日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

上海外高橋で物流会社がスト、3人死亡との事

2011-04-21 | 中国の社会・文化・歴史等
 日本商品の中国での販売が大幅に減少している中、我が嫁が相変わらず在庫を沢山持ちたがって仕入れた商品があります(ご時勢柄商品名は秘密にしておきます)。


 食品ではないのですが、上海について3日で通関が終わっており、巷で日本製品に対する放射能検査の厳しさって僕らに関してはだいぶ収まったのですが別な問題が。。


 昨日倉庫に物が着く予定だったのですが、一昨日の段階で物流会社から、「明日はストライキを起すから、荷物届けられないや」という連絡を受けました。何でも賃上げストライキとのことで、中国も昔の日本みたいになってきたなぁ、と妻と二人で笑っていたんですけど。。


 今日聞いたら警官と、ストとの間で小競り合いがあり3人も死亡したとの事。

 ググッテ見たら日本でも一部報道がされていますね。

http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/sokuhou/2011/04/post-1167.html


 トラック運転手の給与値上げのストとのこと。そういえば、彼らの所得は知らないんですね。

一方宅急便やさんに関しては、普通のホワイトカラーよりも所得は結構高く、出来高製に近いんですけど月5000元(7万円近く)はもらっている人が多いので、職種的には比較的給与レベルは高いほうだと思います。中国の大手EC企業は、自社で独自配送を行っていますが、この5千元以上もらっている人も多いと当地の雑誌で見たことがあります。


 上海にいて、身の回りを見ているとジャスミン革命なんてあまり話題にならず、そんなに深刻な感じは余りありませんでした。一方、中国政府のネット規制が2月頃から実際に厳しくなっており、前よりもアクセスできないサイトが増えていて、不便を感じていたのですが、私が考えていた以上に社会の不満がたまっているんですね。

 日本経済は、地震の影響でゆで蛙状態から一気に下落に向かったと思っていたんですが、いよいよ中国も曲がり角に来たのかな。
 
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