MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

使用禁止ですって。

2012年06月29日 | 音楽教室
同業の友人の お話。

私と同じく 企業系音楽教室で講師をしている友人
テキストとして使う本は
『この中から選択してください』
と教室の方から ある程度決められているのだそうです。

グループレッスンであれば
使用教材は きっちり決まっていますが
個人レッスンだと、
その生徒さんに合わせて
 あるいは
その先生が研究して使いなれている
という理由で、
担当の先生によって、『よく使うテキスト』が変わってきます。

担当の先生が変わった時
「私はこれが教えやすいから」
と テキストを購入しなおさせることが無いように
との配慮からとのこと。
候補のテキストは 一応それぞれタイプが違って
先生はどれでも教えられるように研修を受けるのだとか。

どれがその生徒さんに合っているか
その見極めが とても大切で難しい、と思います。

それはそれで なるほどねーと思ったのですが



最近 聞いた話。

『この教室はヤ○ハ系列なので、
 カ○イの曲集は 絶対使わないでください』
とのお達しが出たと。

しかし、発表会で人気の
邦人作品が載っている曲集って
ほとんど カ○イから出版されているのですが。

コンクールの曲を、その本から選曲していた生徒さんには
事情を説明して 急遽変更することになった…
という話を聞いて

それは企業の方針としての考え方なのだろうけれど
音楽をする人間の考え方としてはいかがなものか

と 思ったのでした。

作品は 企業と関係ないのになあ。

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