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亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

小康状態も束の間・・・

2009年03月26日 19時03分16秒 | 金融市場の話題
NY連銀による国債買い取り初日の昨日、FEDによる住宅ローン金利の押し下げを「力技」という風に書いたが、その後行われた5年債340億ドルの入札結果は芳しくなかった。同日の英国の7年債入札が発行予定17億5千万ポンドに対し応札がそれに満たない(16億3千万ポンド)・・・すなわち「札割れ」が起きていたことが、影響したと考えられるが、そもそも市場からの国債の買い付けに先に乗り出し金利の押し下げに成功していたのが英国(BOE、イングランド銀行)だった。昨日のNY連銀の買いオペは75億ドル(約7200億円)に上るが、一方で今週は米国債(新発債)の入札ラッシュの週でもある。24日の火曜日に行われた2年債400億ドルは無難に終わっていた。本日は7年債240億ドルが予定されており総額980億ドルの発行は週間ベースで過去最高。さてさて、その結果はどうなるか。発行ラッシュは昨年末から始まっているが、いよいよ拍車が掛かってきている。それだけに中国はじめいろいろノイズのレベルが上がってきている。金市場が眺める材料でもある。

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2 コメント

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ひとつ気がかりが・・・ (いつも拝見しております)
2009-03-26 23:35:04
ドル建て外準を減らし続けているロシアです。皆、中国を見てますが、大穴とならないか心配です。
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入札情報 (入札情報)
2009-03-27 21:44:25
世の中不透明なものが多いですね。。
返信する

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