亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

「夏の終わりの・・・・」

2011年08月21日 23時49分36秒 | 徒然(つれづれ)

一昨日から大気がガラッと入れ替わった関東地区(他も?)。今日の東京は昼間でも21℃とかで、確かに軽装では肌寒かった。早いもので8月も最終コーナーに入る。「夏の終わりの勉強会」の昼の部が明日開催となります。気候は「夏の終わり」らしくなったが、金市場のほうはヒートアップ。先週は週足で109.6ドル高と01年5月以降の上昇トレンドの中で最大。最大振幅も150.6ドルと最大。大きな相場であることは、ここまでの経緯から早くから明らかになっているが、それがどの程度のものかは、はっきり言って「相場のことは相場に聞け」ということになる。欧米投資銀行も環境変化に合わせて軒並み価格見通しを上方修正したが、驚かせたのはJPモルガンの2500ドルというものだった。突出していた。GS(ゴールドマン)など1700ドル台だった。各社の予想を見てJPモルガンには気をつけねばと思った。なぜなら、当時ここに「大きな胎動」と書いたことがあるが、同行が今年の2月7日に金現物をレポ取引の担保にすると発表したが、市場内部の大所の動きを部分的であれ把握しているところでもあるからだ。もちろん内部の都合やもろもろあって予想通りになるか否かは別であるけれど。言えるのは、投資家のすそ野が一般の予想を超えて広がっているということ。当然、相場つきも変る。

 

さて、明日の勉強会は、お陰さまで希望者多く、かなり窮屈な思いをされる可能性があります。その点はご容赦を。遠方から参加いただく方もいるようで、いずれにしましても感謝です。

 

 

写真は先週の京都での会食で供された「アユの塩焼き」。アユもおしまいかな・・・(まだ?)。その供され方が、個々でなくご覧のように「ド~~~ン」という感じで、(アユの塩焼き大好き人間は)見ただけでうれしくなってしまった。

 

それと写真ではわからないでしょうが、「鱧の刺身」がその“つま”との組み合わせが絶妙で素晴らしかった。初めてだった。

 

 

メインは「鱧しゃぶ」・・・贅沢でした。手前の一皿がなんと一人前。

しか~~し、お代は驚くほどリーズナブル。

楽しい会話に、ほんと記憶に残る出しものでした。

セッティングいただいた齋藤さんご夫妻ありがとうございました。

 


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« やはり流れは変らず(ドル円... | トップ | このまま夏休みも過ぎていき... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
JPM (fairlane)
2011-08-22 02:17:43
JPMは昔から、色々と言われてますよね COMEXのピットのディーラーの噂話の記事で、必ずここが出てきてました。

ここはさる筋の注文でかなりのショート持っていたと噂されてたけど、その玉どうしたんだろう。。まさかまだ持ってるとは思えないのですが、持ってたら踏み上げで$2500??

goldbugという言葉は死語になったのですかね。最近とんと聞かなくなりました

セミナー楽しみにしております

返信する
マッタケじゃないですか?? (遠藤嘉英)
2011-08-22 13:05:45
いつも拝見させていただいてます。
金相場も大きな相場となっていますが、鱧しゃぶの後ろに控えていらっしゃるのは、マッタケを割いたものですね。
こちらも大きなものになっていますね
返信する
2500ドルですか・・・。 (きんきん)
2011-08-22 17:10:46
まぁ2000ドルを超えれば風景も変わることでしょう。そういえば米国の某氏と中国の某氏が密談に励んだようですが中身はどんなもんでしょうね?米国債にわずかでもゴールドを付与しますなんて言ってないでしょうが、あれから40年。来年あたり何が起きてもおかしくない気配を感じています。
返信する
マツタケ ()
2011-08-23 11:11:52
中国産です。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

徒然(つれづれ)」カテゴリの最新記事