一人で山の家に来ています。富士山北麓は春の気配で標高1150m辺りは気温は明け方は-2度、昼間は8度です。山菜は蕗の薹は終わりこれからはたらの芽・うど・・・の季節です。山野草は山吹・富士桜は未だ硬い蕾ですが、山しゃくやく・はしりどころ・・・が赤黒い芽吹きです。
3日は5時38分・日の出と同時に早川雨畑川の奥沢谷へ釣行しました。快晴で早朝の北富士道・下部道・南アルプス街道をHeaven/HayleyWestenraなどを聴きながら、富士山・南アルプスを望みながらの快適なドライブです。

奥沢谷口の老平駐車場に着くと桜が七部咲きです。

朝食を車の中で食べ、8時に雨畑湖(ダム)のバックウォータ(標高450m)に降りると、正面に残雪の布引山が見えます。

流れはいつもより更に細いです。初釣時に沢の様子を調べ済みで、ポイント毎に毛鉤を振り込んで遡行します。

天気が良くて、気温10度、水温6度です。石の上には早春の蝶のこつばめが日向ぼっこを始めています。

岸にはひかげつつじ・みつばつつじが咲いています。やまいわかがみが咲いているはずですが見つけることができませんでした。

朝日を浴びて小さな流れ込みの雫に輝く小さな虹が出ています。

この大きな丸岩の上流からがこの沢の本命釣り場になります。ここは左岸の河岸段丘を巻きます。

あまごが必ず住んでいそうな透明度の高い流れ:小さな落ち込み(淵頭)・淵・流れ出し(淵尻)・瀬が続きます。ばしゃっとあまごが振り込んだ毛鉤に出て、合わせるとぷるぷるっと竿に魚の感触が伝わるのですが全く掛かりません。毛鉤が12号・ボデー長10mm・ハックル直径25mm・針の懐を大きく拡げているので幼魚は口に一部を咥えるだけです。今年は幼魚の魚影がいつもより多いようです。

すぐに右岸から吉水沢が滝で落ちて合流しています。この先にも深いゴルジュ(通らず)があります。ここは右岸の河岸段丘を巻きますが、張ってあるトラロープを用心して使い降ります。

透明度の高い流れは細いですがとても綺麗です。ここからこの沢にある人工物は、あまり使われていないバンガロー一箇所と東電の取水堰一箇所だけです。

昼になるとあまごは流れの無い暖かい浅瀬に出て昼寝(?)をしています。毛鉤を振り込んでも全く反応がありません。

左岸から私の好みの小さな沢が急な落差で落ちて合流しています。この沢を少し上がると落差のある綺麗な滝があります。

ゴーロ・ゴルジュ・ガレ場が続き巨大石が多くなり、右岸からベト沢が急な落差で落ちて合流しています。水温が高いので苔が多く付いています。水温が暖かい温泉成分の流れ込みが左岸に多くあります。

バックウオータから約2300m・標高615mで大きなゴルジュ(通らず)に阻まれます。先に武沢が二段滝で落ちて合流しているのが見えます。これを越えればもうすぐ発電取水堰堤です。水が更に細くなり釣趣は全く無くなります。

この上流の遡行釣りは発電取水堰堤迄は流れが細過ぎ、発電取水堰堤先は水量がある大釜・大ゴルジュが続いて不向きです。上流の遡行釣りは小谷沢の出合い上の大釜・大ゴルジュの上から登山道渡渉点の広河原の上の大釜・大ゴルジュ迄です。その少し上に大きな綺麗な滝があります。途中は右岸の崖の遥か上に布引山・笊ヶ岳の登山道があります。登山道は一応整備されていますが高い崖の途中の狭い道でガレトラバースや落水シャワーを用心して歩きます。
写真は昨年の同時期の登山道の武沢のつり橋です。

同じく写真は昨年の同時期の登山道から崖の遥か下に見下ろした沢です。

同じく写真は昨年の同時期の広河原辺り(標高900m)の細い流れです。

13時に大きなゴルジュを越えるのは止め、暖かくなった大石の上でゆったりと昼食を食べました。結局は釣果はぼうず(0尾)でした。でも、早春の釣行に満足して、後は登山道に上がり帰路につきました。途中で下部温泉の温泉会館にも寄り17時に山の家に帰ってきました。大満足の一日でした。
3日は5時38分・日の出と同時に早川雨畑川の奥沢谷へ釣行しました。快晴で早朝の北富士道・下部道・南アルプス街道をHeaven/HayleyWestenraなどを聴きながら、富士山・南アルプスを望みながらの快適なドライブです。

奥沢谷口の老平駐車場に着くと桜が七部咲きです。

朝食を車の中で食べ、8時に雨畑湖(ダム)のバックウォータ(標高450m)に降りると、正面に残雪の布引山が見えます。

流れはいつもより更に細いです。初釣時に沢の様子を調べ済みで、ポイント毎に毛鉤を振り込んで遡行します。

天気が良くて、気温10度、水温6度です。石の上には早春の蝶のこつばめが日向ぼっこを始めています。

岸にはひかげつつじ・みつばつつじが咲いています。やまいわかがみが咲いているはずですが見つけることができませんでした。

朝日を浴びて小さな流れ込みの雫に輝く小さな虹が出ています。

この大きな丸岩の上流からがこの沢の本命釣り場になります。ここは左岸の河岸段丘を巻きます。

あまごが必ず住んでいそうな透明度の高い流れ:小さな落ち込み(淵頭)・淵・流れ出し(淵尻)・瀬が続きます。ばしゃっとあまごが振り込んだ毛鉤に出て、合わせるとぷるぷるっと竿に魚の感触が伝わるのですが全く掛かりません。毛鉤が12号・ボデー長10mm・ハックル直径25mm・針の懐を大きく拡げているので幼魚は口に一部を咥えるだけです。今年は幼魚の魚影がいつもより多いようです。

すぐに右岸から吉水沢が滝で落ちて合流しています。この先にも深いゴルジュ(通らず)があります。ここは右岸の河岸段丘を巻きますが、張ってあるトラロープを用心して使い降ります。

透明度の高い流れは細いですがとても綺麗です。ここからこの沢にある人工物は、あまり使われていないバンガロー一箇所と東電の取水堰一箇所だけです。

昼になるとあまごは流れの無い暖かい浅瀬に出て昼寝(?)をしています。毛鉤を振り込んでも全く反応がありません。

左岸から私の好みの小さな沢が急な落差で落ちて合流しています。この沢を少し上がると落差のある綺麗な滝があります。

ゴーロ・ゴルジュ・ガレ場が続き巨大石が多くなり、右岸からベト沢が急な落差で落ちて合流しています。水温が高いので苔が多く付いています。水温が暖かい温泉成分の流れ込みが左岸に多くあります。

バックウオータから約2300m・標高615mで大きなゴルジュ(通らず)に阻まれます。先に武沢が二段滝で落ちて合流しているのが見えます。これを越えればもうすぐ発電取水堰堤です。水が更に細くなり釣趣は全く無くなります。

この上流の遡行釣りは発電取水堰堤迄は流れが細過ぎ、発電取水堰堤先は水量がある大釜・大ゴルジュが続いて不向きです。上流の遡行釣りは小谷沢の出合い上の大釜・大ゴルジュの上から登山道渡渉点の広河原の上の大釜・大ゴルジュ迄です。その少し上に大きな綺麗な滝があります。途中は右岸の崖の遥か上に布引山・笊ヶ岳の登山道があります。登山道は一応整備されていますが高い崖の途中の狭い道でガレトラバースや落水シャワーを用心して歩きます。
写真は昨年の同時期の登山道の武沢のつり橋です。

同じく写真は昨年の同時期の登山道から崖の遥か下に見下ろした沢です。

同じく写真は昨年の同時期の広河原辺り(標高900m)の細い流れです。

13時に大きなゴルジュを越えるのは止め、暖かくなった大石の上でゆったりと昼食を食べました。結局は釣果はぼうず(0尾)でした。でも、早春の釣行に満足して、後は登山道に上がり帰路につきました。途中で下部温泉の温泉会館にも寄り17時に山の家に帰ってきました。大満足の一日でした。