MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

大阪クラシック

2009年09月01日 | Weblog

行ってきました、今年の『大阪クラシック2009』

1日当り14~15のコンサートがあるのですが
とても全部は回れない(仕事もありましたし)ので
梅田(御堂筋の北側)に近い
三菱東京UFJ銀行でのコンサートだけ聴いてきました。

プログラムには
「プーランク/フランス組曲他」
とだけ書かれています。
プーランクの選曲は、今年が生誕100周年だからですね。

このコンサート、無料なので観客も多かったのですが
ホールも広いので、何とか後ろ寄りの席を確保。
舞台が遠いので、聴こえるかしら?と不安でしたが
始まってみると、意外に音響がよく
楽しむことができました。

        
最初に金管(トランペットとトロンボーン)5人で
ペーゼルのソナタから4曲。
金管楽器の音って、
こんなにも柔らかくて、きれいだった?
と驚くくらい、素敵な演奏でした。


お次は、プーランク。

編成が面白くて
オーボエ2・バスーン2の木管4つに
トランペット2・トロンボーン3の金管3つ
加えてパーカッションとチェンバロです。

たぶん、ここで聴かないと
この先二度と聴けないような編成・・・
独特の響きで優雅です。

曲間に、どこかのお子さんが
終わり」と声をあげ、
ステージ上のメンバーが笑いながら
「まだ。あと3曲。」と返したり

退屈してぐずっていた子が、
パーカッションのリズムにノリノリになって
席で指揮をするように腕を振って喜んだり

堅苦しいところの無い、
親しみやすい雰囲気での演奏に
お客さんも大喜びしてアンコール

楽しい演奏会でした。