香港のSMCPに上海の事務所の近況が記載されていました。
・上海の事務所賃貸市場の不況は、外資系金融機関の動きが止まっているが、中国企業の需要が増加してきている。
・しかし、既に供給過剰による空室率が高くなっており、今後も賃料の下落は続くだろう。
・Colliers Internationalによれば、最近の賃貸取引の多くは事業拡大をもくろむ中国系金融機関(銀行、生保)による。ものである。外資系金融機関は、転居ニーズがあるがスペースの拡大はしていない。
・一例として、中国系の西部証券が、上海世界金融センター(森ビル)に1500m2の新しい事務所を借りた。
・取引量としては、昨年第一四半期は15万9千m2の供給不足に対して、今年の第一四半期では6万1千m2の供給過剰になっている。
・近年事務所市場を支えていた外資系の金融機関は、最近はダウンサイジングを進めており、拡大計画の延期または中止が相継いでいる。
・Aクラスの事務所の空室率は3月末で12.5%で、本年末には20%にまで及ぶとの予想が出されている。
・賃料に関しても、第一四半期でAクラスの事務所賃料は8.8%下落したのに加え、今後、浦東で12%、浦西で15%さらに下落する。
⇒Aクラス事務所という定義がどこまで厳密か不明ですが、まぁ、外資系金融機関が入居する、高級感があり、IT周りの設備の準備が取れた事務所と解釈してよいのでしょう。
住宅の場合、外人向けマンションの賃料は暴落していますが、中国人向けの実需マンションは全然変化していません。事務所の場合も、どうなっているかを調べないとなんともいえないですね。
上海には多くの日本企業が進出していますが、Aクラス事務所ビルに入っているところばかりではないですから。
でも、最近清算とか撤退とかの噂ばかり聞きますし、どこもコストダウンに取り組んでいるはずなんですけど、日系企業が事務所のランクを落としたところに転居するとかの動きは無いんですかね?
やり方によって、中国国内でのオペレーションコストの下げ方は色々あります。日系は人件費ばかり削って(増やさないで)、その代わりに余計なコストをかけている企業が結構あると思うのですけど。
・上海の事務所賃貸市場の不況は、外資系金融機関の動きが止まっているが、中国企業の需要が増加してきている。
・しかし、既に供給過剰による空室率が高くなっており、今後も賃料の下落は続くだろう。
・Colliers Internationalによれば、最近の賃貸取引の多くは事業拡大をもくろむ中国系金融機関(銀行、生保)による。ものである。外資系金融機関は、転居ニーズがあるがスペースの拡大はしていない。
・一例として、中国系の西部証券が、上海世界金融センター(森ビル)に1500m2の新しい事務所を借りた。
・取引量としては、昨年第一四半期は15万9千m2の供給不足に対して、今年の第一四半期では6万1千m2の供給過剰になっている。
・近年事務所市場を支えていた外資系の金融機関は、最近はダウンサイジングを進めており、拡大計画の延期または中止が相継いでいる。
・Aクラスの事務所の空室率は3月末で12.5%で、本年末には20%にまで及ぶとの予想が出されている。
・賃料に関しても、第一四半期でAクラスの事務所賃料は8.8%下落したのに加え、今後、浦東で12%、浦西で15%さらに下落する。
⇒Aクラス事務所という定義がどこまで厳密か不明ですが、まぁ、外資系金融機関が入居する、高級感があり、IT周りの設備の準備が取れた事務所と解釈してよいのでしょう。
住宅の場合、外人向けマンションの賃料は暴落していますが、中国人向けの実需マンションは全然変化していません。事務所の場合も、どうなっているかを調べないとなんともいえないですね。
上海には多くの日本企業が進出していますが、Aクラス事務所ビルに入っているところばかりではないですから。
でも、最近清算とか撤退とかの噂ばかり聞きますし、どこもコストダウンに取り組んでいるはずなんですけど、日系企業が事務所のランクを落としたところに転居するとかの動きは無いんですかね?
やり方によって、中国国内でのオペレーションコストの下げ方は色々あります。日系は人件費ばかり削って(増やさないで)、その代わりに余計なコストをかけている企業が結構あると思うのですけど。