MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

おせっかいです

2009年07月04日 | 音楽教室

珍しく、お休みする生徒さんが続いて
時間が空いたレッスン日

いつもなら自分の練習に当てるのですが
ロビーに出たところで
他の先生の生徒さんと会いました。

        
同じ曜日ですし、イベントでよく顔を合わせるので
すっかり顔見知りの子です。
いつもハキハキ、元気で明るい子なのですが
あれ、何か暗い表情・・・

聞いてみると、発表会用にもらった曲が
いまだかつてなく難しいもので
練習が思うように進まなくて落ち込んでいるとのこと。

楽譜を見せてもらうと
おお、カタカナで音名が振ってある

        
別に、その生徒さん、音符が読めないわけではありません。
臨時記号が多くて、流れが読み取りにくい上
学校に部活に塾にと忙しくて練習時間が取れないため
効率よく読譜できるよう、自分なりに工夫したらしい。

しかし、フリガナを振ってさえ
思うように練習が進まないので煮詰まってしまったと。

自分の担当の生徒さんではありませんから
その先生のレッスンに口出しはしませんが
この曲、「フリガナを追ってコツコツと弾く」のは
あまり効率がいい練習とは言えません。

…練習のコツくらいなら、言ってもいいかなあ。

参考程度に、ちょっとだけ
こういう練習をしてみるといいかも
と伝えてみると、その子の顔が明るくなりました

来週、また教室で会った時
その子が笑顔でありますように。

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