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亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

9月、10月約150トンの金輸入

2014年11月14日 23時42分16秒 | 金市場

昨夜ここに「先週のラジオNikkei「マーケット・トレンド」では中国の買いは落ちているが、インドは買っているとしたが、それは現時点での話」と書いたのだが、ロイターが伝えるところでは、インドの10月の金輸入が約150トン!!!にもなり、インド財務省と中央銀行が輸入制限強化の話し合いを進めようとしている・・・・とのこと。昨年、輸入規制強化で総すくみ状態で密輸に流れたのだが、今年は9月は143トンに10月は約150トン。しかし、この結果、自分としては、ほらね!ということだが。ここまでの価格展開には、なす術もなく、ということか。昨日の最後に書いたが、「インドの金需要は、腰が据わっている」わけだ。


ところで、労働市場(雇用統計)の状況に対する評価を上げ、予想よりややタカ派の印象を強くした10月のFOMC声明文。それゆえその後の市場でドル高、金安につながった。

その議事録要旨が来週19日(日本時間は20日早朝)に発表される。

前回9月の議事録はユーロ圏への懸念やドル高の影響が話し合われており、これはサプライズとなり株安を招くことになった。その印象が強く10月の声明文に臨んだ市場は、それらへの言及はなく肩透かし状態に。

おそらく来週の議事録で、その議論がなされていたことが判明するのではないだろうか。
ドル高への懸念は薄らいでいるのか否か。





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