今年も残り2週間ほどとなりました
。
というわけで、今年最後のレッスンをしているわけですが
レッスンしながら しみじみ実感しているのは
『
グレードの勉強をしてきた子は底力が違う』
という事。
コンクールだ、発表会だと
舞台に上るためにひたすら曲だけ弾くタイプの生徒さんと
こつこつ、グレード(Bコース)を受けてきた生徒さん。
初めの頃こそ、舞台に上るために難曲にチャレンジしてきた
演奏一本槍の生徒さんの方が弾けているのですが
中学に上って、勉強やクラブ活動で忙しくなってきた時に
ガクッとペースダウンしてしまうのもこちらなのです。
一方で
基礎をしっかり積み上げてきた後者の生徒さんは
練習の仕方が上手です。
最低限の基礎があるから、崩れないし
即興で勉強した和音進行の知識をちゃんと生かして
短時間でも効果的な練習をしてきますから
むしろ、忙しくなってから
見違えるほど上達したりします。
なんとなく昔話「ウサギと亀」を連想。
弾くことは大好きだけど
グレードの勉強は大変だから嫌
とグレードを避けてきたウサギさんが、最近
「
グレード取ろうかな・・・」とつぶやきました。
待っていました。
来年の夏には受けられるよう
レッスン計画中です。