MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

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2009年12月05日 | 音楽教室

「今頃になって発表会の曲変更」という生徒さん出現。
まあ、納得のいく曲を選んで演奏してもらいたいので
それについては反対しませんが

だからと言って、ゆっくり選んでいる時間はありません。
早く曲を決めて楽譜を渡さないと、練習が始められませんから
手持ちの楽譜から選んでもらいました。
    ↑
この時期、こういうことも起こるかと思い
発表会用の曲をコピーでたくさん持ち歩いているのです。

さて、自宅に帰って
渡した曲が載っていた曲集はどれだっけ?と探してみると
それは それは分厚い
「先生が選んだ名曲100」みたいな曲集。

これは生徒さんに買わせられない。

そんなわけで
他の曲集に載っていないか探すことに。
            
まあ、いくつかあるにはあったのですが
同じくらい分厚い曲集か
はたまた「バイエル○番程度」と表示された曲集
ばかりに載っているのですよ、この曲。

レベルを表示してくれる本は
「今バイエルの○番だから」という探し方をするには
便利なのでしょうが

バイエルやブルグミュラーを使わずにレッスンしてきて
こういう機会にこういう本で曲を渡すのは
「え?まだバイエルなの?」
と思われそうで、どうも渡しにくい。

実際、弾き方次第で
初級の曲にも、中級の曲にもなるわけですから…

『バイエル対応』とかくっついているタイトルを見るたび
ああ、大きなお世話だ…と思いつつ探し続け
ようやく、納得の本を見つけました。

こういうレベル表示、
もうちょっとあいまいにしてくれないかなあ。