フォルクスワーゲン・アウディーを中心に車に魅せられた中澤寛のホンネワールド!
僕の心の中をちょっと見せちゃう?!
横浜のノンビリ社長ブログ---My private time(Blog)
新型ゴルフ:7 世代目に突入 (7)

新型ゴルフ:インテリア
ゴルフのインテリアはクラスの境界を超えて拡大
新型ゴルフはより広いスペースと高い快適性を提供
明快でエレガントかつ洗練されたインテリアデザイン
スマートフォン用の誘導アンテナを採用する初のフォルクスワーゲン
ウォルフスブルグ/パリ、2012 年9 月
新型ゴルフの全長は4,255mm で、以前より56mm 長くなり、ホイールベースも59mm 拡大されて2,637mm になりました。フロントホイールが43mm 前方に押し出されたことで、スポーティなプロポーション、衝突構造の改善、インテリアスペースの拡大が実現しています。全高は28mm 引き下げられて1,452mm となりましたが、インテリアのヘッドルームは犠牲にされていません。エクステリアに関しては、低くなった全高によって空力特性が向上しています。前方投影面積は0.03m2 縮小し、空気抵抗(cD xA)は10%近く削減されました。たとえばゴルフ ブルーモーションのcd 値は0.27 と、クラス最良水準を記録しています。逆に全幅は13mm 拡大されて1,799mm になりました。トレッドも、フロントが8mm、リヤが6mm 拡大。これらの細かな拡大により、新型ゴルフは存在感にあふれたスタイルを実現しています。

インテリア スペース: より大きな余裕
全長と全幅のわずかな延長、ホイールベースの拡大、トレッドの最適化などにより、14mm 長くなった(1,750mm)インテリアは、乗員のためのスペースが明確に向上しています。リヤシート乗員は、15mm拡大されたレッグルームの恩恵を受けます。前席のショルダールームは31mm 広げられて1,420mm に、エルボールームは22mm 拡大されて1,469mm になりました。リヤシートのショルダールームも30mm、エルボースペースは20mm 拡大しています。
ゴルフ トレンドラインおよびミッドレンジのコンフォートラインでは、完全にバックレストが前に倒れる助手席を搭載することができます。60:40 分割式バックレストは新型ゴルフに標準装備されますが、これも可倒式です。リヤシートを畳むと、全長1,558mmの、ほぼフラットなカーゴフロアが出現します。助手席を折り畳んだ場合、カーゴスペースの最大全長は2,412mm となります。コンフォートライン以上では、リヤシートのバックレスト中央が開きますので、長尺アイテムの積載も容易です。
新型ゴルフのスペースコンセプトは、数多くの改良を伴っています。たとえば荷室容量は30ℓ 増加して380ℓ へ拡大しました。可変カーゴフロアは100mm 下げることもできます。また、トランクスペースのシル高は665mm と、以前より17mm 引き下げられて、このクルマの主要なマーケット セグメントにおける最小値となっています。同時に、最大トランク幅は228mm拡大して1,272mm となっています。トランクスペースの開口部も47mm 拡大して1,023mm となりました。
洗練されたデザインと直感的な操作
大きく拡大した空間と、より高いレベルの人間工学性が、ドライバー エリアの特徴です。身長の高い方はとくに、20mm 後方に下げられたシート ポジションが嬉しい変更点となるでしょう。ステアリング ホイールの調整幅も変更されました。モジュラー トランスバース マトリックス(MQB)によりペダル間の距離も最適化されています。たとえばブレーキとアクセルペダルの距離は16mm 拡大されています。人間工学面におけるその他の改善点としては、シフトレバーの位置を20mm 引き上げたことも挙げられます。シフトレバーのグリップは、ドライバーが自然に操作できる位置に設置されています。
インテリア デザインを統括するトーマス バッフォルスキーは、次のように述べています。
「あらゆるインテリア エレメントは再開発と再設計を受けました。車内において目立つ特徴は、ドライバー側に傾くよう幅広く設計されたセンター コンソールでしょう。これは、コンパクト クラスというよりラグジュアリー クラスを想起させるものです。ゴルフが伝統的に備える高いレベルの実用性と機能性が、これほどのエレガンスと洗練性に組み合わせられたことはありませんでした。」
センター コンソールの中央、ハザードランプスイッチの下には、メニューキーとダイアルを備えた5 インチから8 インチサイズのインフォテインメント システム用のタッチスクリーンを装備しています。インフォメーションおよびエンタテインメント システムは、完全に新しく開発・設計されました。フォルクスワーゲンとしては初めて、近接センサーを備えた新世代タッチスクリーンを採用し、指によるワイプ動作(スマートフォンで使用するワイプやズーム動作)に対応しました。インターフェイスのグラフィックデザインも、新世代の直感的な操作に対応したものとなっています。
インフォテインメント モジュールの下には、空調コントロールの各種スイッチが整然とレイアウトされ、そのさらに下には大型センター アームレストにつながってゆくセンター コンソールのロワ セクションがあります。一貫したデザインは、ラグジュアリー クラスと同等の洗練性を備えています。ドライバーの右側には新たに採用された電動パーキングブレーキとオートホールド機能のボタンが設置されます。その前には、マルチメディア インターフェイス(AUX-IN、USB およびオプションのApple インターフェイス)が設置された収納コンパートメントがあります。コンパートメント自体も、スマートフォンを収納できる大きさとな
っています。
センターアームレストの下には、全長を100mm にわたって調整可能で、高さも5 段階に変更できる、収納コンパートメントが用意されています。このコンパートメントも、使い勝手が良い大型のサイズです。
フォルクスワーゲンとしては初めてのことですが、このクルマでは外部アンテナとの誘導リンク機能を備えています。携帯電話をユニバーサル ホルダーに入れて収納スペースに置くと、携帯電話のアンテナがクルマの外部アンテナと電磁的にカップリングされます。それによって、固定電話と同様の利点が得られるようになります。
●外部アンテナの使用により、受信状態の向上と信号強度の改善が実現します。
●携帯電話のバッテリーが長持ちします。外部アンテナとリンクすることで、送受信に最小限の電力しか必要としなくなります。
●乗員コンパートメントにおける電磁波の発生を最低限に抑制できます。
バッフォルスキーは、次のようにコメントしています。
「センターコンソールと同じくインテリアで目を惹くのは、ダッシュボード ボディです。ダッシュボード上部は、見た目にエレガントで、触り心地もよいプラスチック製となっています。この部分は、インテリア全体を回ってフロントウインドーへと伸びてゆくシームによって分割されています。ダッシュボード ボディの外周エリアは、両側のウインドー シルに溶け込むようにデザインされています。」
ダッシュボード下部と同様、ロワ ドアトリムも対比色をオーダーすることができます。「ハイライン」において、ドアパネルのインレイは、標準搭載されるアンビエント ライティングの一部として、照明付きのエレガントなトリムを備えます。パワーウインドースイッチはアームレストに設置されて人間工学的な使い易さを追求しています。運転席のドアハンドル前方には、電動ドアミラーの調整スイッチが設置されます。ドアトリムパネルのデザインは2 本の曲線が交わるモチーフですが、これはドアトリムをアームレスト、ドアハンドル、収納ポケット、スピーカーといった各機能エリアに分割する役割を担っています。バッフォルスキーは、次のように語っています。「アンビエント ライティングのエレメントは、夜には最高の照明とエレガントな雰囲気を提供してくれます。ボタンとスイッチ類のホワイト照明は、高級感を強調するものです。」
シートの快適性:ラグジュアリー クラスに匹敵する人間工学性能
新型ゴルフ のシートは、とても快適です。前後5 つすべての着座位置が、再設計されました。シートは、優れた基本性能を備えています。起伏に富んだボディライン、ダイナミックな走行における最高のサポート、長旅に嬉しい高いレベルの快適性などが特徴です。これらは、体の形にうまくフイットするフォーム材の形状デザインと、コールドフォーム材によるクッション部分の最適化された弾力性と衝撃吸収性によって実現しています。ハイスペック モデルであるコンフォートラインとハイラインは、運転席と助手席に2 ウェイのランバー サポートを標準装備。オプション設定となる運転席12 ウェイ パワーシートは、さらに精密な調整を可能にします。
また、ゴルフに搭載される新開発装備としては、ドライバーに多様な調整性能を提供するエルゴアクティブ シートが挙げられます。おなじみのシート高調整とシートヒーターに加え、このクラスに採用される新機能として、シート デプスと角度の調整機能、電動式4 ウェイ ランバーサポート、マッサージ機能などがあります。エルゴアクティブ シートはまた、すばらしい人間工学性能を備えており、ドイツではすでにAGR 認証(「健康な背中」キャンペーン)を受けています。
(以上)
※2012年9月27日のパリモーターショーで一般公開されたゴルフ7シリーズの日本語版公式資料を分割掲載。
画像などは再構成しています。
ゴルフのインテリアはクラスの境界を超えて拡大
新型ゴルフはより広いスペースと高い快適性を提供
明快でエレガントかつ洗練されたインテリアデザイン
スマートフォン用の誘導アンテナを採用する初のフォルクスワーゲン
ウォルフスブルグ/パリ、2012 年9 月
新型ゴルフの全長は4,255mm で、以前より56mm 長くなり、ホイールベースも59mm 拡大されて2,637mm になりました。フロントホイールが43mm 前方に押し出されたことで、スポーティなプロポーション、衝突構造の改善、インテリアスペースの拡大が実現しています。全高は28mm 引き下げられて1,452mm となりましたが、インテリアのヘッドルームは犠牲にされていません。エクステリアに関しては、低くなった全高によって空力特性が向上しています。前方投影面積は0.03m2 縮小し、空気抵抗(cD xA)は10%近く削減されました。たとえばゴルフ ブルーモーションのcd 値は0.27 と、クラス最良水準を記録しています。逆に全幅は13mm 拡大されて1,799mm になりました。トレッドも、フロントが8mm、リヤが6mm 拡大。これらの細かな拡大により、新型ゴルフは存在感にあふれたスタイルを実現しています。

インテリア スペース: より大きな余裕
全長と全幅のわずかな延長、ホイールベースの拡大、トレッドの最適化などにより、14mm 長くなった(1,750mm)インテリアは、乗員のためのスペースが明確に向上しています。リヤシート乗員は、15mm拡大されたレッグルームの恩恵を受けます。前席のショルダールームは31mm 広げられて1,420mm に、エルボールームは22mm 拡大されて1,469mm になりました。リヤシートのショルダールームも30mm、エルボースペースは20mm 拡大しています。
ゴルフ トレンドラインおよびミッドレンジのコンフォートラインでは、完全にバックレストが前に倒れる助手席を搭載することができます。60:40 分割式バックレストは新型ゴルフに標準装備されますが、これも可倒式です。リヤシートを畳むと、全長1,558mmの、ほぼフラットなカーゴフロアが出現します。助手席を折り畳んだ場合、カーゴスペースの最大全長は2,412mm となります。コンフォートライン以上では、リヤシートのバックレスト中央が開きますので、長尺アイテムの積載も容易です。
新型ゴルフのスペースコンセプトは、数多くの改良を伴っています。たとえば荷室容量は30ℓ 増加して380ℓ へ拡大しました。可変カーゴフロアは100mm 下げることもできます。また、トランクスペースのシル高は665mm と、以前より17mm 引き下げられて、このクルマの主要なマーケット セグメントにおける最小値となっています。同時に、最大トランク幅は228mm拡大して1,272mm となっています。トランクスペースの開口部も47mm 拡大して1,023mm となりました。
洗練されたデザインと直感的な操作
大きく拡大した空間と、より高いレベルの人間工学性が、ドライバー エリアの特徴です。身長の高い方はとくに、20mm 後方に下げられたシート ポジションが嬉しい変更点となるでしょう。ステアリング ホイールの調整幅も変更されました。モジュラー トランスバース マトリックス(MQB)によりペダル間の距離も最適化されています。たとえばブレーキとアクセルペダルの距離は16mm 拡大されています。人間工学面におけるその他の改善点としては、シフトレバーの位置を20mm 引き上げたことも挙げられます。シフトレバーのグリップは、ドライバーが自然に操作できる位置に設置されています。
インテリア デザインを統括するトーマス バッフォルスキーは、次のように述べています。
「あらゆるインテリア エレメントは再開発と再設計を受けました。車内において目立つ特徴は、ドライバー側に傾くよう幅広く設計されたセンター コンソールでしょう。これは、コンパクト クラスというよりラグジュアリー クラスを想起させるものです。ゴルフが伝統的に備える高いレベルの実用性と機能性が、これほどのエレガンスと洗練性に組み合わせられたことはありませんでした。」
センター コンソールの中央、ハザードランプスイッチの下には、メニューキーとダイアルを備えた5 インチから8 インチサイズのインフォテインメント システム用のタッチスクリーンを装備しています。インフォメーションおよびエンタテインメント システムは、完全に新しく開発・設計されました。フォルクスワーゲンとしては初めて、近接センサーを備えた新世代タッチスクリーンを採用し、指によるワイプ動作(スマートフォンで使用するワイプやズーム動作)に対応しました。インターフェイスのグラフィックデザインも、新世代の直感的な操作に対応したものとなっています。
インフォテインメント モジュールの下には、空調コントロールの各種スイッチが整然とレイアウトされ、そのさらに下には大型センター アームレストにつながってゆくセンター コンソールのロワ セクションがあります。一貫したデザインは、ラグジュアリー クラスと同等の洗練性を備えています。ドライバーの右側には新たに採用された電動パーキングブレーキとオートホールド機能のボタンが設置されます。その前には、マルチメディア インターフェイス(AUX-IN、USB およびオプションのApple インターフェイス)が設置された収納コンパートメントがあります。コンパートメント自体も、スマートフォンを収納できる大きさとな
っています。
センターアームレストの下には、全長を100mm にわたって調整可能で、高さも5 段階に変更できる、収納コンパートメントが用意されています。このコンパートメントも、使い勝手が良い大型のサイズです。
フォルクスワーゲンとしては初めてのことですが、このクルマでは外部アンテナとの誘導リンク機能を備えています。携帯電話をユニバーサル ホルダーに入れて収納スペースに置くと、携帯電話のアンテナがクルマの外部アンテナと電磁的にカップリングされます。それによって、固定電話と同様の利点が得られるようになります。
●外部アンテナの使用により、受信状態の向上と信号強度の改善が実現します。
●携帯電話のバッテリーが長持ちします。外部アンテナとリンクすることで、送受信に最小限の電力しか必要としなくなります。
●乗員コンパートメントにおける電磁波の発生を最低限に抑制できます。
バッフォルスキーは、次のようにコメントしています。
「センターコンソールと同じくインテリアで目を惹くのは、ダッシュボード ボディです。ダッシュボード上部は、見た目にエレガントで、触り心地もよいプラスチック製となっています。この部分は、インテリア全体を回ってフロントウインドーへと伸びてゆくシームによって分割されています。ダッシュボード ボディの外周エリアは、両側のウインドー シルに溶け込むようにデザインされています。」
ダッシュボード下部と同様、ロワ ドアトリムも対比色をオーダーすることができます。「ハイライン」において、ドアパネルのインレイは、標準搭載されるアンビエント ライティングの一部として、照明付きのエレガントなトリムを備えます。パワーウインドースイッチはアームレストに設置されて人間工学的な使い易さを追求しています。運転席のドアハンドル前方には、電動ドアミラーの調整スイッチが設置されます。ドアトリムパネルのデザインは2 本の曲線が交わるモチーフですが、これはドアトリムをアームレスト、ドアハンドル、収納ポケット、スピーカーといった各機能エリアに分割する役割を担っています。バッフォルスキーは、次のように語っています。「アンビエント ライティングのエレメントは、夜には最高の照明とエレガントな雰囲気を提供してくれます。ボタンとスイッチ類のホワイト照明は、高級感を強調するものです。」
シートの快適性:ラグジュアリー クラスに匹敵する人間工学性能
新型ゴルフ のシートは、とても快適です。前後5 つすべての着座位置が、再設計されました。シートは、優れた基本性能を備えています。起伏に富んだボディライン、ダイナミックな走行における最高のサポート、長旅に嬉しい高いレベルの快適性などが特徴です。これらは、体の形にうまくフイットするフォーム材の形状デザインと、コールドフォーム材によるクッション部分の最適化された弾力性と衝撃吸収性によって実現しています。ハイスペック モデルであるコンフォートラインとハイラインは、運転席と助手席に2 ウェイのランバー サポートを標準装備。オプション設定となる運転席12 ウェイ パワーシートは、さらに精密な調整を可能にします。
また、ゴルフに搭載される新開発装備としては、ドライバーに多様な調整性能を提供するエルゴアクティブ シートが挙げられます。おなじみのシート高調整とシートヒーターに加え、このクラスに採用される新機能として、シート デプスと角度の調整機能、電動式4 ウェイ ランバーサポート、マッサージ機能などがあります。エルゴアクティブ シートはまた、すばらしい人間工学性能を備えており、ドイツではすでにAGR 認証(「健康な背中」キャンペーン)を受けています。
(以上)
※2012年9月27日のパリモーターショーで一般公開されたゴルフ7シリーズの日本語版公式資料を分割掲載。
画像などは再構成しています。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 新型ゴルフ:7... | 新型UP!(アッ... » |
コメント |
コメントはありません。 |
![]() |
コメントを投稿する |
![]() |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |