MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

初見演奏

2009年11月14日 | 音楽教室

ヤマハの演奏グレード課題には『初見演奏』があります。

6級までの学習者グレードはもちろん
5~3級の上級グレードにもありまして
5級だと、即興演奏(変奏・モティーフ奏)ができていれば、
さほど苦も無く弾けるレベル。
        
初見があることを知らずに演奏グレード5級を受け
当日 課題を出されて仰天した人がいますが
実際弾き始めてみると、即興演奏ならこんな伴奏を付ける
という予想から外れない曲だったので
なんとかなっています。

                
さて
ピアノを教えていると
初見演奏の機会はしょっちゅうあります。
お約束の曲(ブルグミュラーとかソナチネ・ソナタ)
は、もう何度も弾いているわけですが
生徒さん持込みの曲は、大抵知らない曲ばかり。

昨日の日記に書いた生徒さんなどは
インターネットから楽譜をダウンロードして持ってきますから
ポピュラーだと知らない曲がほとんどですし
知っている曲も、アレンジ楽譜ですから
見たことの無い編曲になっている・・・

『弾いてみせてー』と言われたら
ともかく弾いてみせるしかないのです

もっとも、最初の一回は だいたいの流れがわかればよいので
和音の配置を少し変えるとか、違和感ない程度に音を抜いて
曲の流れは損なわないように演奏。

生徒さんが先に1回弾いてくれる場合
「初見」はまぬがれるわけですが

生徒さんが演奏している間
頭をフル回転させて読譜します


間違っている場合は指摘しなければなりませんし
この後弾いてみせる時には
楽譜通り正確に弾く事になりますので…

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