6月も終わりです。川崎は6月5日に梅雨入となり、梅雨明けの予報は7月20日頃です。深夜に雨が降り昼間は曇りといった日が続いています。夏至6月22日を経過してこれから一日一日、日の出が遅く、日の入りが早やくなっていきます。去年5月に転落して負傷した頭部のくも膜下出血・脳幹梗塞と出血は自然治癒(検査)療養が続いています。右目の内転筋がうまく動かせない後遺症は像が綺麗にむすべない・眼球神経まわりの疲れと違和感がけっこう辛いです。でも積極的なリハリビは微少ですが効果があり続けています。
川崎の町の家ではアーティチョークの紫(写真)・タイムの薄赤・・・の花が咲いています。れんげしょうま・ききょう・やまゆり・・・の花芽が膨らんでいます。

富士山は今日7月1日が登山山開きです。富士山北麓の山の家ではくもきりそうの緑・・・の地味な花が咲いています。富士山は今年は例年より雪が少ないです。
6月11日の冠雪状況

6月26日の冠雪状況

14日から2泊3日で地区民生委員児童委員の地震津波防災対応研修に、福島~宮城~の太平洋沿岸部を自身の目と耳と心で見てきました。目的は、防災意識の啓発です。特に正常化の偏見(NormalcyBias)をしないよう「忘れないこと」を意識して巡りました。全日程バスで廻り、常磐高速道路ならはサービスエリア・大熊町~浪江町、仙台空港、南三陸町~気仙沼市~陸前高田市、大船渡市、釜石市を車窓からも見て巡りました。大船渡の盛駅~釜石駅は三陸鉄道南リアス線を三陸鉄道震災学習列車で移動しました。
2年前に巡った時よりも次の2点を心に刻みました。
(1)人の日常生活を普通に戻すことが基本
主要道路・港湾・防波堤のみ良くなっていました。しかし、海岸被災地に住んでいる人達の生活は全く戻っていいませんでした。また20m位の用地盛り土・防波堤では、被災を忘れてしまい、海水が昇って同じ被災が繰り返されるに違いないと思いました。
でも、過去の津波を教訓として生活の場を不便でも高台に構築した人達は被災も少なく日常生活が普通に戻っていました。海岸から離れた高台の鉄道・道路は防波堤の役割をはたしており、その奥は被災が少ない様子でした。過去にここまで津波が上がってきたという伝承碑・記憶道標などは啓蒙の効果が大きいと実感しました。生活に密着した被災を忘れない身の丈に合った知恵と工夫がとても大事だと思いました。
(2)人の禁じ手を封印して使わないことが基本
福島第一原発とその周辺は人が住めない状態になっています。私は核科学の知識は少ないですが、それでも人知制御・管理できない核科学でいう核分裂物質とその核分裂により生まれる新しい物質と、放たれる目に見えない放射能および熱は公害だとあらためて確信しました。なお、新しい物質と、熱については以下ではふれません。
目に見えない放射能の恐怖を、実感できるもの、数字化することが大事です。
・放射能の強さ:1個の原子核が1秒間に核分裂(崩壊)して放射線を放つ量
単位 1Bq/核分裂物質1Kg当り ベクレル
・放射線の量 :1ジュールのエネルギーを吸収する量
単位 1Gy/人の体重1Kg当り グレイ
・放射線の人への影響:1Gy/1Kg当り≒1sV/h(1時間)当り
単位 1sV/h(1時間)当り シーベルト
人への悪影響は放出・爆発により高濃度で広範囲に飛散した微細な核分裂物質(土壌・水・空気・・・の汚染)のそのものの毒性と、放たれる放射線による細胞(組織・DNA・・・)の破壊です。この微細な核分裂物質は山野・海・人の住処に広く拡散し、時間がたつと自然・人工による循環・流下・食物連鎖・・・除染によって集積・濃縮されるでしょう。核分裂物質は核分裂して安定(非核分裂)物質に変わりますが物質の種類によっては気の遠くなる(数万年以上でよく分からない)時間がかかるとのことです。集積・濃縮された核分裂物質(核燃料・使用済み核燃料・汚染土水空気食物・・・)の安全な保管・廃棄(実際には捨ることができない)はできないでしょう。時が経ち被害が顕在化されることが末恐ろしいです。
現在、公表されている放射線の人への影響(被ばく)の数字は類推をいれ次のものがありました。
・国内自然環境
福島第一原発事故前 0.008~0.048μsV/h(ガンマ線)
福島第一原発事故後 0.04~μsV/h(ガンマ線)
・福島原発周辺
福島第一原発原子炉内は550sV以上/h(ガンマ線、炉心溶融箇所も同様?)
福島第一原発敷地0.463~2.27~18μsV/h(ガンマ線)
常磐高速道路 0.1~0.6μsV/h(ガンマ線)
0.1μsV/hだと0.876msV/年・・・4.38msV/5年・・・経時累積
※被ばくにかかわるガイドライン・傷害発生
一般人は 1msV以下/h(幼児・青少年は0.25msV以下/h)
原発敷地作業者は50msV以下/h
50msV以上/年で生活困難(現状の帰宅困難指定地域)
100~250msV以上・・・/hで急性傷害・・・死亡、500sVだと即死
常磐道高速道路の周辺状況



南三陸町の周辺状況(プレハブのさんさん商店街とBRT/JR駅、防災庁舎跡)


南三陸町で震災語り部さんの話に使われた高台に海水が駆け上がった写真

陸前高田市の周辺状況(奇跡の一本松、主要道路)


大船渡市~釜石市の周辺状況(盛駅:三陸鉄道とBRT/JR)、・・・、明治三陸大津波伝承碑、塩水に強い広葉樹、・・・、釜石駅:新日鐵住金釜石製鐵所)







川崎の町の家ではアーティチョークの紫(写真)・タイムの薄赤・・・の花が咲いています。れんげしょうま・ききょう・やまゆり・・・の花芽が膨らんでいます。

富士山は今日7月1日が登山山開きです。富士山北麓の山の家ではくもきりそうの緑・・・の地味な花が咲いています。富士山は今年は例年より雪が少ないです。
6月11日の冠雪状況

6月26日の冠雪状況

14日から2泊3日で地区民生委員児童委員の地震津波防災対応研修に、福島~宮城~の太平洋沿岸部を自身の目と耳と心で見てきました。目的は、防災意識の啓発です。特に正常化の偏見(NormalcyBias)をしないよう「忘れないこと」を意識して巡りました。全日程バスで廻り、常磐高速道路ならはサービスエリア・大熊町~浪江町、仙台空港、南三陸町~気仙沼市~陸前高田市、大船渡市、釜石市を車窓からも見て巡りました。大船渡の盛駅~釜石駅は三陸鉄道南リアス線を三陸鉄道震災学習列車で移動しました。
2年前に巡った時よりも次の2点を心に刻みました。
(1)人の日常生活を普通に戻すことが基本
主要道路・港湾・防波堤のみ良くなっていました。しかし、海岸被災地に住んでいる人達の生活は全く戻っていいませんでした。また20m位の用地盛り土・防波堤では、被災を忘れてしまい、海水が昇って同じ被災が繰り返されるに違いないと思いました。
でも、過去の津波を教訓として生活の場を不便でも高台に構築した人達は被災も少なく日常生活が普通に戻っていました。海岸から離れた高台の鉄道・道路は防波堤の役割をはたしており、その奥は被災が少ない様子でした。過去にここまで津波が上がってきたという伝承碑・記憶道標などは啓蒙の効果が大きいと実感しました。生活に密着した被災を忘れない身の丈に合った知恵と工夫がとても大事だと思いました。
(2)人の禁じ手を封印して使わないことが基本
福島第一原発とその周辺は人が住めない状態になっています。私は核科学の知識は少ないですが、それでも人知制御・管理できない核科学でいう核分裂物質とその核分裂により生まれる新しい物質と、放たれる目に見えない放射能および熱は公害だとあらためて確信しました。なお、新しい物質と、熱については以下ではふれません。
目に見えない放射能の恐怖を、実感できるもの、数字化することが大事です。
・放射能の強さ:1個の原子核が1秒間に核分裂(崩壊)して放射線を放つ量
単位 1Bq/核分裂物質1Kg当り ベクレル
・放射線の量 :1ジュールのエネルギーを吸収する量
単位 1Gy/人の体重1Kg当り グレイ
・放射線の人への影響:1Gy/1Kg当り≒1sV/h(1時間)当り
単位 1sV/h(1時間)当り シーベルト
人への悪影響は放出・爆発により高濃度で広範囲に飛散した微細な核分裂物質(土壌・水・空気・・・の汚染)のそのものの毒性と、放たれる放射線による細胞(組織・DNA・・・)の破壊です。この微細な核分裂物質は山野・海・人の住処に広く拡散し、時間がたつと自然・人工による循環・流下・食物連鎖・・・除染によって集積・濃縮されるでしょう。核分裂物質は核分裂して安定(非核分裂)物質に変わりますが物質の種類によっては気の遠くなる(数万年以上でよく分からない)時間がかかるとのことです。集積・濃縮された核分裂物質(核燃料・使用済み核燃料・汚染土水空気食物・・・)の安全な保管・廃棄(実際には捨ることができない)はできないでしょう。時が経ち被害が顕在化されることが末恐ろしいです。
現在、公表されている放射線の人への影響(被ばく)の数字は類推をいれ次のものがありました。
・国内自然環境
福島第一原発事故前 0.008~0.048μsV/h(ガンマ線)
福島第一原発事故後 0.04~μsV/h(ガンマ線)
・福島原発周辺
福島第一原発原子炉内は550sV以上/h(ガンマ線、炉心溶融箇所も同様?)
福島第一原発敷地0.463~2.27~18μsV/h(ガンマ線)
常磐高速道路 0.1~0.6μsV/h(ガンマ線)
0.1μsV/hだと0.876msV/年・・・4.38msV/5年・・・経時累積
※被ばくにかかわるガイドライン・傷害発生
一般人は 1msV以下/h(幼児・青少年は0.25msV以下/h)
原発敷地作業者は50msV以下/h
50msV以上/年で生活困難(現状の帰宅困難指定地域)
100~250msV以上・・・/hで急性傷害・・・死亡、500sVだと即死
常磐道高速道路の周辺状況



南三陸町の周辺状況(プレハブのさんさん商店街とBRT/JR駅、防災庁舎跡)


南三陸町で震災語り部さんの話に使われた高台に海水が駆け上がった写真

陸前高田市の周辺状況(奇跡の一本松、主要道路)


大船渡市~釜石市の周辺状況(盛駅:三陸鉄道とBRT/JR)、・・・、明治三陸大津波伝承碑、塩水に強い広葉樹、・・・、釜石駅:新日鐵住金釜石製鐵所)






