前回の釣行は早川雨畑川の奥沢谷の小谷(おたに)沢で竿を振れなくて初渓流釣は不完全燃焼でした。翌日は大雨だったし、その後いろいろと忙しくて釣行できませんでした。明日6日は時間が空くと分かり急いで5日夜から釣行しました。20時半に川崎の町の家を出て道志道経由で富士山北麓の山の家に向かいました。しかし急いだ時には問題が起こり易いもので、忘れ物をしかも山の家の鍵を持って来ていないことに相模原辺りで気付きました。渓流釣の装備一式は山の家に置いているので、まずい引き返そうとも思いましたが、トレッキングの装備は車に積んでいたので取に帰らずにそのまま行くことにしました。今迄にも釣竿ケースだけ、毛鉤ケースだけ、糸切りだけ・・・と忘れたことはありますが、鍵を忘れて渓流釣の装備一式を使えなくなることは初めてです。歳を重ねて物忘れが強くなったようです。ひらきなおって、山中湖に出て、鳴沢を通過して、本栖湖を通過して急なつづら道を下りて富士川を渡り道の駅富士川ふるさと工芸館の駐車場に24時過ぎに着きました。富士山北麓(標高1200m)は気温7℃、富士川丘陵(標高200m)は気温14℃だったので、少しでも寒くなさそうな所で車内仮眠しました。朝5時に起きると快晴で気温11℃でした。


直ぐに出発して6時前に老平の駐車場に着きました。連休明けで駐車している車は、鈴鹿ナンバー・相模ナンバー・・・の3台だけでした。朝食を車の中で食べ、6時過ぎに出発し、林道を小谷に向かいました。深い奥沢谷の奥に布引山(2584m)が見えます。雪はかなり融けた様子です。



吉水沢のコンクリート橋を渡り、ベト沢のスチール梯子橋を渡り、武沢の吊橋を渡り、取水設備に降りる道との分岐を直進し、大がれをトラバースし、小谷に降りる道との分岐を左に入り、本流に下ります。本流に木梯子橋が架けられていますが古くて危険(落ちると直下の大滝に流され命にかかわる)ですから直ぐ上の浅瀬を渡渉します。今日は渓流沢靴・親水ずぼん・靴下をはいていませんから、裸足になって渡渉しましたが、水は冷たくて痛く感じて3m弱の浅瀬を渡った時には足が痺れていました。いつもの装備なら何の問題も無いのですが、帰りの渡渉も嫌だなあと思いました。




大滝を右に大きく巻いて小谷に出ます。距離は短いですが、踏跡・獣道のような細い・滑り易い落葉の溜まった・左側が崖の斜面の道?ですから危険を感じたら3点歩行をした方が良いです。大滝の上に出てトラバースに近いような踏み後を下ると小谷の大がれの下に出ます。見た感じは渓流釣場とは思えません。
谷の下の方は水流があります。今日は水流が大目のようです。大滝まで下りれればダイナミックな遡行釣(沢登?)ができます。今日は時間はありますが渓流釣の装備一式がありませんので下りません。


上の方は伏流が多くて水流が少ないです。大がれは崩れている最中ですから割れ目が新しい色の重なった大岩の場所は出来るだけ離れて右側を急いで遡ります。大岩は浮いていそうな箇所では3点歩行でそう速くは遡行できません。石がぐらっとくると危険です。しばらく遡行すると左側から水を噴出す斜面があり、小さな沢が流れ込み、渓流釣場らしい雰囲気になります。大岩の向こうから突然かもしかが飛び出してきて早足で斜面を登って行きました(動く速度があまりに速くて上手く撮れていません)。



ここからが小谷の核心部(私だけ?)です。深い谷・沢の流れが西から東に向かっていて午前中は明るいし、流量もほどほどで安定していて穏やかで、遡行も比較的楽で、緑も多く女性的に和やかで、綺麗なあまごの魚影もほどほどで、私好みの渓流釣り場の一箇所です。老平の駐車場からここまでゆっくり歩いて3時間です。標高900m~、気温18℃・水温17℃です。9時過ぎから渓流釣の装備一式がありませんので、最初の小さな水の澄んだ落ち込みの流れ出しでイメージフィッシングを試みました。ここだと思うポイントに毛鉤を振り込んだつもり、あまごがばしゃっと毛鉤に出た想定、あまごを掛けたつもり・・・を想像しました。後、そっとポイントに近づいて見ると型の良いあまごが定位しています(あまりにも周りと同化していて上手く撮れていません)。あまごは私の気配を感じ取ってすうっーと白泡の落ち込みの下に隠れて行きました。



今日は装備がなくて川通しで遡行できませんので少し遡った所で、左に巻いた見通しの良い岩の上でゆったりと腰掛けて休みました。新緑の渓流の中でゆったりとリフレッシュしました。


渓流の奥には入らずに11時になり引き返すことにしました。13時過ぎに老平に戻って、富士吉田で遅い昼食といろいろ買い物をして、道志道経由で川崎の町の家には21時に帰りました。
小谷で戻っていた時に大がれ手前で黄ヘルメットをかぶった二人連れの人に会いました。小谷で人に会ったことが今迄に一度もなかったので話をすると地質・地変調査に来たそうです。どうも今回の大地震、特に4月15日夜の富士山南麓のマグネチュード6の静岡東部地震の影響を調べていたようで、こんな奥深い所までご苦労様です。日本の科学の底力をかいまみました。林道終点に沼津ナンバーの何時も良く見る東電関係の車と、大宮ナンバーの初めて見た普通の車が2台駐車していました。
奥沢谷の標高800m辺りではやまいわかがみ・こいわざくら・はしりどころ・・・の花はそろそろ終わりです。富士山北麓の標高1200m辺りではそめいよしのざくら・ふじざくら(まめざくら)の花が満開でとても綺麗で、やまぶきの花はこれからで、山野草のわちがいそう(沢山かたまって咲いてブーケの花束のよう)の花・・・が綺麗に咲き始めて、やましゃくやく・・・の花はこれからです。




直ぐに出発して6時前に老平の駐車場に着きました。連休明けで駐車している車は、鈴鹿ナンバー・相模ナンバー・・・の3台だけでした。朝食を車の中で食べ、6時過ぎに出発し、林道を小谷に向かいました。深い奥沢谷の奥に布引山(2584m)が見えます。雪はかなり融けた様子です。



吉水沢のコンクリート橋を渡り、ベト沢のスチール梯子橋を渡り、武沢の吊橋を渡り、取水設備に降りる道との分岐を直進し、大がれをトラバースし、小谷に降りる道との分岐を左に入り、本流に下ります。本流に木梯子橋が架けられていますが古くて危険(落ちると直下の大滝に流され命にかかわる)ですから直ぐ上の浅瀬を渡渉します。今日は渓流沢靴・親水ずぼん・靴下をはいていませんから、裸足になって渡渉しましたが、水は冷たくて痛く感じて3m弱の浅瀬を渡った時には足が痺れていました。いつもの装備なら何の問題も無いのですが、帰りの渡渉も嫌だなあと思いました。




大滝を右に大きく巻いて小谷に出ます。距離は短いですが、踏跡・獣道のような細い・滑り易い落葉の溜まった・左側が崖の斜面の道?ですから危険を感じたら3点歩行をした方が良いです。大滝の上に出てトラバースに近いような踏み後を下ると小谷の大がれの下に出ます。見た感じは渓流釣場とは思えません。
谷の下の方は水流があります。今日は水流が大目のようです。大滝まで下りれればダイナミックな遡行釣(沢登?)ができます。今日は時間はありますが渓流釣の装備一式がありませんので下りません。


上の方は伏流が多くて水流が少ないです。大がれは崩れている最中ですから割れ目が新しい色の重なった大岩の場所は出来るだけ離れて右側を急いで遡ります。大岩は浮いていそうな箇所では3点歩行でそう速くは遡行できません。石がぐらっとくると危険です。しばらく遡行すると左側から水を噴出す斜面があり、小さな沢が流れ込み、渓流釣場らしい雰囲気になります。大岩の向こうから突然かもしかが飛び出してきて早足で斜面を登って行きました(動く速度があまりに速くて上手く撮れていません)。



ここからが小谷の核心部(私だけ?)です。深い谷・沢の流れが西から東に向かっていて午前中は明るいし、流量もほどほどで安定していて穏やかで、遡行も比較的楽で、緑も多く女性的に和やかで、綺麗なあまごの魚影もほどほどで、私好みの渓流釣り場の一箇所です。老平の駐車場からここまでゆっくり歩いて3時間です。標高900m~、気温18℃・水温17℃です。9時過ぎから渓流釣の装備一式がありませんので、最初の小さな水の澄んだ落ち込みの流れ出しでイメージフィッシングを試みました。ここだと思うポイントに毛鉤を振り込んだつもり、あまごがばしゃっと毛鉤に出た想定、あまごを掛けたつもり・・・を想像しました。後、そっとポイントに近づいて見ると型の良いあまごが定位しています(あまりにも周りと同化していて上手く撮れていません)。あまごは私の気配を感じ取ってすうっーと白泡の落ち込みの下に隠れて行きました。



今日は装備がなくて川通しで遡行できませんので少し遡った所で、左に巻いた見通しの良い岩の上でゆったりと腰掛けて休みました。新緑の渓流の中でゆったりとリフレッシュしました。


渓流の奥には入らずに11時になり引き返すことにしました。13時過ぎに老平に戻って、富士吉田で遅い昼食といろいろ買い物をして、道志道経由で川崎の町の家には21時に帰りました。
小谷で戻っていた時に大がれ手前で黄ヘルメットをかぶった二人連れの人に会いました。小谷で人に会ったことが今迄に一度もなかったので話をすると地質・地変調査に来たそうです。どうも今回の大地震、特に4月15日夜の富士山南麓のマグネチュード6の静岡東部地震の影響を調べていたようで、こんな奥深い所までご苦労様です。日本の科学の底力をかいまみました。林道終点に沼津ナンバーの何時も良く見る東電関係の車と、大宮ナンバーの初めて見た普通の車が2台駐車していました。
奥沢谷の標高800m辺りではやまいわかがみ・こいわざくら・はしりどころ・・・の花はそろそろ終わりです。富士山北麓の標高1200m辺りではそめいよしのざくら・ふじざくら(まめざくら)の花が満開でとても綺麗で、やまぶきの花はこれからで、山野草のわちがいそう(沢山かたまって咲いてブーケの花束のよう)の花・・・が綺麗に咲き始めて、やましゃくやく・・・の花はこれからです。

