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亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

米債利回りの低下と金価格

2019年03月27日 20時43分11秒 | 金市場
本日は欧州というか金市場の感覚では、ロンドンの時間帯から米債のボラが上がっている。10年債の利回り(つまり長期金利)は、日本時間の夕刻5時頃にかけて急低下し2.352%まで低下。買いが入り価格が急騰しているわけだが、26日はそれなりに落ち着いた動きだった。それでも長短金利の逆転現象は続いている。本日は現時点で、それが拡大している。ドイツ10年債も買われマイナス利回りは深化中。市場が勝手に深掘り中。

ちなみに米国債は、5年債がもっとも利回りが低い(26日で2.198%⇒本日日本時間20時30分2.155%)という、いびつな状況にある。話題の3ヵ月物TBは現在2.453%。10年と0.1%(10ベーシス)も差がついている。今週は10-12月期GDPの確報値。来週はISM製造業、3月の小売売上高と注目指標が続く。結果に対する反応がどうなるか。面白くなってきた。

面白くなってきたのは金市場も同じで、地味な動きながら、いろいろ変化が起きている印象。
今週は週初に日本証券新聞のインタビューにて、明日配信の時事通信の「アナリストの目」にて強気の見通しを書きました。といっても、昨年秋からセミナーで話しているような内容だけど。理屈の上では米債利回りの低下と金価格はつながっている。


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