトラックは、4 種類の4 気筒エンジンとともにデビューします。すべてのエンジンは、EU-6 排ガス基準を満たしています。最高出力は、81kW/110PS から135kW/184PS です。
180PSの1.8 TSI。フォルクスワーゲンはゴルフシリーズに初めて、132kW/180PS(4,500rpm~)の1.8リッターTSI エンジンを搭載します。4 気筒の直噴ターボエンジンは、1,350rpm の低速域から4,500rpmまで280Nm の最大トルクを発揮し続けるため、ゴルフ オールトラックのパワーユニットとして理想的です。ゴルフ オールトラック1.8 TSI には、6 速デュアルクラッチ ギアボックス(DSG)が標準装備されます。
多様性を秘めたこのモデルの最高速度は217km/h、0~100km/h 加速は7.8 秒です。一方、燃料消費は6.8ℓ/100km(CO2 排出量:158g/km)で、俊敏なパフォーマンスとは好対照の低燃費を提供します。
ハイテクディーゼル。ゴルフ オールトラックに搭載される3 基のターボディーゼル(TDI)エンジンは、すべてEA288 エンジンシリーズに属すコモンレール4 気筒ユニットで、現行の第7 世代ゴルフとともにデビューしました。世界でももっとも効率が高いこれらのエンジンは、排気量やパワーは違いますが、フューエル インジェクション システム、ターボチャージャー、インダクションモジュールに内蔵されたインタークーラーなど、排ガス制御と関連する主要なテクノロジーモジュールを共有しています。先進の排ガス再循環システム(EGR)も採用されています。また、酸化触媒コンバーター、ディーゼル粒子フィルター、NOx吸収触媒コンバーターも装着されています。
81kW/110PS の1.6 TDI。ゴルフ オールトラックのエントリーレベルを受け持つ1,598cc の1.6 TDI は、81kW/110PS の最高出力を発揮する一方で、燃料消費量はわずか4.7ℓ/100km(CO2 排出量:124g/km)にすぎません。3,200~4,000rpm の間で最高出力を維持し、1,500~3,000rpm の回転域では250Nmの最大トルクを発生します。ゴルフ オールトラック1.6 TDI は、0~100km/h を12.1 秒で加速し、最高速度は187km/h に達します。
150PSの2.0 TDI。ゴルフオールトラックには、110kW/150PSの最高出力と4.9ℓ/100km(CO2 排出量:127g/km)の低燃費を誇る2.0 TDI も搭載されます。1,968cc のTDI ユニットは、2 本のバランサーシャフトを内蔵し、非常にスムーズに作動します。このエンジンは、3,500~4,000rpm で最高出力を発揮し、1,750rpmの低回転域から3,000rpmまで340Nmの最大トルクを発生します。ゴルフ オールトラック2.0TDI の最高速度は207km/h、0~100km 加速は8.9 秒です。
184PS の2.0 TDI。もうひとつのゴルフ オールトラック2.0 TDI は、新たな記録を樹立しました。このモデルに搭載される2.0 TDI ユニットは、ゴルフ ヴァリアント史上最強の135kW/184PS(3,500~4,000rpm)の最高出力を誇ります。2.0 リッター ターボエンジンは、1,750rpm の低回転域から380Nm の最大トルクを発揮し、この強力なトルクは標準装備される6 速DSG を介して4 輪に伝達されます。強力なパワーとトルク、4WD システムの3 つが相まって、オフロードのニーズに完璧に応えるとともに、最大2,000kg(斜度12%の坂での制動)のけん引負荷にも対応します。ゴルフGTD から流用されたこのパワーユニットは、非常にスポーティなパフォーマンスを約束します。静止状態から7.8 秒後に100km/h を超え、そのまま加速すると最高速度は219km/h に達します。ゴルフ オールトラック2.0 TDI の燃料消費量は、5.1ℓ/100km(CO2 排出量:134g/km)です。

デザインとカスタマイゼーション
エクステリア:サイドプロフィール。ゴルフ オールトラックは、ゴルフ ヴァリアントと同一のボディですが、最低地上高は最大で20mm 高く設定されています。また、ゴルフ オールトラックのエクステリアには、独自のカスタマイゼーションが施され、特徴のあるモデルとして完成しています。サイドでは、ブラックのホイールアーチモールドが異彩を放ちます。この屈強なプロテクターは、サイドシル上部から、設計が見直されたバンパー下部まで連続します。サイドシルは、マットな「リフレックスシルバー」にペイントされ、スポーティな雰囲気を醸し出しながらも、ボディプロテクションとして機能します。そのホイールアーチの下に、フォルクスワーゲン オールトラック専用にデザインされた17 インチ「バレー」アルミホイールを配置し、ド
アミラーハウジングは艶やかな「リフレックスシルバー」にペイント、左右フェンダーの「Alltrack」エンブレム、サイドウィンドウ下のマットクロームトリムストリップ、「シルバー」アルマイトルーフレールなど、このモデル独自のアクセントが随所に施されます。

エクステリア:フロントからリヤまで。独自性が高いフロントエンドの上部には、薄型のラジエーターグリルクロスバーが採用されています。アルミニウム調(マット)のクロスバーは、ヘッドライトまで伸びています。
ハニカムデザインのクロームラジエーターグリルには、マット「ブラック」の「Alltrack」バッジが装着されます。フロントバンパーはデザインが一新され、そこにレイアウトされるエアインテークにもハニカム構造が流用されています。バンパー全域をカバーし、ボディサイドまで繋がる「リフレックスシルバー」のクロスバーには、フォグランプ(コーナリングライト一体型)が標準装備されます。「リフレックスシルバー」のアンダーボディ プロテクションが、フロントエンド下部を引き締めます。リヤに目を移すと、ゴルフ オールトラックには、ダークレッドのテールランプが採用され、新設計されたバンパーの下には「リフレックスシルバー」のアンダーボディプロテクションが存在感を放っています。180PS のTSI 仕様には、左右出しのクローム
エキゾーストパイプによるデュアルブランチエキゾーストシステムが装備されます。他方、TDI バージョンには、左側にデュアルクロームエキゾーストパイプを配置して、スポーティな演出が図られています。

インテリア。ゴルフ オールトラックのハイエンドインテリアにも、スポーティなオフロードの特徴が表れています。レザーステアリングホイール、レザーギアシフトレバー、カスタム シートカバー、フロント シートバックの「Alltrack」エンブレム、「ダークマグネシウム」(センターコンソール)や「トラックス」(ダッシュボードとドアトリム)のアクセント、ドアトリムのアンビエント ライトがその例です。それ以外の標準装備(「コンフォートライン」に加えて)は、フルオートマチックエアコンディショナー(「クリマトロニック」)、フロント/リヤLED 読書灯、フロント足元部を照らすフットウェルライト、「コンポジションタッチ」インフォテインメントシステム、ドライバーアラートシステム、クルーズコントロールシステムが挙げられます。そのほか、センターコンソールコンパートメントリッドに「4MOTION」レタリング入りクローム トリムストリップを施し、ステンレスドアシル プレートには「Alltrack」のレタリング、さらにスイッチやボタン(ライト、パワーウィンドー、ドアミラー)にはクロームアクセントを施しています。スポーツ性を強調するアイテムとしては、アッパールーフピラートリムエレメント付ブラックルーフライニング(オプション)やアルミニウム調カスタムペダル/フットレストが用意されます。
ゴルフ オールトラックは、来春発売予定です。
■TDI、TSI、DSG は、フォルクスワーゲンAG とドイツ国内および他の国々におけるフォルクスワーゲン グループ企業の登録商標です。
■本プレスリリースに記載されている装備や技術データは、ドイツ本国モデルのものです。国や仕向地によって、装備や技術データが異なることがあります。
■ニューモデルの燃費やCO2 排出量データは、2014 年10 月現在の予測値です。
新型ゴルフ オールトラック、ワールドプレミア

Golf Alltrack
新型ゴルフ オールトラック、パリで世界初公開:
ワゴンとSUV のクロスオーバーは、オンロードとオフロードをひとつの世界に
すべての路面に対応:ゴルフ オールトラックは、オフロードルックの4WD モデル
4 種類のパワフルなエンジン:180PS の新TSI エンジンと3 種類のTDI エンジン、最大出力は184PS
新型ゴルフ オールトラックの10 の注目ポイント:
1. 乗用車とSUV をひとつに:新型ゴルフ オールトラックは、技術的にも視覚的にもオンロードとオフロードをひとつの世界に融合するクルマ。
2. パサート オールトラックと同様、多面性を持つゴルフ オールトラックは、ワゴンの多目的ボディがベース。
3. フルタイム4WD システム4MOTION を標準装備。
4. オフロード ドライブビング プロファイルと最大20mm 高くなった最低地上高により未舗装路走行が可能なゴルフ オールトラックのキャラクターにマッチ。
5. 4 種類のエンジンの最高出力は、81kW/110PS(TDI)、110kW/150PS(TDI)、132kW/180PS(TSI)、135kW/184PS(TDI)。
6. 180PS 仕様と184PS 仕様には、6 速DSG を標準装備。
7. フロントとリヤに独自のデザイン。張り出したホイールアーチとサイドシルがサイドビューの特徴。
8. ユニークな素材とアクセントによる洗練されたハイエンドインテリアがスポーティなキャラクターと融合。
9. ゴルフ オールトラックは、2015 年春に市場デビュー予定。
10. ゴルフ オールトラックは、フォルクスワーゲンの製品攻勢の一環。新型ゴルフ登場から24 ヶ月の間に発表された12 番目のバリエーション。

ウォルフスブルク/パリ、2014 年10 月
フォルクスワーゲンは、パサート オールトラックでオンロードとオフロードの世界のギャップを埋めました。フォルクスワーゲンは、このコンセプトを別のクラスにも応用し、新型ゴルフ オールトラックを完成させました。ヨーロッパ最大の自動車メーカーであるフォルクスワーゲンは、パリで10 月2 日~19 日に開催されるパリモーターショーを、この4WD モデルのワールドプレミアの場に選びました。4MOTION フルタイム4WD システム、より高いグランドクリアランス、ホイールアーチモールド、ボディを保護する張り出したサイドシル、新設計のバンパーなど、専用デザインのエクステリア/インテリアを採用し、技術的にも視覚的にも独自のポジショニングをアピールしています。パワーユニットには、1 基のガソリンエンジン(TSI)と3 基のディーゼルエンジン(TDI)が設定されます。これらは、すべてパワフルな直噴ターボユニットです。
132kW/180PS の1.8 TSI がゴルフシリーズに搭載されるのは、今回が初めてです。TDI バージョンのパワーは、81kW/110PS(1.6 TDI)、110kW/150PS(2.0 TDI)、135kW/184PS(2.0 TDI)の3 種類です。
180PS 仕様と184PS 仕様には、6 速デュアルクラッチ ギアボックス(DSG)が標準装備され、4WDシステムに効率的に駆動力を伝達します。
フルタイム4WD システム
4MOTION。新型ゴルフ オールトラックは、舗装路でも、軽いオフロードでも優れたパフォーマンスを発揮するようデザインされています。技術的な基礎をなすのは、フルタイム4WD システムの4MOTION です。このシステムは、最新世代ハルデックスカップリングと先進のコントロールシステムによって瞬時に運転状況に対応、スリップが始まる前から作動を開始し、トラクションロスをほぼ完璧に防止します。エンジン負荷が比較的低い場合や、惰性走行中には、リヤアクスルは駆動系から切り離され、推進力はフロントアクスルのみに伝達されます。この基本の駆動レイアウトが燃料消費量を抑えます。しかしながら、必要に応じて、コンマ数秒単位でリヤアクスルが接続され、4輪すべてにパワーとトルクが伝達されます。この瞬間的な切り替えを担当するのが、電動油圧オイルポンプで制御されるハルデックス5 カップリングです。コントロールユニットは、リヤアクスルに配分される駆動トルクを常時理想的に制御するだけでなく、オイルポンプを介して多板クラッチを精妙にコントロールします。必要な場合には、駆動力のすべてをリヤアクスルに分配することも可能です。
EDS とXDS。前後方向のロック機構として働くハルデックス カップリングに加えて、エレクトロニック スタビリティ コントロール システム(ESC)に一体化されたエレクトロニック ディファレンシャル ロックとして機能する4 輪EDS システムが、フロント/リヤアクスルのディファレンシャル ロックの役割を果たします。
ゴルフ オールトラックのフロント/リヤアクスルには、XDS も装備されます。このシステムは、高速走行中にコーナーに差し掛かると、コーナー内側のホイールに個別の制動をかけ、ステアリングレスポンスを最適化します。コーナー内側のいずれかのホイールの荷重が著しく低下すると、エレクトロニクスがこれを感知し、ESC システムの油圧ユニットがこのホイールの制動圧を高めて、トラクションを回復させます。
オフロード ドライビング プロフィールとオフロード サスペンション。最大で20mm 高い最低地上高、「オフロード」ドライビングプロファイルとフルタイム4WDシステム4MOTIONとの組み合わせにより、最新のゴルフは、SUV に匹敵するオフロード走破性を獲得しました。「オフロード」ドライビングプロファイルは、ヒルディセント機能(下り坂で自動的に制動をかける機能)を作動させるとともに、スロットル特性を変更し、さらにABS もオフロードセットアップに切り替えます(制御インターバルを調整し、グラベルでタイヤ前方にある程度土や砂が溜まるようにする)。ゴルフ オールトラックは、秀逸なオフロード特性を発揮すると同時に、高レベルのアクティブセーフティを提供します。けん引ニーズも考慮に入れられ、最大2,000kg のけん引負荷にも耐えられるよう設計されています(斜度12%の坂での制動)。
直噴ターボエンジン
1 基のTSI と3 基のTDI エンジン。前述のとおり、新型ゴルフ オールトラックは、4 種類の4 気筒エンジンとともにデビューします。すべてのエンジンは、EU-6 排ガス基準を満たしています。最高出力は、81kW/110PS から135kW/184PS です。
180PSの1.8 TSI。フォルクスワーゲンはゴルフシリーズに初めて、132kW/180PS(4,500rpm~)の1.8リッターTSI エンジンを搭載します。4 気筒の直噴ターボエンジンは、1,350rpm の低速域から4,500rpmまで280Nm の最大トルクを発揮し続けるため、ゴルフ オールトラックのパワーユニットとして理想的です。ゴルフ オールトラック1.8 TSI には、6 速デュアルクラッチ ギアボックス(DSG)が標準装備されます。
多様性を秘めたこのモデルの最高速度は217km/h、0~100km/h 加速は7.8 秒です。一方、燃料消費は6.8ℓ/100km(CO2 排出量:158g/km)で、俊敏なパフォーマンスとは好対照の低燃費を提供します。
ハイテクディーゼル。ゴルフ オールトラックに搭載される3 基のターボディーゼル(TDI)エンジンは、すべてEA288 エンジンシリーズに属すコモンレール4 気筒ユニットで、現行の第7 世代ゴルフとともにデビューしました。世界でももっとも効率が高いこれらのエンジンは、排気量やパワーは違いますが、フューエル インジェクション システム、ターボチャージャー、インダクションモジュールに内蔵されたインタークーラーなど、排ガス制御と関連する主要なテクノロジーモジュールを共有しています。先進の排ガス再循環システム(EGR)も採用されています。また、酸化触媒コンバーター、ディーゼル粒子フィルター、NOx吸収触媒コンバーターも装着されています。
81kW/110PS の1.6 TDI。ゴルフ オールトラックのエントリーレベルを受け持つ1,598cc の1.6 TDI は、81kW/110PS の最高出力を発揮する一方で、燃料消費量はわずか4.7ℓ/100km(CO2 排出量:124g/km)にすぎません。3,200~4,000rpm の間で最高出力を維持し、1,500~3,000rpm の回転域では250Nmの最大トルクを発生します。ゴルフ オールトラック1.6 TDI は、0~100km/h を12.1 秒で加速し、最高速度は187km/h に達します。
150PSの2.0 TDI。ゴルフオールトラックには、110kW/150PSの最高出力と4.9ℓ/100km(CO2 排出量:127g/km)の低燃費を誇る2.0 TDI も搭載されます。1,968cc のTDI ユニットは、2 本のバランサーシャフトを内蔵し、非常にスムーズに作動します。このエンジンは、3,500~4,000rpm で最高出力を発揮し、1,750rpmの低回転域から3,000rpmまで340Nmの最大トルクを発生します。ゴルフ オールトラック2.0TDI の最高速度は207km/h、0~100km 加速は8.9 秒です。
184PS の2.0 TDI。もうひとつのゴルフ オールトラック2.0 TDI は、新たな記録を樹立しました。このモデルに搭載される2.0 TDI ユニットは、ゴルフ ヴァリアント史上最強の135kW/184PS(3,500~4,000rpm)の最高出力を誇ります。2.0 リッター ターボエンジンは、1,750rpm の低回転域から380Nm の最大トルクを発揮し、この強力なトルクは標準装備される6 速DSG を介して4 輪に伝達されます。強力なパワーとトルク、4WD システムの3 つが相まって、オフロードのニーズに完璧に応えるとともに、最大2,000kg(斜度12%の坂での制動)のけん引負荷にも対応します。ゴルフGTD から流用されたこのパワーユニットは、非常にスポーティなパフォーマンスを約束します。静止状態から7.8 秒後に100km/h を超え、そのまま加速すると最高速度は219km/h に達します。ゴルフ オールトラック2.0 TDI の燃料消費量は、5.1ℓ/100km(CO2 排出量:134g/km)です。

デザインとカスタマイゼーション
エクステリア:サイドプロフィール。ゴルフ オールトラックは、ゴルフ ヴァリアントと同一のボディですが、最低地上高は最大で20mm 高く設定されています。また、ゴルフ オールトラックのエクステリアには、独自のカスタマイゼーションが施され、特徴のあるモデルとして完成しています。サイドでは、ブラックのホイールアーチモールドが異彩を放ちます。この屈強なプロテクターは、サイドシル上部から、設計が見直されたバンパー下部まで連続します。サイドシルは、マットな「リフレックスシルバー」にペイントされ、スポーティな雰囲気を醸し出しながらも、ボディプロテクションとして機能します。そのホイールアーチの下に、フォルクスワーゲン オールトラック専用にデザインされた17 インチ「バレー」アルミホイールを配置し、ド
アミラーハウジングは艶やかな「リフレックスシルバー」にペイント、左右フェンダーの「Alltrack」エンブレム、サイドウィンドウ下のマットクロームトリムストリップ、「シルバー」アルマイトルーフレールなど、このモデル独自のアクセントが随所に施されます。

エクステリア:フロントからリヤまで。独自性が高いフロントエンドの上部には、薄型のラジエーターグリルクロスバーが採用されています。アルミニウム調(マット)のクロスバーは、ヘッドライトまで伸びています。
ハニカムデザインのクロームラジエーターグリルには、マット「ブラック」の「Alltrack」バッジが装着されます。フロントバンパーはデザインが一新され、そこにレイアウトされるエアインテークにもハニカム構造が流用されています。バンパー全域をカバーし、ボディサイドまで繋がる「リフレックスシルバー」のクロスバーには、フォグランプ(コーナリングライト一体型)が標準装備されます。「リフレックスシルバー」のアンダーボディ プロテクションが、フロントエンド下部を引き締めます。リヤに目を移すと、ゴルフ オールトラックには、ダークレッドのテールランプが採用され、新設計されたバンパーの下には「リフレックスシルバー」のアンダーボディプロテクションが存在感を放っています。180PS のTSI 仕様には、左右出しのクローム
エキゾーストパイプによるデュアルブランチエキゾーストシステムが装備されます。他方、TDI バージョンには、左側にデュアルクロームエキゾーストパイプを配置して、スポーティな演出が図られています。

インテリア。ゴルフ オールトラックのハイエンドインテリアにも、スポーティなオフロードの特徴が表れています。レザーステアリングホイール、レザーギアシフトレバー、カスタム シートカバー、フロント シートバックの「Alltrack」エンブレム、「ダークマグネシウム」(センターコンソール)や「トラックス」(ダッシュボードとドアトリム)のアクセント、ドアトリムのアンビエント ライトがその例です。それ以外の標準装備(「コンフォートライン」に加えて)は、フルオートマチックエアコンディショナー(「クリマトロニック」)、フロント/リヤLED 読書灯、フロント足元部を照らすフットウェルライト、「コンポジションタッチ」インフォテインメントシステム、ドライバーアラートシステム、クルーズコントロールシステムが挙げられます。そのほか、センターコンソールコンパートメントリッドに「4MOTION」レタリング入りクローム トリムストリップを施し、ステンレスドアシル プレートには「Alltrack」のレタリング、さらにスイッチやボタン(ライト、パワーウィンドー、ドアミラー)にはクロームアクセントを施しています。スポーツ性を強調するアイテムとしては、アッパールーフピラートリムエレメント付ブラックルーフライニング(オプション)やアルミニウム調カスタムペダル/フットレストが用意されます。
ゴルフ オールトラックは、来春発売予定です。
■TDI、TSI、DSG は、フォルクスワーゲンAG とドイツ国内および他の国々におけるフォルクスワーゲン グループ企業の登録商標です。
■本プレスリリースに記載されている装備や技術データは、ドイツ本国モデルのものです。国や仕向地によって、装備や技術データが異なることがあります。
■ニューモデルの燃費やCO2 排出量データは、2014 年10 月現在の予測値です。
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