4日深夜より11日夜迄、休日高速道路割引を活用して四国路をドライブして気ままに目に入った所を、私は高松生まれで中高生の頃(45~50年前)の思い出の地を思い出しながら点々と周遊しました。
4日22時30分に川崎の町の家を出発して青葉ICから東名高速に入り、新城PAでトイレ休憩して、伊勢湾・新名神・名神高速に入り、大津PAでトイレ休憩し、中国・山陽・明石淡路鳴門高速に入り、淡路SAに5日5時15分に着いて空が明るくなる迄の間に車中仮眠しました。途中でしし座流星群の遅いものかふたご座流星群の早いものなのか分かりませんが流星が結構沢山夜空を流れました。7時過ぎになると朝焼けのなかに明石海峡大橋が綺麗に見えます。8時40分に鳴門ICで明石淡路鳴門高速を下りて鳴門市内で朝食を食べました。ここ迄で走行距離648Kmです。

今回はかみさんが四国八十八箇所巡礼(おへんろ)の寺々をできるだけ参拝しようと言うことで、なにはともあれ霊山寺(一番)、極楽寺(二番)、・・・、大窪寺(八十八番)、長尾寺(八十七番)を参拝して巡りました。途中に崩れてしまった阿波の土柱を見て、脇からR193経由で大滝山の横で阿讃県境を越えて香川に入り、道の駅毎で間食の美味しそうなみかんやかりんとうなどを買い込み、空港の湯に行きました。ここ迄で743Kmです。


6日は早朝に展望風呂から朝焼けの中を小さい頃に遊び回った思い出の高松市街を一望できます。釣をした小川・ため池・岩をよじ登った六ツ目山・・・がとても懐かしかったです。午前中に叔父さん・叔母さんに挨拶して、めったに寄らない菩提寺・お墓に治療入院中の母の名代で行きました。


昼前にR32経由で金刀比羅宮に行きました。月曜日なので人出もまばらでゆっくりと参拝できました。海事お宮さんですから、今治造船所が奉納したメンテナンスで取り外された巨大なスクリュー、太平洋一人ぼっちの堀江さんが奉納したマーメイド号、・・・がありゆっくりと見物しました。



猪鼻トンネルで阿讃県境を超え徳島に入り、吉野川(四国三郎)中流の小歩危・大歩危を見ました。そのまま大歩危から祖谷渓に出てかずら橋に行きました。道路は整備されて良いのですが通行量も多めでしかも地元車は60Km以上でブッ飛ばしており、川崎ナンバーの私の車はあおられて、展望場も分からなくて、景観は俗化しており、渓谷を見ながらのドライブには程遠いものでした。


車を降りずに引き返してr32(祖谷渓谷沿いの狭い県道)を下り三好に向かいました。こちらは変に俗化されずに厳しい渓谷を堪能できました。途中のしょうべん小僧がある辺りは紅葉の盛りで渓谷はほぼ垂直に深く切れこんでおり覗き込むと思わず後づさりし足がぞくぞくと震えます。澄んだ流れを見て、この辺のあめご(四国のあまご)は手付かずだろうな、毛鉤を振れば良形を掛けれそうだと思いました。この辺りの地形は中央構造線(~三峰川~紀ノ川~吉野川~)の南側で糸魚川静岡構造線(フォッサマグナの西縁)の南アルプスの早川辺りと似ていますね。三好に着いた頃は日が暮れて真っ暗でした。美濃田の湯にに行きました。ここ迄で893Kmです。



7日は起きると強い雨が降っていました。吉野川SAスマートICから徳島自動車道に入り、吉野川の高架橋を渡り松山自動車道に入り、県境を越えて愛媛に入り石鎚山SAでトイレ休憩し、雨が上がった頃に内子ICで下りて、内子白壁町並みを見ました。雨上がりのしっとりとした町並みを散策して、道の駅で買った間食を川辺のベンチで食べました。小田川に松山自動車道の高架橋が架かっています。流れは澄んでおり、川魚を獲る仕掛けがあり、鶴(なべづる?)が3羽飛んできていました。





昼前にR197経由で八幡浜に出て佐多岬に行きました。立っていられないくらい風が強くて車の外に出れません。沢山ある風力発電の風車がぐるぐる回っていました。昼食を地元の定食さんで、こぶいか(あおりいか?)の煮しめ・いわしの天麩羅・太刀魚の塩焼きの皿を取って食べましたがとても美味しかったです。かみさんはこぶいかが美味しいと皿を追加で取ってきました。入口に西宇和みかんの箱が置いてあり自由に好きなだけ食べてくださいとありましました。四国電力の伊方原子力発電所があり道路はとても良く整備されています。原子力発電所の周りは風力発電の風車だらけでちょっと違和感があります。山並みはブランドみかんの産地で段々畑が点々と黄色く染まっています。r25・R56・宇和島自動車道経由で宇和島に出ました。津島やすらぎの里(熱田温泉)に行き、雨が降り始め更にR56・R321を下り、宿毛の前で県境を越えて高知に入り大月に行きました。ここ迄で1223Kmです。


8日は夜明け前にR321・r43経由で柏島大堂海岸に行きました。旧道の第一展望台から日の出を見ました。誰もいない初冬の展望台からかみさんと私の二人だけで見た標高差の高い巨岩の断崖の向こうから昇る朝日はとても清清しくて荘厳で綺麗でした(インターネット・雑誌の写真で良く見かける風景・場所ですが)。



r43は新道(長い直線のトンネル)があり、狭い曲がりくねった旧道は車が通らないようでとても荒れていました。第二展望台は東大戸山(標高246m)の山頂に更に展望櫓がありほぼ360度の展望です。太平洋の水平線が丸く望めます。水平線近くに大型船が航行しているのが高倍率ズーム望遠鏡・超望遠デジカメだと手に取るように見えます。半島の先端で橋で柏島が繋がれています。養殖の網棚があり水揚げが行われており海鳥が舞っています。第三展望台は観音岩の上の方だけが見えていますが、先に行く・下りるのは崖の道が危なさそうなので止めました。柏島の神社のあこうは巨木でなかなかのものです。周りにはつわぶき・はまなでしこ・あしずりのじぎく・・・ぶーげんびりあ・・・が綺麗に咲いています。高校生の頃に来て小学校の校舎に泊めて貰いぶり(漁港の魚屋さんで勧められた)のカレーライスを作って食べたことが懐かしく思い出されます。今は断崖のロッククライミング、離島のダイビング・磯釣りに訪れる人が多くなったようです。








昼過ぎにr43・R321・R27経由で小才角・大才角、叶崎、竜串、・・・を見ながら金剛福寺(三十八番)を参拝して足摺岬に行きました。

懐古的心境になり調子に乗って、狭い曲がりくねった断崖脇の旧道を通り、キャンプしたことがある窪津崎灯台、・・・、以布利を周っているとかみさんからいい加減にしてと叱られました。

時間を取り過ぎて遅くなったので、R321経由で四万十川に急ぎました。中村で四万十川河口を見て、窪川からr19経由で四万十川中流を見ました。一斗俵・米奥の沈下橋を見る頃には日が傾き始め、たそがれのかみさんと私の二人の影が川面に映っていました。R321に戻り高知自動車道経由で高知に着いたころは日暮れで高知城・はりまや橋は車窓から見るだけでした。ここ迄で1486Kmです。ところで最近思うのですが、旅館・ホテルは分煙(禁煙)・個人団体分離は徹底されてきていますが、アルコール無(禁酒)は無頓着です。かみさんも私も煙草吸わず・アルコール飲まずですが、宿の夕食は酒を飲むことが前提になっている(儲かるから?)ようで、特に今回の高知では何時までたっても主菜とご飯が出てこないのには閉口しました。ご飯のみのコース?があれば良いですね。




9日は強風波浪注意報が出ていました。早朝に五台山から高知市街を展望し竹林寺(三十八番)を参拝し牧野植物園に行きました。広くて季節により移り変わりしますので一日では回りきれません。牧野博士は日本で初めて植物図鑑を作った偉人です。初冬の花が咲いており、つまぐろひょうもんちょうがつがいで飛翔しています。かみさんとゆっくりと散策しました。



昼過ぎに高知大丸(中心市街地)に寄り、地場の道の駅では手に入らないお使いに使うみやげ物を買い込みました。後、浦戸湾の右側(旧道)経由で桂浜に行きました。桂浜はNHK大河ドラマ(坂本竜馬)で更に有名になって木曜日でもそこそこ込んでいました。竜馬像の前は写真を撮る人で溢れていたので、浜に下りて散策しました。周りの景観は俗化し塵は多いし浜では砂が靴に入ってきて、昔々に小学校の修学旅行で行った頃の碁石浜は見る影もありません。ここまで巡って来て昔より良い(住んでいる人達が意図して良くした)所は沢山ありましたが、かずら橋と桂浜は悪くなった所だと感じました。

室戸岬の夕日を見ようと、浦戸湾大橋を渡り、r14・R55を下りました。魚屋さんには食べ慣れない安価な魚(ひだりまき/たかのはだい・めじか/まるそうだがつお・・・)が並んでいます。沢山獲れるまるそうだがつおがめじか(ひめがつお)と呼ばれているのにがっかりで、味の良いひらそうだがつおだっら良いのにと思いました。西風が強くて波が高く海が荒れていたのですが、・・・最御崎寺(ほつみざきじ:二十四番)を参拝した後の室戸岬の日の入りはとても綺麗でした。まるで自動車専用道路のようなR55を上り宍喰の手前で県境を越えて徳島に入り、日が暮れた後に上善の湯に入り、日和佐に行きました。ここ迄で1681Kmです。

10日は早起きは三文の徳で、もちろん日和佐城にかかかる日の出は見たのですが、加えて薬王寺(二十三番)を参拝した時に社務所の玄関で王の文字が透かし彫りになっており朝日が当たり影が品の良い虎の掛け軸の手前のついたてに映えているのを見ました。お寺さんもなかなか考えたなあと思いました。

朝食の後に海がめの産卵する浜辺で有名な大浜海岸を散策して、去年のNHKの朝の連ドラマで更に有名になった海がめ博物館かれったに開館前に並んで一番に入場しました。かれったはカレッタカレッタ:あかうみがめで1m近くあり重く大きいものだと知りました。


更にR55・r24を上がり羽ノ浦で数十年ぶりに友人夫婦に再会して楽しい美味しい昼食をご馳走になり、R55を小松島・徳島と上がり鳴門に出て大塚国際美術館(ポカリスエット・ソルトン?/医療用点滴・・・徳島の誇る大塚グループ)に行きました。入館料がちょっと高額(二人で6300円)だったのですが原寸大の陶板名画・設備は素晴らしいものでした。世界各地の現地で現物を写真撮影してコンピュータ画像処理をして質感・彩色をセラミックパネルに焼成したもので、国内の飛鳥の高松塚古墳ほか遺跡の壁画もこうして保存・展示すれば良かったのにとその場で思いました。年代・地域・文化毎に分類されて約1000点展示しているそうで一日で見るのは無理です。私たちも半分位見たところでタイムアウト(閉館)になりました。守衛さんに急いでピカソのゲルニカ(かみさんは実物を見たことがある、私は無い)を見てから退出してくださいと案内され急かされたので、そのあたりが見所なのでしょうか。とにかく原寸大で緻密に模写?されていて、特にスクロヴェーニ礼拝堂・システィーニ礼拝堂・・・は大迫力です。各地の美術館ではまず展示されない青いターバンの少女・・・もあるのは良いです。暗くなったので急いで淡路鳴門高速で鳴門海峡を渡り県境を越えて兵庫に出て淡路に行きました。ここ迄で1828Kmです。




11日は雨模様で、出発から一週間経ち帰る日です。尾崎を散策し産直品・お土産を買い込んで11時30分に津名一ノ宮ICから明石淡路鳴門高速に入り、山陽・中国・名神・新名神高速に入り、甲南PAでトイレ休憩して、伊勢湾・東名高速に入り、牧の原SAでトイレ休憩して雨の中をひたすら走ります。ワゴン車の後部にはかみさんが安い安いといっぱい買い込んだみかん30Kg超の大きな箱々・きんかん・ほしがき・きゃべつ・れたす・とまと・しいたけ・たちうおのひもの・かつおぶし・讃岐うどん・しょうゆまめ・かりんとう・ういろう・たこせんべい・一口まんじゅう・・・とたいへんな重量です。昼間の交通渋滞を避けた時間でしたので大きな渋滞に出くわさずに、青葉ICを19時20分に出て、途中で牛丼屋さんで帰ってから食べる牛丼セットを買い、19時50分に川崎の町の家に着きました。今回のドライブは総走行距離2417Kmでした。
4日22時30分に川崎の町の家を出発して青葉ICから東名高速に入り、新城PAでトイレ休憩して、伊勢湾・新名神・名神高速に入り、大津PAでトイレ休憩し、中国・山陽・明石淡路鳴門高速に入り、淡路SAに5日5時15分に着いて空が明るくなる迄の間に車中仮眠しました。途中でしし座流星群の遅いものかふたご座流星群の早いものなのか分かりませんが流星が結構沢山夜空を流れました。7時過ぎになると朝焼けのなかに明石海峡大橋が綺麗に見えます。8時40分に鳴門ICで明石淡路鳴門高速を下りて鳴門市内で朝食を食べました。ここ迄で走行距離648Kmです。

今回はかみさんが四国八十八箇所巡礼(おへんろ)の寺々をできるだけ参拝しようと言うことで、なにはともあれ霊山寺(一番)、極楽寺(二番)、・・・、大窪寺(八十八番)、長尾寺(八十七番)を参拝して巡りました。途中に崩れてしまった阿波の土柱を見て、脇からR193経由で大滝山の横で阿讃県境を越えて香川に入り、道の駅毎で間食の美味しそうなみかんやかりんとうなどを買い込み、空港の湯に行きました。ここ迄で743Kmです。


6日は早朝に展望風呂から朝焼けの中を小さい頃に遊び回った思い出の高松市街を一望できます。釣をした小川・ため池・岩をよじ登った六ツ目山・・・がとても懐かしかったです。午前中に叔父さん・叔母さんに挨拶して、めったに寄らない菩提寺・お墓に治療入院中の母の名代で行きました。


昼前にR32経由で金刀比羅宮に行きました。月曜日なので人出もまばらでゆっくりと参拝できました。海事お宮さんですから、今治造船所が奉納したメンテナンスで取り外された巨大なスクリュー、太平洋一人ぼっちの堀江さんが奉納したマーメイド号、・・・がありゆっくりと見物しました。



猪鼻トンネルで阿讃県境を超え徳島に入り、吉野川(四国三郎)中流の小歩危・大歩危を見ました。そのまま大歩危から祖谷渓に出てかずら橋に行きました。道路は整備されて良いのですが通行量も多めでしかも地元車は60Km以上でブッ飛ばしており、川崎ナンバーの私の車はあおられて、展望場も分からなくて、景観は俗化しており、渓谷を見ながらのドライブには程遠いものでした。


車を降りずに引き返してr32(祖谷渓谷沿いの狭い県道)を下り三好に向かいました。こちらは変に俗化されずに厳しい渓谷を堪能できました。途中のしょうべん小僧がある辺りは紅葉の盛りで渓谷はほぼ垂直に深く切れこんでおり覗き込むと思わず後づさりし足がぞくぞくと震えます。澄んだ流れを見て、この辺のあめご(四国のあまご)は手付かずだろうな、毛鉤を振れば良形を掛けれそうだと思いました。この辺りの地形は中央構造線(~三峰川~紀ノ川~吉野川~)の南側で糸魚川静岡構造線(フォッサマグナの西縁)の南アルプスの早川辺りと似ていますね。三好に着いた頃は日が暮れて真っ暗でした。美濃田の湯にに行きました。ここ迄で893Kmです。



7日は起きると強い雨が降っていました。吉野川SAスマートICから徳島自動車道に入り、吉野川の高架橋を渡り松山自動車道に入り、県境を越えて愛媛に入り石鎚山SAでトイレ休憩し、雨が上がった頃に内子ICで下りて、内子白壁町並みを見ました。雨上がりのしっとりとした町並みを散策して、道の駅で買った間食を川辺のベンチで食べました。小田川に松山自動車道の高架橋が架かっています。流れは澄んでおり、川魚を獲る仕掛けがあり、鶴(なべづる?)が3羽飛んできていました。





昼前にR197経由で八幡浜に出て佐多岬に行きました。立っていられないくらい風が強くて車の外に出れません。沢山ある風力発電の風車がぐるぐる回っていました。昼食を地元の定食さんで、こぶいか(あおりいか?)の煮しめ・いわしの天麩羅・太刀魚の塩焼きの皿を取って食べましたがとても美味しかったです。かみさんはこぶいかが美味しいと皿を追加で取ってきました。入口に西宇和みかんの箱が置いてあり自由に好きなだけ食べてくださいとありましました。四国電力の伊方原子力発電所があり道路はとても良く整備されています。原子力発電所の周りは風力発電の風車だらけでちょっと違和感があります。山並みはブランドみかんの産地で段々畑が点々と黄色く染まっています。r25・R56・宇和島自動車道経由で宇和島に出ました。津島やすらぎの里(熱田温泉)に行き、雨が降り始め更にR56・R321を下り、宿毛の前で県境を越えて高知に入り大月に行きました。ここ迄で1223Kmです。


8日は夜明け前にR321・r43経由で柏島大堂海岸に行きました。旧道の第一展望台から日の出を見ました。誰もいない初冬の展望台からかみさんと私の二人だけで見た標高差の高い巨岩の断崖の向こうから昇る朝日はとても清清しくて荘厳で綺麗でした(インターネット・雑誌の写真で良く見かける風景・場所ですが)。



r43は新道(長い直線のトンネル)があり、狭い曲がりくねった旧道は車が通らないようでとても荒れていました。第二展望台は東大戸山(標高246m)の山頂に更に展望櫓がありほぼ360度の展望です。太平洋の水平線が丸く望めます。水平線近くに大型船が航行しているのが高倍率ズーム望遠鏡・超望遠デジカメだと手に取るように見えます。半島の先端で橋で柏島が繋がれています。養殖の網棚があり水揚げが行われており海鳥が舞っています。第三展望台は観音岩の上の方だけが見えていますが、先に行く・下りるのは崖の道が危なさそうなので止めました。柏島の神社のあこうは巨木でなかなかのものです。周りにはつわぶき・はまなでしこ・あしずりのじぎく・・・ぶーげんびりあ・・・が綺麗に咲いています。高校生の頃に来て小学校の校舎に泊めて貰いぶり(漁港の魚屋さんで勧められた)のカレーライスを作って食べたことが懐かしく思い出されます。今は断崖のロッククライミング、離島のダイビング・磯釣りに訪れる人が多くなったようです。








昼過ぎにr43・R321・R27経由で小才角・大才角、叶崎、竜串、・・・を見ながら金剛福寺(三十八番)を参拝して足摺岬に行きました。

懐古的心境になり調子に乗って、狭い曲がりくねった断崖脇の旧道を通り、キャンプしたことがある窪津崎灯台、・・・、以布利を周っているとかみさんからいい加減にしてと叱られました。

時間を取り過ぎて遅くなったので、R321経由で四万十川に急ぎました。中村で四万十川河口を見て、窪川からr19経由で四万十川中流を見ました。一斗俵・米奥の沈下橋を見る頃には日が傾き始め、たそがれのかみさんと私の二人の影が川面に映っていました。R321に戻り高知自動車道経由で高知に着いたころは日暮れで高知城・はりまや橋は車窓から見るだけでした。ここ迄で1486Kmです。ところで最近思うのですが、旅館・ホテルは分煙(禁煙)・個人団体分離は徹底されてきていますが、アルコール無(禁酒)は無頓着です。かみさんも私も煙草吸わず・アルコール飲まずですが、宿の夕食は酒を飲むことが前提になっている(儲かるから?)ようで、特に今回の高知では何時までたっても主菜とご飯が出てこないのには閉口しました。ご飯のみのコース?があれば良いですね。




9日は強風波浪注意報が出ていました。早朝に五台山から高知市街を展望し竹林寺(三十八番)を参拝し牧野植物園に行きました。広くて季節により移り変わりしますので一日では回りきれません。牧野博士は日本で初めて植物図鑑を作った偉人です。初冬の花が咲いており、つまぐろひょうもんちょうがつがいで飛翔しています。かみさんとゆっくりと散策しました。



昼過ぎに高知大丸(中心市街地)に寄り、地場の道の駅では手に入らないお使いに使うみやげ物を買い込みました。後、浦戸湾の右側(旧道)経由で桂浜に行きました。桂浜はNHK大河ドラマ(坂本竜馬)で更に有名になって木曜日でもそこそこ込んでいました。竜馬像の前は写真を撮る人で溢れていたので、浜に下りて散策しました。周りの景観は俗化し塵は多いし浜では砂が靴に入ってきて、昔々に小学校の修学旅行で行った頃の碁石浜は見る影もありません。ここまで巡って来て昔より良い(住んでいる人達が意図して良くした)所は沢山ありましたが、かずら橋と桂浜は悪くなった所だと感じました。

室戸岬の夕日を見ようと、浦戸湾大橋を渡り、r14・R55を下りました。魚屋さんには食べ慣れない安価な魚(ひだりまき/たかのはだい・めじか/まるそうだがつお・・・)が並んでいます。沢山獲れるまるそうだがつおがめじか(ひめがつお)と呼ばれているのにがっかりで、味の良いひらそうだがつおだっら良いのにと思いました。西風が強くて波が高く海が荒れていたのですが、・・・最御崎寺(ほつみざきじ:二十四番)を参拝した後の室戸岬の日の入りはとても綺麗でした。まるで自動車専用道路のようなR55を上り宍喰の手前で県境を越えて徳島に入り、日が暮れた後に上善の湯に入り、日和佐に行きました。ここ迄で1681Kmです。

10日は早起きは三文の徳で、もちろん日和佐城にかかかる日の出は見たのですが、加えて薬王寺(二十三番)を参拝した時に社務所の玄関で王の文字が透かし彫りになっており朝日が当たり影が品の良い虎の掛け軸の手前のついたてに映えているのを見ました。お寺さんもなかなか考えたなあと思いました。

朝食の後に海がめの産卵する浜辺で有名な大浜海岸を散策して、去年のNHKの朝の連ドラマで更に有名になった海がめ博物館かれったに開館前に並んで一番に入場しました。かれったはカレッタカレッタ:あかうみがめで1m近くあり重く大きいものだと知りました。


更にR55・r24を上がり羽ノ浦で数十年ぶりに友人夫婦に再会して楽しい美味しい昼食をご馳走になり、R55を小松島・徳島と上がり鳴門に出て大塚国際美術館(ポカリスエット・ソルトン?/医療用点滴・・・徳島の誇る大塚グループ)に行きました。入館料がちょっと高額(二人で6300円)だったのですが原寸大の陶板名画・設備は素晴らしいものでした。世界各地の現地で現物を写真撮影してコンピュータ画像処理をして質感・彩色をセラミックパネルに焼成したもので、国内の飛鳥の高松塚古墳ほか遺跡の壁画もこうして保存・展示すれば良かったのにとその場で思いました。年代・地域・文化毎に分類されて約1000点展示しているそうで一日で見るのは無理です。私たちも半分位見たところでタイムアウト(閉館)になりました。守衛さんに急いでピカソのゲルニカ(かみさんは実物を見たことがある、私は無い)を見てから退出してくださいと案内され急かされたので、そのあたりが見所なのでしょうか。とにかく原寸大で緻密に模写?されていて、特にスクロヴェーニ礼拝堂・システィーニ礼拝堂・・・は大迫力です。各地の美術館ではまず展示されない青いターバンの少女・・・もあるのは良いです。暗くなったので急いで淡路鳴門高速で鳴門海峡を渡り県境を越えて兵庫に出て淡路に行きました。ここ迄で1828Kmです。




11日は雨模様で、出発から一週間経ち帰る日です。尾崎を散策し産直品・お土産を買い込んで11時30分に津名一ノ宮ICから明石淡路鳴門高速に入り、山陽・中国・名神・新名神高速に入り、甲南PAでトイレ休憩して、伊勢湾・東名高速に入り、牧の原SAでトイレ休憩して雨の中をひたすら走ります。ワゴン車の後部にはかみさんが安い安いといっぱい買い込んだみかん30Kg超の大きな箱々・きんかん・ほしがき・きゃべつ・れたす・とまと・しいたけ・たちうおのひもの・かつおぶし・讃岐うどん・しょうゆまめ・かりんとう・ういろう・たこせんべい・一口まんじゅう・・・とたいへんな重量です。昼間の交通渋滞を避けた時間でしたので大きな渋滞に出くわさずに、青葉ICを19時20分に出て、途中で牛丼屋さんで帰ってから食べる牛丼セットを買い、19時50分に川崎の町の家に着きました。今回のドライブは総走行距離2417Kmでした。