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鱒釣楽の近況

渓流釣行・散策遊行、そこで出会った魚・花・蝶・人などの記録です

No15竜王に行った

2024年05月04日 15時40分40秒 | 遠地ウオーキング
 (長文写真28枚です)前回のNo14神保原に行ったが楽しかったので、続けても4月25日に富士川中流域の釜無川の信玄堤周辺を歩くことを計画して実行ました。今回のコースは山梨県甲斐市のJR中央線の竜王駅からの信玄堤・堀切を周遊し、塩崎駅まで周遊9.8Kmです。
 鉄道移動:2時間36分 矢野口06:19→06:40立川06:46→07:03高尾07:07→08:38甲府08:50→08:55竜王 114.2km
 歩行周遊 3時間20分 歩行経路 竜王駅9:00→9:30/1.8Km三社神社→10:00/1.2Km信玄橋西→10:50/1.9Km双田橋南→11:50双田橋南(堀切往復折返11:20)/2Km→12:20/1.6Km塩崎駅 9.8Km
 鉄道移動:2時間40分 塩崎12:36→13:34大月13:48→14:48立川14:56→15:16矢野口 118.3km
 当日の歩行は竜王駅から塩崎駅まで地図に紫色線付けした舗装道路と河原を周遊9.25Km・1.3万歩・ハートポイント(強運動)59・時間3.4時間のインターバルウオーキングをしました。途中、幹線道路・生活道路を通ったので車は多く走っていましたが、歩行途中で人は1人(堤防をサイクリング中の外国人)と会って立ち話しただけです。天気予報は雨上がりの晴れで気象庁予報的中でした。途中に利用できる公園などの公衆トイレは信玄堤公園内だけでした。地理的には南アルプス東・奥秩父西に囲まれた釜無川扇状地の山梨県の甲斐・南アルプス・竜王の三市境界を歩きました。交通の要所で右から中央高速自動車道・JR中央本線・国道R20号線(双葉バイパス)・県道r52号線(富士川街道)・県道r2号線(韮崎南アルプス中央線)です。遠地ウオーキングの個人ルール(家を出る時間は6時以降、戻る時間は16時以前、移動・歩行時間を合わせて10時間内)を守り予定どおりのスケジュールで家に無事戻りました。歩く時間に余裕が少なく、寄り道もできず、せわしい遠地ウオーキングでしたが、楽しい一日でした。
 遠地ウオーキングエリア(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 信玄堤周辺ウオーキング経路地図(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 

 竜王原駅ホームと駅前(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 竜王駅(標高286.6m)を降り、南口に出て駅前広場の右側を南に進みチェックポイント1三社神社に向かいます。最初の裏路を右折して階段状に進み、r20甲州街道に出るので横断して歩道を進み、横断歩道陸橋の左斜めに高石頭首工:取水堰堤から給水されている農業用水路が左側を流れ下っているので、水路に沿って進むとチェックポイント1三社神社に着きます。
 r20甲州街道・農業用水路・高岩頭首工農業用取水施設と三社神社(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 
 三社神社で参拝を済ませ、信玄信玄堤公園に入り案内を読み、伝統治水工法の聖牛(せいぎゅう)、河岸段丘(断層)を強固な岩堤防:標高差17.5m)とした高岩(たかいし)、現在の新しい治水工法の高石頭首工(堰堤:たかいしとおしゅこう)・・・を見学しました。
 信玄堤ガイドブックより一部引用  「御勅使川(みだいがわ)が釜無川に合流した場所から少し下流の左岸にある。 堤防の特徴は、連続した堤防ではなく、複数の堤防を重ね合わせてつくっている点。 「霞堤(かすみてい)」と呼ばれ、一つの堤防ですべての水流を受け止めず、次の堤防へ流すことにより徐々に勢いを弱めていく仕組み。洪水時に上流の堤防が決壊しても、その次にある外側の堤防が浸水を防ぐとともに、一度流れ出た水を堤防の間から川に戻すという機能を備えている。永禄3年(1560)前後に着工されたと言われる堤防で、甲府盆地中央方面へ向かう川の流路をふさぎ、下流の村々を守る役割を担うもので、400年以上たった現在でも治水機能を果たし続けている。堤防の長さは350間(約650メートル:赤坂台地麓から信玄橋付近までの距離)で、本堤が直接水勢を受けることがないよう石積出しが構築されていた。」
 聖牛(せいぎゅう)・高岩(河岸断層の強固岩堤防)(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 
 高石頭首工:取水堰堤(砂防・止水・給水・魚道(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 下流に堤防上の路を歩いて信玄橋に向かいます。道から直接橋に上がれる階段があります。橋の下流側に三坂の山々と奥に残雪の富士山を望めます。橋の上流側に右から奥秩父西端・真ん中に八ヶ岳・左に南アルプス東端を望めます。信玄橋を渡るとチェックポイント2信玄橋西端に着きます。南アルプス東側全容を一望でき、正面中央に芦安(南アルプスの北嶺への東側からの登山基地広河原アルペンプラザへの入り口)とその後方に残雪がに凝る北岳・間ノ岳は山陰になり見えませんが農鳥岳・広河内岳・大籠岳、左に櫛形山、右に残雪が残る鳳凰山・甲斐駒ヶ岳・鋸岳が見えます。
 釜無川左堤の路からの信玄橋(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 信玄橋の下流(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 信玄橋の上流(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 信玄橋西詰からの西:正面(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 信玄橋西詰からの北北西:正面右(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 釜無川右側土手を上流に歩いていきます。快晴で空気も澄んでいて景色も良くてただ一人だけ、大きく深呼吸し、しりとりを口ぐさみながら、インターバルウオーキングで快調に歩けます。土手・河原にはたんぽぽ・からすのえんどう・日本たんぽぽ・やぐるまぎく(セントーレア)・とうだいぐさ・あめりかふうろ・・・の花が綺麗に咲いています。
 右側土手を上流に歩く(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 やぐるまぎく(セントーレア)の花(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 とうだいぐさ・あめりかふうろの花(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 最後のチェックポイント3双田橋南端が見えてきて、近づいてきて、着きます。橋の南端から正面左に八ヶ岳・右に奥秩父山塊が望めます。時間もほぼ計画どおりに歩いており、先に進みました。
 双田橋と橋南端(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 御勅使川(みだいがわ)が釜無川に合流する河原は水量と比べると広大で、増水時の氾濫規模が想像できます。
 御勅使川が釜無川に合流する広大な河原 (クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 御勅使川の堀切橋に行く右側堤防上の狭い汚れた車道はすぐ横に大規模な塵・廃棄物処理場と砕石処理・保管場があり、塵収集車・ダンプカーが多く通っているので用心して通りました。急ぎ廻りを良く見ずに歩いたので堀切橋に予定より早く着きました。
 御勅使川の堀切橋(標高:327.4m) (クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 以下信玄堤ガイドからの抜粋 「堀切は釜無川の治水事業の遺跡の一つとして伝えられる。釜無川に注ぐ御勅使川(みだいがわ)には、いくつかの治水遺跡が残っているが、堀切は下流の釜無川に合流する手前にある。洪水を防ぐために、川左岸にある竜岡台地韮崎市龍岡町下條南割)の岩を掘って、切り出し〟川の流れを変えたことが由来とされている。地元の韮崎市ではその周辺を指す地名として定着している。最近の研究では信玄の時代以前に存在したとの説もある。」
 御勅使川 (クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 双田橋南端に戻り、橋を渡り塩崎駅に向かいます。予定時間より早く戻って歩いているので、時間に余裕ができたのですが寄り道をせずに、橋の上から日本航空大学校山梨練習飛行場の離着陸練習を見て時間調整しました。
 練習飛行場でヘリコプターランディング (クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 塩崎駅(標高:320.2m) に予定の時間に着き、予定の電車に乗り、家に戻りました。
 駅前と富士山が見える塩崎駅ホーム (クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 


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