はぐれ雲のつれつ゛れ日記

還暦が過ぎ、そろそろ人生を振り返る歳、日々の出来事や思ったことを、思いつくままに・・・。

熊野古道(八鬼山越えコース)

2010-05-29 21:19:15 | 熊野古道ウオーク
西国一の難所といわれる八鬼山越えコースを歩いてきた。片道90キロ走り、熊野古道センターとなりの夢古道の湯の駐車場を11時頃出発、
天気は上々、中部電力三田発電所からの景色も絵になる。

こちらはもう紫陽花も咲いている。
入り口の看板と尾鷲節の碑
  
ヤサーホーラエー~エーエ、ヤサホーラエー♪ いい民謡です。

登山道 行き倒れ巡礼供養碑

   
この道で行き倒れた人は多い、極楽浄土への道のりは命がけだったんですね。かんたんでしたが手を合わせてきました。

樹齢300年の大杉 町石
大きい石は丸いのが多いし、赤く塗ってあるのか?何なのか?
  

 
だんだん坂がきつくなってくる。 

 一里塚烏帽子岩と蓮華岩

木漏れ日の中に緑の苔が映え、薄暗かった道がパッと明るくなり、空気が変わった気がした。さしずめオアシスの感じだ。

九木峠の荒神堂 大宝2年(702年)に建てられ、防火の神様「三宝荒神石像」が祀られている。


右「明治道」左「江戸道」で江戸道を行く。

さくらの森広場からの眺め、海の水平線が霞んでいい眺め

シイの木の大木  地権者が書いた「世界遺産反対」のらくがきが目障りだった。何がいやなのか?
この山はあなたの山でも古道を作ったのは、あなたではない。それが世界的に認められ、作った昔の人の苦労が報われ、未来にも残そうというのに、歩く人たちもマナーを守っている人たちがほとんどだと思う。ゴミなんかほとんどない。はるばるイタリアから歩きに来ている人もいるのに。集落の人全員が反対しているように書いてるがそんなことないでしょ。

同じコースを歩き、休憩のたびに出会う外人3人組、と仲良くなった。
ひとりだけ日本語が上手で陽気なイタリア人です。
彼らは伊勢神宮から京都まで熊野古道を歩いて旅をしている。
心配事は先々に宿があるか?ということだった。
インターネットで古道を知り、あと2週間で京都まで行く予定だ。

 朝食を食べただけで腹ペコの3人、小袋だが、かっぱえびせんをあげた。
彼女の胸には伊勢神宮の宇治橋廃材で作った木札がぶら下がっている。ブログに載せてもいいですか?と写真を撮らせてもらった。「アドレスを教えてください」と言うので教えたが見てくれるかな?
頑張って京都まで行ってもらいたいものです。

三木里駅に到着、4時16分のローカルに乗る。途中から知り合った松阪から来た夫婦と大曽根浦駅まで行き、二人をスタート地点まで送っていった。

夢古道の湯へ行く予定だったが、古里温泉に入ってきた。
 日焼け止めも塗ったがほとんど日陰で意味がなかったです。足も疲れたがいい日だった。
コメント (2)
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