一顆明珠~住職の記録~

尽十方世界一顆明珠。日々これ修行です。いち住職の気ままなブログ。ときどき真面目です。

怒り

2006年07月16日 | 思い・日常
周囲からは穏やかな性格に思われることが多い。

ソフトな雰囲気があるということだ。

基本的には穏やかなのかな・・・。

自分で自分のことがよく分からない。

実は、かなり激しい性格なんじゃないかと思うこともあるし・・・

実際、熱くなる(怒るという意味だけでなく)頻度が平均より高い気がする。

アメリカのジャンポルスキーというセラピストは、人間の感情は大きく二つに分けられると言う。

「愛」と「恐れ」。

したがって激しい感情も「愛」と「恐れ」、どちらに由来するかが分かれるのだろう。

「怒り」だって、「愛」からくるものがある。

例えば不動明王の怒りは「愛(慈悲)」である。

「怒り」を感じたときは、私の真心に問うとしよう。

それが、「愛」によるものか、「恐れ」によるものか。

だが、できれば優しく微笑んでいたいものだ。

愛による怒りであっても、それはあくまで非常手段なのだから。


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