
昨日の朝、遠くから聞こえた鳴き声に「初ゼミ」などと書いたが、熊本の繁華街の街路樹では何のことはない大合唱だった。“火の国”も梅雨明けで、それはそれは正真正銘“火の国な”のだ。夕刻5時過ぎから懇親会に入り、その店を出たのが7時半頃。おおっ!夕闇ではなく、明るい!そのまま熊本、西銀座通りからちょっと入った店に。カウンターに着物姿のお姐さんと浴衣のお姉さんが軽い食事中。ああ、そうか、出勤前の腹ごしらえね、という風情(同伴ではないのだ)。その後からも同じ方々が。で、オジサンたちはテーブル席でその後姿を見る位置関係で焼酎をあれこれ。こういうお店も初めてで、う~~む。一軒目は食べ物が美味しかった。馬刺その他すべて旨かった。ノリで初めて(馬の)レバ刺しまでいただきました。2件目は、ひとりでもカウンターで飲めるような店で居心地のいい店だった。ありがとうございました、なのだ。飲みながらの話は田原坂秘話から歴史モノいろいろで掛け値なしに面白かった(興味深かった)。語ってくれた方が歴史に詳しかったので、お世辞抜きに面白かった。バブル化したイモ焼酎業界で3Mというと、森伊蔵、魔王、村尾という銘柄を指すらしいが、この店にあった「白玉の露」という銘柄は地元しかなく魔王と同じ酒蔵のものだった。これがウマイ。地元の方々は“ウラ魔王”と呼んでいた。魔王は都会ではバブル価格で1本2万円などという馬鹿げた価格がついているらしいが、こちらは1800円。それでも高くなったと。しかも地元でしか買えないと。・・・で思ったのは、酒蔵が地元に卸すために、同じ内容であえて違うブランドを作ってしまったのではないかということ(以前からあるのかも知れないが)。それだけイモ焼酎はバブル化していたのです。そして経験則は、こっちの方が弾けやすく、弾けた後は“え~!あんなに持てはやされていたのに、見向きもされない”状態になるのだった。それを知っている飲み手は2万円?ケッ!バーロー、となるし、作り手も早くバブルなど収まってくれと願うのだった。結局流通段階で値を煽って儲けようとする輩が跋扈しているわけ・・。
セミナーはわざわざ大分から参加していただいた方がいて感謝です。
セミナーはわざわざ大分から参加していただいた方がいて感謝です。
焼酎は呑むとお姉さんがきれいに見えて、いざ鎌倉の頃に眠くなる副作用が欠点だと思うニャ
熊本ではなかなか聞けない話でありがとうございました。
ところで、昨日は街をあげて浴衣祭りが開催されてましたので、浴衣の女性が多かったのだと思います。
お店によっては、浴衣のお客さんには1ドリンクサービス等、いろいろと趣向を凝らしたようです。
次回は是非 浴衣持参でお越しください。
それとイチョウ焼酎は、確かに衰えつつある脳にカツを入れるのに良さそうだ~。しかしイメージとしては苦そうですね。良薬口に苦し・・・となると焼酎も薬ということか。