一顆明珠~住職の記録~

尽十方世界一顆明珠。日々これ修行です。いち住職の気ままなブログ。ときどき真面目です。

ショパン ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 第2楽章 ラルゲット

2007年04月15日 | 音楽
ショパン名曲100
オムニバス(クラシック), ダン・タイ・ソン, シンフォニア・ヴァルソヴィア, ショパン, マクシミウク(イェジー)
ビクターエンタテインメント

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先日観た渡部篤郎、徐静蕾(シュー・ジンレイ)主演の映画、『最後の恋、初めての恋』(過去紹介記事)のワンシーンに流れていたのが、ショパンの『ピアノ協奏曲 第2番 へ短調 第2楽章 ラルゲット』。

早瀬(渡部篤郎)とミン(徐静蕾)の初めてのデート。

待ち合わせの時間に遅れてしまい、はやる気持ちを抱えながらコンサート会場に向かうミン。

ブルーのネオンに彩られた幻想的な上海の夜景と、静かに募ってゆくミンの恋心をこの曲の美しさが一層際立たせていました。

腰が砕けそうなほどに甘く切ない・・・。

あまりの繊細さに泣けてくるほど。

ショパンはこれまでも好きでしたが、不覚にもピアノ協奏曲の存在は知りませんでした。

派手さはありませんが名品です。

この曲について優れた批評をしているサイトがありましたので紹介しておきます(URL)

ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調はショパンがまだ駆け出しだった若い頃の作品。
当時、秘かに初恋の人に思いを寄せており、この曲はそんなショパンの恋心が投影されていると言われています。

紹介のCDはショパンコンクールで優勝・入賞したピアニスト達の演奏を編集したもの。

表題の曲を演奏しているのは、ダン・タイ・ソンというヴェトナムのピアニストです。

ショパンを得意とすることで有名らしいですね。

繊細でいて華麗。

なかなかです♪


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3 コメント

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Unknown (Unknown)
2007-04-17 14:05:54
ぉお!ダン・タイ・ソンの名前をこんなところで聞けるとは!

私が中学生の時に、生まれて初めて自分で買ったレコードは、ダン・タイ・ソンのショパンピアノ曲集でした!
なつかしい・・・。

なのですが、自身はピアノを弾いていたわけではなく、曲名をちゃんと覚えるって事をしていないので、この曲を知っているかどうか・・・。

今度聴いてみますね!
返信する
失礼しました (さるきすと)
2007-04-17 15:49:29
エキサイトしすぎで、名前を入れるの忘れてました。

2007-04-17 14:05:54の投稿は、さるきすとでした。
返信する
コメントありがとうございます♪♪ (りょう)
2007-04-17 23:36:09
こんばんは。
さるきすとさんでしたか(笑)

ダイ・タイ・ソン奇遇でしたね☆

>私が中学生の時に、生まれて初めて自分で買ったレコードは、ダン・タイ・ソンのショパンピアノ曲集でした

なんとまあ、初レコードがダイ・タイ・ソンとは…素晴らしい!
胸張って言えますね☆

私は初レコードは恥ずかしくて言えない・・・

しかしわれわれの世代は、初CDならぬ、初レコードなのですね…

私も曲名はあまり覚える方じゃないです。

この曲、特に第2楽章 ラルゲット、いかにもショパンぽくってお勧めです。

甘いですよ~
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