MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

テールピース交換。

2008年11月18日 | バイオリン
自分の楽器(バイオリン)を購入する時
それなり考えて選びましたから
楽器自体には 満足していますが
最近まで、ただ一つ困っていたことがあります。

調弦するための ペグ(弦を巻きつける部分)が
固くて 片手で回せない。

通常、調弦は 演奏する時同様にあごで楽器を支え、
片手で弓を持ち、音を鳴らしながら
もう一方の手で ペグやアジャスターを回して行います。
(アジャスター:調弦する時の微調整用の器具)

私のバイオリンは、
アジャスターがE線(1番高い弦)だけについていて
残りの調弦はペグだけで行う 基本的なタイプ。

この調弦用のペグが 何故か異様に固く
お腹で楽器本体を支え、両手を使わないと回らないのです。
従って、音を鳴らしながら 確認することができないので
きゅっと捻っては 弦を「ポーン」と弾いて鳴らし
合っていないと また きゅっと捻る。

しかも、固くて微妙な調整が難しいため、
ちょっとだけ回したくても 回し過ぎてしまう事が多く
『運良く』ちょうどいい場所に止まったら
ようやく 練習が始められます。

最初は固くても、1年使っているうちに
ほどよく 動くようになるかと思っていたのですが
一向に動きやすくなる様子はなく、固いまま。
先日のレッスンでは、先生ですら
「くっ…」と うめきつつ、調弦してくださいました。

あまりに不便なので
学校の「レンタル用バイオリン」と同じ
アジャスター組込テールピースに付け替えることに。
(今頃か、っていう気もしますが。)
      



幸い、市内に バイオリンの工房がありまして
楽器を持って相談に行ったら
ものの10分ほどで、交換終了。

ああ、これで すぐ練習できる~。

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