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桜島フェリー

2006-08-22 01:15:10 | 鹿児島(本土)
帰省報告(3)

Sakurajima_ferry2_1


鹿児島市内では、友人に会ったり、買い物に出かけたりといった外出だけで外食も、ラーメンくらい(→鹿児島ラーメン)。
これだけは、と思っていた白熊(かき氷)も逃してしまった。

帰省後1週間して、大隈半島に渡った。目指すは南部にある錦江町(きんこうちょう)。
錦江町、と言っても私には馴染みの名前で無い。昨年大根占町と田代町が合併してこの名前となった。
我が家が目指すは旧・大根占町。
「だいこんうらない町」、でなく「おおねじめ町」 (^^) 合併しても、みんな旧町名で呼んでいる。

錦江湾を渡るフェリーは、北から順に桜島フェリー(鹿児島→桜島)、垂水フェリー(鹿児島→垂水)、指宿・大根占フェリー、根占・山川フェリーがある。
鹿児島市内から渡るには、桜島フェリーか垂水フェリー。

桜島フェリーは、安価で(大人150円、4m未満の車1,070円)乗っている時間も短い。15分ほどで桜島に着く。先日も書いた通り、桜島は今は「島」ではないので、そのまま大隈半島側に行けるのだ。

一方、垂水フェリーは、料金が高い分(大人360円、4m未満の車は1,480円)、一気に垂水市まで運んでくれるので、長時間の運転をする必要がなくて、ラクだ。うちは、以前鹿児島市内に住んでいた時は、どちらかというと垂水フェリーを使うことが多かった。

今回は、桜島フェリー!1歳坊主を公共の乗り物に乗せておくことの大変さを、奄美からの船旅で思い知らされたので(→ふたつ前の記事)、レンタカーを借りてなるべ人様とまみえないように(^^;)

さて、桜島フェリー。
これは、なんと365日24時間運行で、朝夕の混雑時には10分おき、そうでなくても昼間は15分に1回は出る。桜島と鹿児島を結ぶ、バスみたいに気軽な乗り物だ。湾内の往復ということで、悪天候にも比較的強く、他のフェリーが台風でことごとく欠航していても、この桜島フェリーは最後までがんばっている。

Sakurajima_ferry3夏には納涼船も出ていて、こちらはのんびりと錦江湾に浮かんだまま、花火見物をしたりする。通常運行では、船内はもちろん椅子が並んでいるのだが、納涼船はこんな感じでみなさん飲む、食べる(^O^) (古いアルバムから引っ張りだしてきた写真)

これだけ頻繁に出る船なので、船の数も多く大きさもまちまち。下の船と一番上の写真の船もかなり違うでしょう。
でも、名前はみんな「櫻島丸」!わかりやすい。(実際は、第xx桜島丸 と番号がついている)

Sakurajima_ferry

垂水フェリーは、車で乗ればもちろん「エンジンはお切り下さい。」で、必ず車を降りて船室へ行く。飲み物を飲んだり、時にはうどんを食べたりしてゆったり。

Sakurajima_ferry5桜島フェリーの方は15分ほどで着いてしまうので、ちょっと慌しい。それでも大抵車から降りて風景を楽しんだりするのだが、別にエンジンをかけたまま車内に残ることも可。今回は、子供が寝てしまったので、そのまま車内ですごした。
...と、いうか、寝なくてもその予定だったのだが。また船内ぐるぐる、じゃ大変だし迷惑なので (^^;)

Sakurajima_ferry4_1桜島の溶岩道を通り、垂水から南下して大根占を目指した。

う~ん、お天気はいまひとつ。溶岩の後ろに、くっきりと桜島が姿を現すこともあるのだけれど...。

(クリックして拡大すると、雲に隠れた姿がチラリ!)