脳幹の自然治癒は続く

　今日は大雨になっています。川崎の町の家でれんげしょうまが初開花しました。林道の脇で実生を見つけその種を植えて４年目に発芽して、７年目に蕾がつき、やっと白い花が一つ咲きました。山の稜線で見る薄紫と白のグラディエーションの大きな花とは違いますがなかなか清楚です。
　

　５月中に転落して外傷性くも膜下出血・脳幹梗塞となりその後遺症のＭＬＦ（medial longitudinal fasciculus）症候群：右目眼球が脳幹循環障害で内側に動かせなくなる異常の自然治癒中です。医師から３ヶ月で直ることはないけれど良くなることはあると言われていました。でも、少しずつ良くなっていると診断されていますが、両眼で見ると方向により立体視が二重に見えること、脳・右目の痛み・疲れは相変わらずです。運動不足で左足もなんか変です。自然治癒はまだまだ続きそうです。
　右目・左目のそれぞれ片方で見ると正常に見えるのですが、両目で正面を見ると顔を２０度位右にすると次の写真のように二重に見えてしまいます。右回りに動いて方向転換が脳の画像処理結果が乱れて変でたいへんです。左回りに動いて方向転換なら問題ないのですが。生活面での不自由はないのですが、車の運転・渓流の遡行釣は当面できそうにありません。
　
　脳幹のリハビリは、写真の像をスマホに表示させて右目の眼球に近づけて強く意識して焦点を左に動かすことを意識して行っています。右目を左に動かして寄せ切るよう内転筋を制御する脳幹の壊れた組織の代替組織の再生を活性化する目的です。けっこう効果があってほとんど寄せ切ることができるようになりました。