日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

冷え込む中国不動産、外資も逃げ出す?

2008-12-27 | 中国不動産
 日経の記事からの引用です。もう一つ日経の記事を続けて掲載します。。

 中国不動産の価格下落リスクは以前からささやかれており、オリンピック後か、2010年の上海万博の後かと3年前には上海のお金持ちたちも心配していました。それにも関らず2007年度はまた急上昇していたので、正直不思議に感じていました。

 中国の場合、人民元で投資できる対象が最近までは国内に限られていました。その為に株が駄目だと不動産、不動産が駄目だと株に流れるという話を聞いたことがあります。

 株についてはご存知の通り2007年下期から全然駄目で、家の嫁も昨年6月に一旦手仕舞いするように強く伝えたにも関らず、隠れて何十万円かの投資を続けていて見事に30万円位損をだしてしまっていました。

 不動産は、今年の6月に帰国した時点でも、流通は少なくなっていたようですが、価格の下落まではまだ行ってませんでした。しかし、オリンピック後の景気沈静というより世界的な金融崩壊の影響でじわじわと動きが出ています。

 中国系がどう動いているのかしれませんが、日本人の多く住む古北辺りも韓国人が今は物件を投売りしているようで、不動産の広告を見てもマンション価格は20%位は落ちてきているようです。

 破綻したリーマンは、東京の不動産投資は結構多いけど中国はそれほど多くないとの話を聞いたのですが、同様に経営が厳しいAIGは中国国内の不動産投資も積極的だったようですので、プロの世界では物件の売りが出回っているのかもしれません。

 まぁ、そうなると当然もっと価格が落ちるはずだよね。。というのが私の個人的意見なのですが、どうなるでしょうか。



「まさか中国から撤退する有力外資が出てくるとは」。米物流施設系不動産投資信託(REIT)最大手のプロロジスは23日夜(米現地時間)、中国事業をシンガポール政府系ファンドのGICに売却すると発表した。急激な経済発展を遂げてきた中国は物流インフラが不足し、プロロジスの事業拡大余地は大きかったはず。なぜ撤退に追い込まれたのか。

 11月下旬。2007年には70ドル台だったプロロジスの株価は一時2ドル台に下落。株主から「リスクの高い海外資産を圧縮すべき」との圧力が高まった。その答えが上海近郊を中心に20カ所以上の拠点を持つ中国事業の売却だった。

 中国不動産の下落リスクは高まっている。中国国家発展改革委員会が公表している中国主要70都市の不動産価格動向は4カ・・・ >>続き
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