春分前日の19日に早川雨畑川の奥沢谷の回復状況を見に行きました。前日は大雨風で富士山北麓の山の家(標高1139m)ではからまつの枝が折れたり林道が川のようになっていました。
19日は朝から青空で気温14℃と三寒四温を超える陽気になりました。家の周りを綺麗に掃除してから富士パノラマラインR139を下り、本栖道R300を下り、南アルプス街道r37を上がり、雨畑線を上がり老平の駐車場(標高487m)に行きました。途中、富士山・南アルプス南嶺左端(奥沢谷の源頭の布引山:標高2584m)が綺麗に見えます。早川は春木川合流点辺りは大雨風の後で濁流状態でした。駐車場には先行の釣り人の車が既に1台ありました。老平の入漁券販売所のおじいさんが昨年亡くなり近くの新しい販売店に移っていました。早川漁協の早川町内だけの放流マップを貰いましたが、少し改版されていました(画像ダウンロードで大きな画像を見れます:使い古されたマップに追記、下流部富士川合流域/身延町・上流部野呂川源流域/南アルプス市の河川部分は未記載)。





何時ものように使い古した親水ソックス・ズボン・シャツ・・・に着替え、渓流シューズを履き、腰バンドにペットボトルホルダ・デジカメ・ネット・速乾タオルを付けて、腰にテンカラロッドを差して、11時に雨畑湖の奥沢谷バックウオータに降りました(標高差50m程下る)。電力事情改善の目的で停止していた日経金水力発電所が稼動しています。重機が水路を掘り起こしています。正面に奥沢谷の源頭の布引山が綺麗に見えます。大雨風(台風並み)と気温が高いので残雪が少ないです。砂礫が重機で掘り起こされてならされています(上流の七面山・山伏・・・の大崩れと河川・橋梁修復に使われているようです)。谷が埋まる前にあった吊橋の残骸も頭が少し残るだけになりました。一昨年の秋の大雨の影響は大きく残っています(去年は荒れていて釣をしませんでした)。



快晴で気温24℃・水温7℃でした。木々は未だ芽吹いていません。早春に咲くこいわかがみ・ひかげつつじ・・・は花芽が付きはじめています。水流は何時もより太く雪代で冷たくて笹濁りで渡渉は足が痺れます。流れも速く水深が膝上になると流されそうになります。砂礫が堆積した変化の無い流れの瀬脇の緩流にドライ毛鉤を振り込みますがあまごの出は全くありません。以前は小さなちゃら瀬と落ち込みが続くあまご釣り場でしたが・・・。時折流れが赤茶色の濃い土濁りになり枯葉・木・砂礫が混じって流れてきます。原因は直ぐに土砂崩れだと分かりました。斜面から山土石が流れに時々水飛沫を立ててばしゃばしゃと崩れ落ちています。・・・釣への気持が萎えてきました。



崖を見上げるとかもしかが芽吹いた若芽を食んでいました。老かもしかと老じん、目と目が合いました、なんとなくお互い知っているような知らないような・・・。突然崖を降りてきて私の目の前の瀬を横切り横を通ってすたすたと下流に下っていきました。あまごの型を見れませんが・・・ゆったりと小春日和が過ぎていきます。



更に遡行を続けました。以前あった丸石・通らず(高巻)は流れ去り激変して通れるようになっています。吉水沢合流点の滝の下も大きく変わって砂礫が堆積して水量が多い時は通れなく(随時高巻)なっています。沢の曲がる位置では内側に砂礫が高く残っています。ゴルジュの通らず(高巻)は少し変わっていますが通れないことには変わりなく、ゴルジュの上まで砂礫が堆積しており、濁流が超えたのですね。以遠も砂礫が高く堆積しており、良い釣り場に戻るには未だ未だ時が必要なようです。緩流の石の裏には水生昆虫がついていますし、もんかげろう・ゆすりか・・・が飛んでいます。越冬明けのすじぐろやまきちょう・てんぐちょう・・・が飛んでいます。厳しいですが自然繁殖のあまごが居そうな環境に戻っています(数は少ないと思いますが下流部には今年も放流もされているそうです)。13時に遡行釣を止めて沢通しに帰りました。遡行釣は結構体にきつくて全身が筋肉痛です。








19日は朝から青空で気温14℃と三寒四温を超える陽気になりました。家の周りを綺麗に掃除してから富士パノラマラインR139を下り、本栖道R300を下り、南アルプス街道r37を上がり、雨畑線を上がり老平の駐車場(標高487m)に行きました。途中、富士山・南アルプス南嶺左端(奥沢谷の源頭の布引山:標高2584m)が綺麗に見えます。早川は春木川合流点辺りは大雨風の後で濁流状態でした。駐車場には先行の釣り人の車が既に1台ありました。老平の入漁券販売所のおじいさんが昨年亡くなり近くの新しい販売店に移っていました。早川漁協の早川町内だけの放流マップを貰いましたが、少し改版されていました(画像ダウンロードで大きな画像を見れます:使い古されたマップに追記、下流部富士川合流域/身延町・上流部野呂川源流域/南アルプス市の河川部分は未記載)。





何時ものように使い古した親水ソックス・ズボン・シャツ・・・に着替え、渓流シューズを履き、腰バンドにペットボトルホルダ・デジカメ・ネット・速乾タオルを付けて、腰にテンカラロッドを差して、11時に雨畑湖の奥沢谷バックウオータに降りました(標高差50m程下る)。電力事情改善の目的で停止していた日経金水力発電所が稼動しています。重機が水路を掘り起こしています。正面に奥沢谷の源頭の布引山が綺麗に見えます。大雨風(台風並み)と気温が高いので残雪が少ないです。砂礫が重機で掘り起こされてならされています(上流の七面山・山伏・・・の大崩れと河川・橋梁修復に使われているようです)。谷が埋まる前にあった吊橋の残骸も頭が少し残るだけになりました。一昨年の秋の大雨の影響は大きく残っています(去年は荒れていて釣をしませんでした)。



快晴で気温24℃・水温7℃でした。木々は未だ芽吹いていません。早春に咲くこいわかがみ・ひかげつつじ・・・は花芽が付きはじめています。水流は何時もより太く雪代で冷たくて笹濁りで渡渉は足が痺れます。流れも速く水深が膝上になると流されそうになります。砂礫が堆積した変化の無い流れの瀬脇の緩流にドライ毛鉤を振り込みますがあまごの出は全くありません。以前は小さなちゃら瀬と落ち込みが続くあまご釣り場でしたが・・・。時折流れが赤茶色の濃い土濁りになり枯葉・木・砂礫が混じって流れてきます。原因は直ぐに土砂崩れだと分かりました。斜面から山土石が流れに時々水飛沫を立ててばしゃばしゃと崩れ落ちています。・・・釣への気持が萎えてきました。



崖を見上げるとかもしかが芽吹いた若芽を食んでいました。老かもしかと老じん、目と目が合いました、なんとなくお互い知っているような知らないような・・・。突然崖を降りてきて私の目の前の瀬を横切り横を通ってすたすたと下流に下っていきました。あまごの型を見れませんが・・・ゆったりと小春日和が過ぎていきます。



更に遡行を続けました。以前あった丸石・通らず(高巻)は流れ去り激変して通れるようになっています。吉水沢合流点の滝の下も大きく変わって砂礫が堆積して水量が多い時は通れなく(随時高巻)なっています。沢の曲がる位置では内側に砂礫が高く残っています。ゴルジュの通らず(高巻)は少し変わっていますが通れないことには変わりなく、ゴルジュの上まで砂礫が堆積しており、濁流が超えたのですね。以遠も砂礫が高く堆積しており、良い釣り場に戻るには未だ未だ時が必要なようです。緩流の石の裏には水生昆虫がついていますし、もんかげろう・ゆすりか・・・が飛んでいます。越冬明けのすじぐろやまきちょう・てんぐちょう・・・が飛んでいます。厳しいですが自然繁殖のあまごが居そうな環境に戻っています(数は少ないと思いますが下流部には今年も放流もされているそうです)。13時に遡行釣を止めて沢通しに帰りました。遡行釣は結構体にきつくて全身が筋肉痛です。







