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Discover 奄美大島!

ハブセンター 今回の驚き

2006-08-31 23:54:00 | ハブとマングース
何の予告もなく、しばらくブログを放っておいてすみません。
コメントいただいた方へのお返事もすっかり遅くなってしまいました。

いやぁ、「なぜようちえん」のエントリーから、全国の面白い地名がらみのお話が伺えて、楽しませていただきました。

さて、私はというと、その間友人一家と一緒に奄美内をプチ旅行。

Egg



そう、今回も始まりは「奄美観光ハブセンター」のハブとマングース
(^^;)
誰が来ても、それを勧めるうちの娘達。地下のヘビ展示室でも、「こっちには、こんなのがあるよ!」とセンターの人顔負けに案内もできる(-_-;)
ここを奄美旅行の始まりにしてよいかはさておき...

昨秋初めて見て以来、私と娘達にとっては既に5回目!のハブショーである。(過去の訪問については、「ハブとマングース」のカテゴリーをご参照下さい)

5回も聞くと、解説も覚えてしまうほどに飽き飽き...
ではないのが、ここの魅力(?)だ。

今回は、なんとハブの卵に触らせていただいた!
既に、そして今回もハブそのものには触っているのだが、卵は初めて。

卵に触ってもなんてことない、と思われるでしょうが、鶏や他の鳥の卵とは、全然違う。

見かけは、写真のように鳥の卵にも似ているけれど、ハブの卵は弾力があるのだ。握ってちょっと押してみると、ゴムのような感じがしたのには驚いた。知らなかったー。かなりの圧力をかけても跳ね返ってくる感じ。

爬虫類の卵って、みんなこうなのか?
亀の卵なんかもそうなんだろうな。恐竜の卵もかな...などと思った。


そして、解説も、5回聞いてもいつも違ったお話が聞ける。ハブの生態の基本的な説明があることに変わりはないが、館長のナカモトさんは溢れるネタの中からその日の客層にあったお話をして下さることが5回も聞けばわかってきた。

今回は、うちも含めて子供が多かったのでお子様向きの話だが、大人の団体が主なときには大人向けのムフフな解説(?)だったりする。

「ハブに噛まれたら、とにかく一刻も早く毒を吸い出すのです。チューチューチューチュー口で吸えば大丈夫です。ハブの毒は筋肉に入ればコワイですが、口に入れても皮膚についても何ともありません。」

ええ、そこまでは何度も聞いて知っている。しかし、そこから先が今回は驚きだった!

「そんなに毒を吸ったら、歯が全部抜けますよ、周りの人にと言われましたけどね」、、、





「実際、歯は全部抜けました。」



えーーーー!!そんなぁ。
「実際、何ともありませんでした。」と続くのを期待していたので、びっくり!!
今まで、ハブの毒は口に入れてもなんともない、と言われていたではないか。(もちろんその日も)
だから、私もハブに噛まれたら、とにかく口で毒を吸い出そうと思っていた。

「私は、自分の歯は一本もありません。全部入れ歯です。」
淡々と話されるナカモトさん。

そんな代償があったとは、これまで4回一度も教えて下さらなかった。
歯は抜けるが、命に別状はない、ということだったらしい。

歯は、歯医者で治療すれば今は良い入れ歯があるから全然心配することはないが、ハブの毒を吸い出さなければ命に関わるし、病院に行っても20日も入院しなければいけないので、吸い出した方が良い。

そう言われたのだが、命と引き換えるのはイヤだが、総入れ歯になるのもイヤだ。
私は20日入院して完治するなら、そちらの方がいいなぁ...



ハブに噛まれないのが一番です!はい。