気づいたら、12月になってしまった。
これを何でもあり姉さんからいただいたのは、10月の半ばである。
書こうと思っているうちに、時機を逃してしまったが、まだお店にも辛うじて売っているので、旬を過ぎたがご紹介。
古仁屋でこれをいただいて、透明のビニール袋に入れたままブラブラ歩いていたら、色んな人に声をかけられた。
「あらー!マコモ!それどこで買ったの?」と声をかけられたのは、Tシャツを買おうとしたとき。
「ちょうど、この前マコモの話をしていたんだけど、(お店の若い人が)知らないっていうから一生懸命説明してたとこなのよ~。
...で、どこで買ったの?」
「もらいました。」
「誰に?」
「加計呂麻のガイドさん。」
「ああ、寺本さんね!」
次に声をかけてきたのは、海の駅の魚介類売り場の方。
「まあ、珍しい。これ、マコモでしょ。どこで買ったの?」
10月半ばは、まだ出たばかりの時季で、あまりお店に出ていなかった時だったらしい。
5年間、私もお店で見たことは無かった。
...というか、目に入っていてもなんだかわからなくて素通りしていたに違いない。
この後、名瀬でバスを降りてから入ったお店でも「あら、珍しい!マコモ?」と。
年配の方は総じてご存知のようだが、なかなか手に入らないようだった。
その後、11月に入ると名瀬の八百屋さん(主に個人商店。1度だけ大手スーパーでも発見)でも見かけるようになった。嬉しくて何度も買った。
現在、私の中の島の食材ランキングでNo.2を行くマコモである。
このマコモ、「マコモダケ」とも呼ばれるだけあって食感はキノコのような、筍のような柔らかいがしっかりした歯ごたえ。
だが、イネ科の植物で、実(み)はWild Rice呼ばれるお米の仲間。→Wikipedia マコモ
外側のゴワゴワした皮を剥き、柔らかい部分をスライスして、炒め物に使うのが一般的なようだ。
黒い斑点は「黒穂菌(くろぼきn)」。菌と言っても食べて大丈夫。
これがあるから、根っこの部分が肥大化してこんなふうに太くなるそうだ。ただし、日を追ってこの黒いのがたーくさんになるので、手に入ったらすぐ食べましょう。でないと、真っ黒になっちゃうらしい。お歯黒の原料だったらしいですよ...
私は、いただいたその日に全部食べちゃいました(^^)
初めていただいた日は、食べ方がよくわからず、とりあえず炒めたらおいしいということで、鶏肉と一緒に塩コショウしただけでいただきました。おいしかった!子ども達も「何これ~?!」と最初は怪訝な顔をしながらもよく食べました。
次にお店で買った時は、ailanaさんのブログからこちらを参考にオイスター炒め。
そして、最近のヒットは、最初にやった鶏肉との炒めものに、フルも一緒にいれる!
ちなみに、このフルが、私の島食材No.1です。フルは今からが旬なので、嬉しい~!
ちなみに、マコモについては何でもありさんがたくさんの料理法をアップされていた。→こちら
もう1回くらい、今シーズン食べられるかな...