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MT.FORTUNE

Discover 奄美大島!

椰子の実ひとつ...

2006-11-27 21:58:03 | 
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名も知らぬ 遠き島より
流れ寄る 椰子の実一つ
故郷(ふるさと)の岸を 離れて
汝(なれ)はそも 波に幾月(いくつき)...

(島崎藤村作『椰子の実』 →歌詞全文。音が出るのでご注意)
昨日、浜で見つけた。
ただし、この椰子の実は「遠き島」からではなく、すぐ向こうの岸から来たのかも...(^^;)



藤村は、どこでこの椰子の実を見つけたのかしら。

...と、思ったら、実際にこの情景に出くわしたのは、藤村でなく友人の民俗学者・柳田國男だったそうだ。(→こちら

明治31年、柳田國男が愛知県、渥美半島先端の伊良湖に滞在していた時に見たという。

Yashinomi_2

私は、藤村の描いた「椰子の実」とは逆方向に、故郷を遠く離れて南の島に来てしまった...





大潮の海

2006-11-07 23:59:00 | 
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金作原はお休みして...。

土曜日から今日にかけての4日間は大潮。干潮時刻に近い海は、こんなふうにかなり先の方まで歩いていけるほどに潮が引く。
潮位というのは、季節によって違いがあって、同じ大潮の干潮でも、先月は潮位がマイナスになることは一度もなかった。しかし、これからの時期、潮の干満の差はどんどん大きくなっていく。12月、1月ともなると、干潮時はマイナス20cm以下のことも...

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やっぱり、大潮の干潮は楽しい? 生き物がいっぱい。
これはツマジロナガウニ。毒ではないが食べるウニではないそうで。(一般的に、食用のウニは、バフンウニ、エゾバフンウニ、ムラサキウニ、キタムラサキウニ、アカウニ、シラヒゲウニの6種類)
食べられるとしても、この辺りのウニは1年で3日しか解禁日が無いので採ってはだめ。

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これはなぜか、ウニが帽子をかぶっている。
おーい生きてるカイ?貝殻でした... (←座布団取り上げ...)

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これが気持ちワルイ。クモヒトデ。と、いってもヒトデの仲間ではない。大量発生中。ご覧になりたい方は、クリックして拡大どうぞ。

Sakana_1こんなかわいいのも。
レモンスズメダイの幼魚。
すばしっこい!






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ワタクシ、やけに海の生き物に詳しいですね??

そんなはずはなく、もちろん、全部調べました。
お世話になったのは、こちら。

Book_2宇都宮英之さんの『南の海の生き物さがし』(南方新社)

宇都宮英之さんは、奄美自然観察の森の指導員をされている方。なんとこの本の生き物、宇都宮さんがたった一人ですべて撮影されたものだ。その数503種類。すべて奄美の海で撮影されたもの。

これが、浅瀬、湾内、外海と分かれて記載されているので、探すときもそれを参考に写真をパラパラめくる。なんといっても奄美にいるものに限られているのだから、大きな図鑑を持ってくるよりよほど探しやすい。
なぜかクモヒトデは見つからなかったのだが、ウニや魚はすぐわかった(^^)

この夏発売されてすぐに購入、ひと夏お世話になりました。これからも海に行く時は欠かせません~



崎原海岸

2006-10-10 00:11:48 | 
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三連休最終日、笠利湾の崎原(さきばる)ビーチ。
よく晴れ、風も無く、人もいない。

Sakibaru2_1知らなかった

のんびりと親子で遊んでいる時に
この海の先にある
お隣の国では

チカカクジッケン、地下核実験

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Sakibaru4

彼の国の指導者は、この海を見たことがないのだろう。
この木々を見たことがないのだろう。
海岸をのんびり歩いたことがないのだろう。

たぶん。

きっと...。








ホノホシ海岸

2006-09-19 15:29:05 | 
Honohoshi1

先日、ちらっとご紹介したホノホシ海岸。

奄美大島は、浜といえば白い砂浜、浜でなければ切り立った断崖というところが多いように思うのだが、ここは、海岸一面が玉石でいっぱい。そして、打ち寄せた波が引く際に「ゴロゴロ」という音を立てるので有名な海岸だ。「ゴロゴロ」「ガラガラ」「カラカラ」かな??
画像の中の三角をクリックすると動画になって音も入っています。この音は何と表現すればよいでしょう?↓

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さて、「ホノホシ海岸」。なぜホノホシ??

帆の干し?穂の星?と想像は膨らむが、今回は由来を探すのは簡単だった。


名前の由来は、この浜から大島海峡に抜ける陸の部分がひょうたんのくびれ状になっていて、昔、漁師が海路をショートカットして舟を担いで歩いたことから「船越」、なまって「ホノホシ」となったといわれています。


奄美パークHPより)

ホノホシ海岸、漢字で書くと 船越海岸だったとは~。へー。

なるほど、このホノホシ海岸の面する伊須湾から大島海峡に渡るには、陸路の方が早そうだ。

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この海岸の前は、ちゃんと整備された駐車場とトイレ(おむつ替えの台もあった!)があり、ちょっとした広場になっている。

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このまーるい石たちが、ゴロゴロと。

こぶし大から、漬物石用まで、多彩なラインナップ。





トンネル岩(1枚目の写真)を挟んで、動画を撮った場所と反対側(下の写真)は、石がかなり上の方まで打ち寄せられていたので、この日、石の音は全然しなかった。

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これは、台風の来る前日だったが、嵐のたびに、また潮の満ち引きによっても石の場所や量が変わるのだろう。
また違う時にも行って様子を見てみたいと思った。



バイバイ夏休み

2006-09-01 23:59:00 | 
Ship

今日から新学期。

夏の夕暮は、なんとなく寂しい...

Ship2_2

ラストスパートをかけて、8月最後の週は遊びまくった。

そして、遠くを行く船のように、夏休みも行ってしまった...。





でも、寂しいと見せかけて、母にはとっても嬉しい新学期!

  やっほーー!



開聞岳を望む

2006-08-23 00:00:00 | 
帰省報告(4)

Kaimondake1_2

錦江町、旧・大根占(おおねじめ)の浜からは、錦江湾の向こうに開聞岳(かいもんだけ)が見える。
指宿(いぶすき)の南西に位置するこの山は、その容姿から『薩摩富士』と言われている。



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ここからずっと右の方に視線を移すと、桜島も見える。薩摩富士と鹿児島のシンボル桜島を両方拝める贅沢な場所だ。
今回は、滞在中はずっともやがかかっていて、桜島はぼんやりと影が見えるだけだったけれど。

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この日も、雲の向こうに隠れて桜島は写せなかった。この方角に、桜島はあるはずなのだが...。



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どこの海に行っても、砂浜では穴を掘るのが大好きな子供達。
いつでも、どこでも、せっせと掘る。

景色にはおかまいなしに、おじいちゃんと遊ぶ。


Hama2釣り人が「いらないから」と、ふぐをくれた。
いえ、食べるためでなく、遊ぶために。
ふぐは、歯が強いので(?)、そのまま海に返すと釣り人さんにとって悪さをするので、海には返さないのだそうだ。
他の魚と違って海から出してもすぐに死んだりしない。おじいちゃん、ふぐ怒らせて膨らませて孫に見せていた。
ふぐ、ごめんなさい。

その後は...釣り人さんにナイショで海に返したようだ。孫の前で、放置死させるわけにもいかなかったようだ。
今度は釣り人さん、ごめんなさい。



奄美の海とはまた風情が違うが、海はどこもいい。













なかなか海に行けない

2006-07-31 00:32:51 | 
17jul1夏休み、週末、好天、と三拍子揃っても、なかなか出かけることができない。

そういえば、海の日に撮った海中の写真、「また今度アップします」と言っておきながら、をまだだったなーと思い出した。
本当は、ちゃんと名前でも調べてからと思っていたら、いつまでもできないので...
(写真はすべて、クリックで拡大します)

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↓これはすごく大きかった!(にごってますが)

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浜辺からすぐのところを、シュノーケリングでちょっと覗いただけで、こんなにたくさんいるとは!

まだまだあるけれど、今日はこのへんで...

あーあ、上の写真を撮ってから、もう2週間。
もうすぐ鹿児島に帰省なので、次はいつ行けるかしらん?!







海の日!

2006-07-17 23:42:24 | 
Snorkelling海の日が国民の祝日になって、今年で丸10年だそうだ。

そういえばちょうど10年前に家族となった我が家は、海の日が生まれてから初めて、海の日満喫!
今年小2の長女と、昔小2だった私は、今日はシュノーケリングデビュー。

海には何度も行ったことがあるがこの20年以上(30年かな)、顔をつけた記憶が無い。おまけにシュノーケリングは初めて。

実は昨晩、ひそかにお風呂で一人練習してみたのだ。口だけで息をするってどんなだろう?あの巨大ストローのシュノーケルを口にくわえて、夜中にお風呂で顔をつけるおばさんひとり...(^^;)
海で口を離したら、この管はどこに流れてしまうのかを本気で心配した。お風呂上りに、「あの管、口から放したらどこに流れちゃうのかわからないじゃない?」と夫に質問して思いっきり笑われた。水中眼鏡(え?マスク?ゴーグルっていうのかな?)に固定することも知らなかったような状態...

そんな感じだったので、おそるおそるだったが、超久々に覗いた海は楽しかった!

出かけたのはよく行く「ばしゃ山村」。午後4時到着。海水浴をするには遅い時刻?

いえいえ、昼間は用事があったこともあるけれど、真夏の奄美で昼間泳いだら暑すぎてダメ。

3連休とあって、駐車場もいっぱいで停めるのも一苦労。とても混んでいた、ばしゃ山村。
混んでいた、といってもこのくらいだけれど。

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そして、先日買ったカメラもちょ~うど昨日届いたので、このカメラも本日デビュー!

買ったのは、オリンパスのμ720SW
前に別府亮さんのブログで「Recommend」の欄にあったもの。プロのカメラマンもお薦めするなら間違いないワ。(プロはこんなの使わないだろうけど。)で、スペックを見たら我が家にはとても嬉しいものだったので即価格チェック。

このカメラ、カバーもつけずに3m防水で砂もOKなうえ、1.5mの高さから落としても大丈夫!というのが売り。雨でも海でも気兼ねなく写真が撮れるのは当然嬉しいが、我が家のように子供達が勝手にカメラを触ることも多いユーザーには多少手荒に扱ってもいいというのがものすごーーく魅力的。1歳坊主なんて、いつ落とすかわかりゃしない...(もちろん、わざわざ持たせるわけではないのだが、勝手に見つけて取って行ったりするので、今までもヒヤヒヤ)

価格.comで本体&1GBメモリー合わせて4万円くらい。今回見つけたお店は、送料無料が嬉しかった。奄美は通販しても送料が高いので。価格.comは日々価格や条件が変わっていくので、2日後に見たら、もうそのお店の送料無料キャンペーンは終わっていたし、一番安い店も変わっていた。これから何か買う人はマメなチェックが必要ですヨ。

あれれ、カメラと価格.comの宣伝になってしまった?

早速水中写真も挑戦。1枚目は、私の撮影。シュノーケリングにおっかなびっくりのため、子供達がすぐそばにいるような足の着く場所で撮った気弱な1枚 (^^;)
でも、そんなところにも、お魚はいっぱい。岸からわずか3mほど。深さは1mもない。

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夫はあちこち、もうちょっと先まで、これまたシュノーケリングで。

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ちょっとの違いでも、透明度がかなり違う。結構たくさん魚の写真も撮れたので、また今度アップします(^^)

6時に海から上がり、7時に帰宅。今日はちゃんとご飯も作って家で食べ、9時すぎ就寝。
バタンキュー(っていまどき言わない?)の子供達。

以上、我が家の海の日は、とても海の日らしい1日だった。