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MT.FORTUNE

Discover 奄美大島!

近況報告

2007-09-27 17:22:53 | 奄美-自然
...と、言っても私のことでなく、我が家の(近くの)気になる植物たちの。

Aomushi1←写真をクリックすると、過去記事に飛びます。

まずは、ひと冬越して2年目の、1年草といわれるピーマン。
5月には、青虫にやられておりましたが...
Greenpepper

なんとか実をつけています。肥料もなーんにもやってないので、細~いのですが(^^;;
来年は、ちゃんと肥料をあげようね!(←to 娘) 

これまでに2個ばかり収穫しました。今日も手前のは赤くなりはじめたので、とり入れ。
う~ん、1個かぁ。何に使おうかしらねー。サラダの彩りにでもしておくかぁ...

そして、そんなものより、密かに私がとっても気にしているのは...

気にしているのは...



Banana1_1
←写真(7月撮影)をクリックすると、過去記事に飛びます。


この高級フルーツ、島バナナ!

これはどうなっているかといいますと...



ジャーン!


Banana27sep_1_3

もう、とったほうがいいんじゃないでしょうか?
ですよね??

まだ黄色くはなっていませんが、普通これぐらいでとり入れしないと?
あ~ 気になる。
このところ、駐車場に行くたびチェックです(^^; 
車に乗ったとき、降りるとき、今日も6回チェックしてしまった~

カラスに取られちゃうよぉ~

ひとごとながら、ほとんど自分のもののように気になります。

Banana27sep2なるべく目立たぬよう、葉っぱの位置を無理やりずらして、実にかけておきました(^^;


私の仕事ではない?!


贅沢な晩-家族で皆既月食

2007-08-30 01:56:52 | 奄美-自然
Gesshoku1おとといの皆既月食。

ご覧になれましたか?



私のコンデジでは、こんなのしか写せなかったものの、肉眼で見た天体ショーは素晴らしいものだった。
天体ショーも素晴らしかったが、それ以外もなかなか良い経験だと思ったので、遅ればせながら書いておこうっと。
どこに見に行くか?

これは結構難題だった。
奄美なんて周りは海だからどこでも...と、思われるかもしれないが、なにせ山に囲まれて、月の出を見られるポイントが意外に少ない。東を向いている海岸は、名瀬から行くには結構時間がかかるのだ。

夫が仕事を早く切り上げられれば...と頼んでおいたが、久々に早いと思っても結局帰ってきたのが月の出くらい。
海から昇る月が見られないなら、もうどこでもよいかな~

しかし、海から昇るのを見られないとなると、次に見たいのは皆既月食が徐々に部分月食になり満月に戻るシーン。
これは結構長時間空を眺めていなければいけない。
そんなことに子供たちが耐えられるか...

海ならなんとかしてくれるかも、と思い手広海岸へ行った。
車で30分くらいかかるのだけれど、駐車場もあるし、トイレもあるし飲み物も買えるし、と。

Gesshoku2
(クリックで拡大します)

右上のポチと丸いのがお月様。左下の灯りは用安一帯...

海岸へ行こうにも、暗くて懐中電灯無しでは足元が見えない。おそるおそる行き、シートを広げる。周りには既にお月見部隊が何組か。

Gesshoku

8時ごろの月はまだほの赤くちょっと恐ろしげ。
左に遠い灯り、正面に暗い満月。
そして真上には、満天の星!

天の川が完璧に美しく見えたのには感激。

夏の夜空の天の川は奄美では見ることは難しくないが、普通は月が明るいと星がかすんでしまう。
それなのに、満月+天の川とは贅沢な。

その上、遠雷の光が海の向こうにピカッ。あっちでもピカッ...

理屈がわかる今の私には美しすぎる光景も、昔の人はとても畏れたのではないかなぁ...

子供たちは、というと...。

長女は祖父からあっちの星座、こっちの星座と教えてもらっている。
これがなかなかよい光景。この日の大人4人で一番星座に詳しかったのは、やはりおじいちゃんだ。

その横で、我々夫婦は夏の大三角形探し。「あれとあれとあれ?」「えー?夏の大三角形は直角三角形ぽいはずだから、あっちじゃない?」...会話のレベル低し。

次女と長男は...まあ、予定通りの暴れぶりながら、ヤドカリさんの助けなども借りて砂まみれになりつつお月見。
やっぱり海はなんとかしてくれた。

Gesshoku3 Gesshoku4

徐々に月が戻ってきた。
満月までここにいるのは長いので、そろそろ帰ろうか。
わずかに下から光る月も、まぶしいなあ~

足元を見ると、来るときは懐中電灯無しでは歩けなかったのが、見える、見える!これなら大丈夫。

そして、もう一度見上げると、徐々に星々が月の明かりの強さに負けて見えなくなってくる。天の川も薄くなり...
やっぱり丸い月・天の川なんて、本当に素晴らしい組み合わせだったなぁ~

こんなに長いこと家族で夜空を見上げることはなかった。
何をするわけでもなかったが、終わってみると、とても贅沢なひとときだったな、と感じる晩だった。

日本で、次の皆既月食が見られるのは2010年12月21日。寒そうだな。
どこで眺めているだろう...







ひっそりと

2007-08-23 12:17:28 | 奄美-自然
Sagaribana1_2

先週、ツアーガイドアマミアンさんに教えていただいた自生のサガリバナを、今朝また見に行くと、もう花は終わっていた。

わずかに残る、数輪のみ...つぼみのように見える丸いのは、すべて花が落ちた後。長くて赤いめしべだけが残っていた。
この前は、「夏休みの宿題に、サガリバナを描く」という娘も一緒だったけれど、ああ今朝はたたき起こして連れてこなくて、よかった。

下の写真は、1週間前。まだまだつぼみがたくさんあったのに。
誰も見ないまま、ひっそりと全部散ってしまった。

Sagaribana2_3

考えてみれば、これだけつぼみがあっても、咲けば一晩で散る花だもの。1週間経ってすべて散っていても不思議ではなかった...。

次の写真も先週の...白い点々は落ちているサガリバナ。左下は小川。
...と、いうことはこの上流にもサガリバナの木はあるのかなぁ~

Sagaribana4_3


そして、ここは真っ赤なカニ達のパラダイスだった。

Sagaribana3_5

サワガニかと思ったら、Wikipediaによればサワガニは屋久島以北に分布する日本の固有種なんだそうで。
じゃあ、この真っ赤っかのカニたちは何蟹?

ベンケイカニ?
アカテガニ?
知ってるかに?

(^^;


住宅難

2007-08-17 22:59:06 | 奄美-自然
Yadokari3_1

今日の奄美の地元紙、南海日日新聞には、割れた焼酎ビンのかけらに入った龍郷町のヤドカリが載っていましたが、加計呂麻(かけろま)島のヤドカリも住宅難です。
Yadokari4

敵が来ても隠れられまっせん。ほとんど意味がないような...

Yadokari5

アタシの殻は重過ぎるのよ!
うんこらしょ...っとぉ。

Yadokari6

ふぅ~。ちょっと宿換えが早すぎたかしらん。

しかし、そんな贅沢を言っているうちはまだ良い話で。

Yadokari1_2


だれか~ 

おねがい~

Yadokari2_5

この子に家を...家を下さい!



オニヒトデVS...

2007-08-14 23:10:44 | 奄美-自然
~子供手塾師会より~

Tejuku18月の手塾師会・子供講座は、興克樹さんを講師に迎えての「海の生物」のお話。

このブログでも、興さんからいただいたニュースを何度か紹介しているが、とにかく奄美の海の写真・映像といえば、興さん。オニヒトデの駆除にサンゴの研究、魚、クジラ、ウミガメ。
奄美の海のことならこの人にお任せ!な方である。

今回の手塾師会も、子供だけでなく大人も面白そうだな~♪
さて、会場の「奄美海洋展示館」に到着し、時間になると目の前に出されたのは海水の入った水槽。そして、中には生きたサンゴ。

そこに取りいだしたるは、サンゴの天敵オニヒトデ!

ああ、見た目も鬼のような憎いヤツを水槽に...オニヒトデは、サンゴを食べるだけでなく、人間にとっても有害だ。ご覧の通りの無数のトゲ。
触るだけでも痛そうだが、その上、毒があって刺されたらもう大変!痛いだけでなく、時にはハチに刺された時同様のアナフィラキシーショックを起こしてしまい、命にすらかかわるそうだ。ああおそろしや。そして、そんなオニヒトデを、人の手で地道にひとつひとつ取り除いているのが現状だそうだ...

こいつを水槽に入れると、その動きの早いことには驚いた。
裏側には、タコの吸盤を小さくしたようなのが、これまた無数にあり、それを使ってひゅ~とあっという間に移動する。サンゴの上に覆いかぶさり、いざ食べん!という状態に。

Tejuku2

この、硬そうでゴツゴツしたサンゴをどうやって食べるかといえば、オニヒトデの口は体の裏側真ん中にあり、そこからなんと胃袋を外側に出して、サンゴを包み込む。そして、そのまま消化してしまうのだそうだ。うへー。
胃袋を体外に出すとは...いやはや、世の中本当にいろんな生き物がいるものだ。

必死に生きるオニヒトデには申し訳ないが、君は完全に悪役だ。ゴキブリや蚊と同類で、我々には目障りな存在でしかない。貴重なサンゴを食べられては大変。

...と、いうわけで、オニが胃袋を出して食べる前に、さっさと水槽からサンゴを出した興さん。サンゴ君、ヒヤヒヤさせてごめん。

Tejuku3

そして、お次に登場するは、今度はオニヒトデの天敵、ホラ貝様!
そう、あのボーーー!と低い音を出す笛となるあのホラ貝は、オニヒトデを食べるのだ。

食事目前のサンゴを持っていかれた直後に、天敵ホラ貝を入れられたオニヒトデ。天国から地獄へまっさかさま。

Tejuku4でも、万事周到に用意したお料理番組ではないから、ホラ貝も都合よくすぐにオニヒトデを食べてはくれない。
しばらく眺めて、やっと貝から手(足?)を出してくれたものの、食べる様子が無いので、講習会は別室に移動しで映像を見ながらお話を聞くことに。
その間、ホラ貝にはゆっくり攻めてもらいましょう。

映像体験ホールに移動して、興さんの撮影された写真やビデオを見ながら色々なお話を伺った。
以前、このブログでもご紹介したが、今年は大浜海岸沖でも結構クジラを見ることができたことや、奄美諸島で撮影された珍しい海の様子の数々。
その他、統計的な話まで色々なことを伺うことができた。

...さて。お話が終わり、水槽に戻ってみると、





Tejuku5

うひゃー!食べてる食べてる!ホラ貝がオニヒトデを。

オニヒトデのサンゴの食べ方も、お話を聞くまで不思議だったが、ホラ貝のオニヒトデの食べ方もこりゃまたすごい。
あのトゲトゲの鬼っ子をどうやって?と思いきや、ホラ貝はなが~い口を出して、オニヒトデの唯一柔らかい口部分(=胃袋が出てくる柔らかい体の裏側真ん中)につっこみ、ちゅーちゅー中身を食べてしまうのだそうだ。

うぅ、これまた、口に口を突っ込み、体の中を食べつくすとは、ホラ貝もただの笛ではなかった。

Tejuku6
←よ~く見てみたい方は、
クリック&拡大
(^^;;

貝殻を目当てに、人間がホラ貝をたくさん採ってしまったから、オニヒトデは天敵がいなくなり増えてしまった...

と、いう認識は、間違いだそうだ。
ホラ貝は、オニヒトデを食べるとはいっても、せいぜい1週間に1個程度。(調べてみると、ひとつ食べると1週間消化に時間がかかるということらしい)そんな程度では、とても現在のオニヒトデに対して対抗手段とはならないそうだ。
(だから、安心してホラ貝を採りましょう!ということではないけれど。)

いやぁ、珍しいものを見せていただいた。
たとえダイビングして、海の中にもぐったとしても、こんな透明の水槽ではないから、食べているのを裏側から見るということはまず不可能。このようなことが、海の中では繰り広げられているとは...

そんなわけで、サンゴはすぐに助けられたものの、悲しき鬼っ子は、ホラ貝の1週間分のお食事となったのだった...(;_;)  

ああ、面白かった。やはり、このオニヒトデVSサンゴ、オニヒトデVSホラ貝を見られたのはすごい。
また、私はブログで拝見したので(ふふ、知ってる知ってる♪)と思ってみていたクジラの映像にも、会場の親子皆感嘆の声を上げていた。美しい海のサンゴの様子やクジラなど、奄美の海の素晴らしさを堪能できた。
それに、今奄美のサンゴ礁がどれだけピンチな状況に陥ってしまったかも...

興さん、貴重なお話&映像&実験をありがとうございました!



サガリバナ・朝、そして雨の夜

2007-08-12 04:42:57 | 奄美-自然
Sagaribana1_1

先日ご紹介したサガリバナ。
夜だけ咲き、たった一晩で落ちる花。

あの日見たのは、夜明けのサガリバナ。

この前の日曜日は、朝8時のカヌーだったので、再び同じ場所へ。
先日より、花の数も多くなっており、日も高く昇ったこの時刻には、花は一面に落ちていた。   (写真はすべてクリック→拡大)
Sagaribana2_2

昨年、確か報道ステーションで松岡修造氏が西表島のサガリバナのリポートをしていた。
マングローブに夜明けに行くとこの花が次々に落ち、水面に広がりゆっくり流れる。静かな未明のマングローブには、花の落ちるパシャ、パシャという小さい音。その中をゆっくりと進むカヌー。
テレビの画面だけでもうっとりしたのを覚えている。

『瞬く間にはなかく舞い落ち、水面にそっと漂うサガリバナ』

...これは、作詞・作曲 上地等氏、夏川りみが歌う『サガリバナ』という曲の一節。
まさにこの風景だった。

さて、その「サガリバナ」。どんな曲か、さっそく手に入れて聴いてみた。久々のレンタルショップ。

Rimi彩風の音』というアルバムの1曲目に入っている。(歌詞は→こちら

←画像をクリックすると、試聴サイトに飛びます。
(開いたら、「無料試聴する」をクリック)

他に、神谷千尋に「さがり花」という歌がある。『美童しまうた』というアルバムの1曲目。(歌詞は→こちら

こちらは、沖縄音階のしっとりした美しい歌だ。(試聴は...怪しい中国サイトしか見つからず、ご紹介は断念)



これは一昨日。
またまた同じ場所の夜のサガリバナ。

Sagaribana4_2

雨の中でも、あたり一面芳しい香りでいっぱいだった。
(画像をクリックして拡大、画面のにおいをかいでみて下さい。)

あの香りを、ここでお伝えできないのが残念だ。

たくさん咲いていたが、つぼみもまだあった。
まだご覧になっていない方、お急ぎ下さいね~(^^)

Sagaribana3_4





サガリバナ

2007-08-01 10:33:39 | 奄美-自然
Sagaribana1

サクラランに続いて、今年ぜひ見たいと思っていたお花が、このサガリバナ。

早起きして、見に行ってきた。一緒に行ってくれたのは、今回も、ちるりんさんtokorinさん

出発は午前5時...。
このサガリバナ、夕方咲き始め、夜のうちだけ華やかに咲き誇り、朝にはポトリと落ちてしまうという...。
(そういう「限定もの」にめっぽう弱い私)

咲いている花は少なかった。
でも、あま~い香りに誘われて、ハチやらアブやら、虫達が活発に飛び回っていた。
で、私達も、あっちうろうろ、こっちうろうろ、早朝の怪しい3人組w

真ん中にひゅーんとのびている、あれが雌しべかな。この周りの、花火みたいにヒュンヒュンしている、これは雄しべ??
白いのが花びらなのかしらねー??

取れた花の後を眺めたり、裏から覗いてみたり...

Sagaribana4_1 Sagaribana3_2

あの長い真ん中のところから、実を結ぶのかなぁ~

と、帰宅後調べたら、やはりあそこが実になるそうで。
しかも食べられる!(←いつもこればっかり...^^;) 
   ※こちらのサイトより

Sagaribana2_1

あちこち眺めて、あっという間に時間が過ぎていった。

ラジオ体操をしている子供たちの横をススッと抜けて家に先回り。
こんな早起きをしたのは、いつ以来か忘れるほどだったけれど、楽しいひとときだった?

フットワークの軽いママさん探検隊の陰に理解ある夫達あり。
(よいしょ、っと...。え?ただ寝てるだけじゃ?!)

Sagaribana5_1

つぼみが、たくさん!
お花は、これからが盛りかな。



夏休みが始まった!

2007-07-25 11:58:00 | 奄美-自然
P7250111

とうとう恐怖の夏休みが始まってしまいましたが、世のお母様方いかがお過ごしでしょうか?

   ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

我が家は朝から勃発する紛争を和らげるべく、さっそく島外からお友達に来てもらった。誰かいると、皆ちょっとだけ「よそゆき」の顔になり、紛争もマイルド、私の怒り方もマイルド...。
ここ数日、ずっと島内を観光していた。
今日お帰りいただいたのだが、心残りがひとつ。

それは、青い空とエメラルドグリーンの輝く海をほとんど見てもらえなかったこと。

P7250109

このところ、ずっとこんなふうに空と海の境界がはっきりしないので...。
毎日もやが出て、もやもやしている。

それでも「すごい!やっぱり海の綺麗さが違う!」という訪問者に、「いやいや、ほんとはもっともっと、これよりずーーーっと奇麗なのよ、普段の奄美の海は」と弁明(?)しながらの数日間だった。

P7250122a

空港に送りに行く時に、ようやく青い海が。
うーん、でもまだまだ足りないなぁ。本当はまだこれよりも綺麗なのよ、ここは。


明日から、ここ数日の観光の様子をぼちぼちアップしまーす。



魅せられて

2007-07-20 08:49:33 | 奄美-自然
~かくれ浜にて~

Kakurehama6_2
ルルル ~ルルル~ルル
ルールル ルルー♪

ルルルルルルルル、
ルルルー ルールー♪♪♪


Kakurehama7
美し過ぎると

こーわくなるー

若さに良く似た

真昼のー

しーんきろおー♪♪♪
タタタ タラララ♪
タタタ タラララ♪
タタタ タラララ♪
タラララ タララララッ♪


Kakurehama8_1

Wind is blowing from the Aegean~♪


...じゃなくて、東シナ海。