行く年

　今年も冬至が過ぎて新年まで後2日です。年初に外傷性脳損傷の１年半経過リハビリになるので、目標として（１）大切なものを取り戻す：手間・聴く・始末、（２）渓流釣りに行く：五感・六感を、体現として（１）今の限界よりもうちょっとがんばる、を立てて生活してきました。でも、実感としてほとんど実現できていません。来年も２年半経過リハビリになるので、目標と体現を継続し、体現に（２）一歩下がってもう一歩下がるを加えて、生活したいと思っています。

　年の締めに、かみさんと伊豆高原に保養に行ってきました。川崎の町の家から、伊豆高原の保養所までは往復２４０Kmです。私は川崎の麻生区以遠への運転は家族に厳しく禁止されているので、車の運転はかみさんで、私は全行程を助手席で楽々でした。
　Ｒ２４６で厚木に、Ｒ１２９で平塚に、Ｒ１西湘バイパスで小田原に、Ｒ１３５で熱海・伊東・伊豆高原に片道３時間で行けます。往復とも渋滞はありませんでした。
　
　
　
　
　途中の伊豆多賀の長浜海岸で昼食を取りみかんを買い込みました。快晴で風もなく暖かい浜を散策しました。
　
　
　伊豆高原に早く着いたので、大室山の裏に寄りました。大室山の右上に下弦の月が見えます（小さいですが写っています）。さくらの里公園にはふゆざくらが少ないですが咲いています。かんざくらは未だ固い蕾です。
　
　
　
　保養所に１５時過ぎに入り、後２泊３日はみかん・南部せんべい・・・3食をのんびり食べ、きままに温泉三昧して帰ってきました。泉質はナトリウム&カルシウム塩化物・硫酸塩のアルカリ性単純泉１７４３mgで、温度が高めのなかなかの温泉です。
　
　27日は全国的に天候が大荒れでした。窓からは海に白波が立っているのが見え、窓がみしみしいっていました。息子夫婦・孫達は北海道の旭山動物園ほかに行ったのですが、ネットで吹雪で通行止めだらけで、現地の人達もたいへんな状況だと連絡が入ってきました。私達は温泉三昧の間に、大室山の裏～十足（とおたり）の裏（北側）の松川源流林道を散策しました。静かで良い所です。流れは細いですがあまごが居そうです。昼食は蕎仙（きょうせん）の十割蕎麦を食べました。美味しいという評判ですが、蕎麦は茹で５秒でぷつぷつ切れるので食べ方が難しい、蕎麦に山葵を載せてそっと汁にあててそっと食べるので私達向きではありません。
　
　
　林道周りには、地域の方達がそしんろうばいをたくさん植え付けています。鹿の食害が酷い様子で簡単な保護柵が付けられています。かみさんが良い匂いがすると咲いているのを少ないですが見つけました。
　
　
　さくらの里公園からは、南側に大室山、北側に富士山が見えました。一年中を楽しめる所です。